京都大学の研究チームによる実験によりますと、
〈犬は、飼い主に非協力的な人を嫌う〉
〈飼い主への協力を拒む「意地悪な人」から、餌をもらわない〉
その結果、
〈犬は、自らの利害に関係なく、感情的に第三者を評価している可能性がある〉
との研究結果を発表しました。
こんな研究の お話大好きです。
犬で思い出したのですが、静岡文化芸術大学教授・磯田道史先生のことです。
映画にもなった「武士の家計簿」をはじめ、古文書を読み説き、
歴史の愉しみ方を教えてくれる先生。
現在、BSプレミアム「英雄たちの選択」で司会をなさっています。
司会そのものより ご自身が“しゃべりたくて、しゃべりたくて”感を、
いつも漂わせているので、番組内容もさることながら、磯田先生のトークが聴きたくて、
番組を毎週観ています。
6月10日の午後、何気なくテレビをつけました。
なんと、NHK「スタジオパークからこんにちは」に、
磯田先生がゲスト出演していたのです。
あれやこれやの楽しい“おしゃべり”でしたが、忍者が忍びに入る際の心得帳というか、
ノウハウなどを、古文書を示して語っていらっしゃいました。
☆「忍び」に入る時、イヌを吠えなくさせる呪文。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
と、三回唱える。
等々。
そして、先生ご自身が、教授会の帰りにイヌに試してみたとのこと。
『吠えられましたね』
と、真面目な顔つきでおっしゃったのです。
私は観ていて吹き出してしまいました。
こんな先生が、私は大好きなのです。
磯田先生は、以前「さかなクン」と対談なさったそうで、
「さかなクン って面白いですよ」
と話されていました。
「磯田道史」VS「さかなクン」
かなり、面白かったのではないでしょうか。
見られなくて残念。
と、いうことで、昨日。
外出しての帰り道、塀の中に大きなイヌがいる お宅の前を通りました。
鎖で繋がれているようですから、身の危険はあるまいと思って、
私も例の呪文を試みてみたのです。
家の人に聞かれるのは恥ずかしいので、そっとやってみました。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
イヌは怪訝な顔つき、
『うー』と小さな唸り声、
「さては吠えられるか」
と、逃げ腰。
急いで、その場を離れました。
何だか、イヌから
『バーカ』
『変な ばーさん』
と、言われたような敗北感だけが残りました。
しばらくは、あの道、通らないことに。
〈ゴマメのばーば〉
〈犬は、飼い主に非協力的な人を嫌う〉
〈飼い主への協力を拒む「意地悪な人」から、餌をもらわない〉
その結果、
〈犬は、自らの利害に関係なく、感情的に第三者を評価している可能性がある〉
との研究結果を発表しました。
こんな研究の お話大好きです。
犬で思い出したのですが、静岡文化芸術大学教授・磯田道史先生のことです。
映画にもなった「武士の家計簿」をはじめ、古文書を読み説き、
歴史の愉しみ方を教えてくれる先生。
現在、BSプレミアム「英雄たちの選択」で司会をなさっています。
司会そのものより ご自身が“しゃべりたくて、しゃべりたくて”感を、
いつも漂わせているので、番組内容もさることながら、磯田先生のトークが聴きたくて、
番組を毎週観ています。
6月10日の午後、何気なくテレビをつけました。
なんと、NHK「スタジオパークからこんにちは」に、
磯田先生がゲスト出演していたのです。
あれやこれやの楽しい“おしゃべり”でしたが、忍者が忍びに入る際の心得帳というか、
ノウハウなどを、古文書を示して語っていらっしゃいました。
☆「忍び」に入る時、イヌを吠えなくさせる呪文。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
と、三回唱える。
等々。
そして、先生ご自身が、教授会の帰りにイヌに試してみたとのこと。
『吠えられましたね』
と、真面目な顔つきでおっしゃったのです。
私は観ていて吹き出してしまいました。
こんな先生が、私は大好きなのです。
磯田先生は、以前「さかなクン」と対談なさったそうで、
「さかなクン って面白いですよ」
と話されていました。
「磯田道史」VS「さかなクン」
かなり、面白かったのではないでしょうか。
見られなくて残念。
と、いうことで、昨日。
外出しての帰り道、塀の中に大きなイヌがいる お宅の前を通りました。
鎖で繋がれているようですから、身の危険はあるまいと思って、
私も例の呪文を試みてみたのです。
家の人に聞かれるのは恥ずかしいので、そっとやってみました。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
イヌは怪訝な顔つき、
『うー』と小さな唸り声、
「さては吠えられるか」
と、逃げ腰。
急いで、その場を離れました。
何だか、イヌから
『バーカ』
『変な ばーさん』
と、言われたような敗北感だけが残りました。
しばらくは、あの道、通らないことに。
〈ゴマメのばーば〉