ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

セキュリティの強化対策を。

2015-06-19 06:17:01 | 日記
6月18日 衆院予算委員会。
正直言って、安全保障関連法案に対する首相答弁は、
“もう結構です”
と言いたいぐらいでした。
質問内容がどうであれ、一方的に自分の見解を、同じ文言を、まくし立てるだけ。
『壊れかけのRadio』ならぬ〈壊れたレコード〉みたいです。
安倍首相の〈機雷掃海・ホルムズ海峡〉持ちだしにも一貫性がありません。

各議員が、「年金情報流失」関連で、質問に立ちました。
年金問題は、国民一人一人に大きくかかわる大切な問題です。
被害状況の全貌をしっかりと捉え、今後の対策を講じるべく管理・指導して
もらわなければなりません。

中継を見ていて思ったのですが、安倍政権には、サイバー攻撃に対する危機感が
希薄なのではないでしょうか。
こうしたサイバー攻撃に対して、「氷山の一角ではないか」と民主党の小川純也議員が指摘
していました。
パソコン操作も ままならない人間が言うのも おこがましいのですが、私も、そう思います。
今回の「年金情報流失」問題、単に年金受給者の保護ということに限らず、
様々な分野でのセキュリティの強化対策を、しっかりしてほしいと思います。

安倍総理は、
『国民のいのちと、幸せな暮らしを守るために』
とさえ言えば、憲法学者や有識者が「違憲」としても、この法案は「正義」、
故に「合憲」だと主張し、
『切れ目のない対応をするため』
として、安保法案を押し通そうとしています。
しかし、真に国民の安全と暮らしを守るためには、サイバー攻撃に対するセキュリティ対策を、
まずは しっかりやってほしいと思います。

『ホルムズ海峡の機雷掃海』を持ち出したり、
『朝鮮半島有事の際、攻撃された米艦船を助けなくていいのか』
との「絆」論を執拗に述べたてたり、果ては、党首討論の際、
『朝鮮半島有事で、某国が『東京を火の海にする』
などと発言をエスカレートさせ、
『日本に、ミサイル攻撃をするかもしれない状況が発生した場合』
などとの仮定で安全保障関連法案の必要性を論じるよりも、
まずは、国の統治機構へのサイバー攻撃へのセキュリティ対策に、
『自衛権』として力を注いでほしいものです。

そんなことはないと思いますが、安倍首相の脳内にインプットされている「戦争」イメージは、
『日本海海戦』辺りにあるのかしらん………などと、失礼な憶測をしてしまいました。

国会中継を観ていて、強く感じたところです。
                                    〈ゴマメのばーば〉

コメント (1)
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