「空母」さん、あまり、長居しないで、と言いたいくらいです。

庭の花木の手入れを、と思っていたのですが、ちょっと体調不良でしたので、
取り止めに。
まぁ、お天気も、良くなかったし、ということで、昨日は、一日ゆっくり、というより、
ダラダラと過ごしてしまいました。

〈北朝鮮のミサイル発射情報をうけ、東京メトロやＪＲ西日本も、北陸新幹線の
一部の運行を見合わせたとか〉
〈安全保障関連法に基づき、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、海自横須賀基地を出港。
房総半島沖周辺で米海軍の補給艦と合流し、任務を始めたとか〉

何とも不穏なニュースです。
北朝鮮のミサイル発射を是とするわけではありませんが、アメリカの空母が
日本近海を航行したりすることの方が、何かしら切迫した不安感に襲われてしまいます。
とにかく、不測の事態が起こらないことを願うばかりです。
戦争って、国のメンツを立ててみても、双方が、とてつもない傷を負うことは、
歴史が証明しています。
「空母」さん、あまり、長居しないで、と言いたいくらいです。

軍事評論家でもなく、ごく常識的な考え方しか持っていない私にとっては、
考え方の違う者（国）同士は、物理的に　あまり近づかないで、
距離を置いた方が冷静に対処できるような気がするのです。
〈何を、呑気なことを、事態は、危険が緊迫しているのに〉
と、呆れられるかもしれませんが。

不測とは、その字のごとく、「予測できないこと　思いがけないこと」です。
でも、アメリカの空母が出張ってきて、相手国の近海で合同演習などすれば、
危機感を必要以上に与え、双方が引っ込みのつかないことになってしまうのは、
難しい論理ではなく、ごく当たり前の事ではないでしょうか。

高校生と思しき若者がコンビニの前で、おしゃべりしているのを耳にしました。
「北朝鮮、ミサイル撃ったんだって！」
「おっかねーな　どこに逃げればいいんだ」
「電車、止まったってよ」
「北朝鮮、ミサイルやってみたところで　アメリカに勝てる筈ねぇじゃん」
「しらねぇ。行くぞ」
と、自転車で行ってしまいました。
さほど　深刻な話しぶりでは　ありませんでした。
あまり、自分たちに関係のあることだとも思っていない様子でした。

コンビニで、深刻に政治談議をするわけでもないでしょうが、こうした反応が
平均的なのでしょう。
私には、米海軍の補給艦と、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が並走する姿の方が、
怖く感じられました。

記者団の前に現れた安倍首相は、国会での答弁の時とは違ってゲンキな表情。
ゲンキはいいことですが、「森友学園」の方、安易に幕引きをはかったりせず、
しっかり究明してほしいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉