どこのゴミ集積所にも、
『ゴミは分別して 決められた日に出しましょう』
の類のステッカーが貼ってある様です。
〈不法投棄は法律で罰せられます〉などと書かれたものが貼ってあるのは、
決められた日以外にゴミを出す人がいるからなのでしょう。
私の家の近くの集積所にも、そうしたステッカーが貼られていて、収集される日は、
当番に当たっている人が、周辺の掃除や回収されずに残されたゴミの後片付けをして
います。
当番に当たらなくとも、とんでもない日にゴミが出されていますと、思わず顔を
しかめてしまいます。
まず、生ごみはカラスがほじくり返して、辺りに汚物を撒き散らかし、強風の時などは、
ビニール袋などがとんでもない所まで飛ばされて行ってしまいます。
どうして守られないものかと、腹立たしいことも しばしばです。
この二日ほど、風の強い日が続きました。
当番ではありませんがゴミ収集車が行った後、辺りを点検してきました。
まだ返済期日には間があるのですが「予約」が付いている本なので、読み終えた本を
図書館へ返しに行って来ました。
『ホモ・デウス』(上) ―― テクノロジーとサピエンスの未来 ――
面白い表現がありました。
《・・・科学と宗教は、五00年もカウンセリングを受けてきたにもかかわらず、
いまだにお互いがわかっていない夫婦のようなものだ。
夫は相変わらずシンデレラを夢見ながら、そして、妻は白馬の王子に恋い焦がれ
続けていながら、今度ゴミを出しに行くのは誰の番かを言い争っているのだ。・・・》
(第五章 科学と宗教というおかしな夫婦 より)
この本、(下)は、まだ予約中。
いつ借りられるかは分かりません。
やっぱり買うほかないかも。
明け方にかけて積雪がありました。
視覚的な「冬」を感じています。
図書館からの帰り道、まだ片隅に残っている雪を踏んづけたりしながら歩きました。
滑らないゴム靴を履いて行きましたので安全です。
少し子どもにかえった様な気分。
雪、それも初雪が降ってワクワクする様な嬉しさに心が弾んだだのは、遠い記憶です。
『つもった雪』
金子みすゞ
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。
下の雪
重かろな。
何百人ものせていて。
中の雪
さみしかろな。
空も地面もみえないで。
(金子みすゞ童話集『わたしと小鳥とすずと』より)
『ゴミは分別して 決められた日に出しましょう』
の類のステッカーが貼ってある様です。
〈不法投棄は法律で罰せられます〉などと書かれたものが貼ってあるのは、
決められた日以外にゴミを出す人がいるからなのでしょう。
私の家の近くの集積所にも、そうしたステッカーが貼られていて、収集される日は、
当番に当たっている人が、周辺の掃除や回収されずに残されたゴミの後片付けをして
います。
当番に当たらなくとも、とんでもない日にゴミが出されていますと、思わず顔を
しかめてしまいます。
まず、生ごみはカラスがほじくり返して、辺りに汚物を撒き散らかし、強風の時などは、
ビニール袋などがとんでもない所まで飛ばされて行ってしまいます。
どうして守られないものかと、腹立たしいことも しばしばです。
この二日ほど、風の強い日が続きました。
当番ではありませんがゴミ収集車が行った後、辺りを点検してきました。
まだ返済期日には間があるのですが「予約」が付いている本なので、読み終えた本を
図書館へ返しに行って来ました。
『ホモ・デウス』(上) ―― テクノロジーとサピエンスの未来 ――
面白い表現がありました。
《・・・科学と宗教は、五00年もカウンセリングを受けてきたにもかかわらず、
いまだにお互いがわかっていない夫婦のようなものだ。
夫は相変わらずシンデレラを夢見ながら、そして、妻は白馬の王子に恋い焦がれ
続けていながら、今度ゴミを出しに行くのは誰の番かを言い争っているのだ。・・・》
(第五章 科学と宗教というおかしな夫婦 より)
この本、(下)は、まだ予約中。
いつ借りられるかは分かりません。
やっぱり買うほかないかも。
明け方にかけて積雪がありました。
視覚的な「冬」を感じています。
図書館からの帰り道、まだ片隅に残っている雪を踏んづけたりしながら歩きました。
滑らないゴム靴を履いて行きましたので安全です。
少し子どもにかえった様な気分。
雪、それも初雪が降ってワクワクする様な嬉しさに心が弾んだだのは、遠い記憶です。
『つもった雪』
金子みすゞ
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。
下の雪
重かろな。
何百人ものせていて。
中の雪
さみしかろな。
空も地面もみえないで。
(金子みすゞ童話集『わたしと小鳥とすずと』より)