多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

枯草枯れ木燃やして「殺人兵器」?

2016-11-17 | Weblog
少し前の神宮外苑のイベント火災ですが、木くずがあれだけ燃えるのが意外だった人も多いのでは?

戦国時代の城攻めで枯草や枯れ木を積んで火を放ったと聞くと、いかにも野蛮で幼稚に聞こえます。

しかし物置などで何年もかけてカラカラに乾いたビンテージもの(?)の枯草や枯れ枝の火の広がり方は半端ではない。

ガソリンなどと大差ないくらいです。

さらに君がもし敵将のいる2階に火を放つとしたらどうするか?

仮に戦国時代にガソリンがあったとして、ガソリンの炎を2階に届かせるのは結構難しいが、枯草や枯れ枝を積み上げればごく短時間で炎が届く。

縦方向に炎を伸ばしやすい。

もっとショボいのでは冬の多摩川の河原の枯草が燃える火事というのがあります。

何でも火がついて燃え出したら皆同じ、みたいなことを言っている人がいましたがガソリンも枯草も確かにそうでくれぐれも火の用心を。

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グローバル化で豊かになった人、いますか?

2016-11-17 | Weblog
トランプ大統領登場はグローバル化が破綻したからだと以前書きました。

多文化共生を看板に掲げ、各国独自の伝統や文化を破壊し国境をなくし無際限に外国人を入れた結果世界中にテロと民族対立が広がった。

ザッとこんなところでした。

しかしもう一つ忘れてならないのはグローバル化で格差が広がったこと。

グローバル化で儲けたのはいうまでもなくグローバル企業。

しかし簡単な話、日本にも展開しているグローバル企業で働き高所得の恩恵に浴している人は一体どれだけいるか。

グローバル企業が肥え太った時代は日本は空洞化の時代でした。

トランプの保護貿易主義が批判されますが、保護貿易で一番困るのはグローバル企業。

ところでEU離脱ではメルケル、今回の米大統領選ではクリントンのようなグローバル志向政治家が嫌われましたが、グローバル企業自体には矛先は向かわなかった。

漠然とした反感はあっても政治的な敵意とまではいきませんでした。

しかしグローバル政治家が嫌われだしたのだからが、次はグローバルが…となりそうですがサテどうなるか。

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