多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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アジア版より本物のNATOに加盟すれば?…石破の「アジア版NATO構想」

2024-09-30 | 政治つぶやき 令和6(2024)

石破が公約で「アジア版NATO構想」を提唱しています。

NATOのような相互防衛義務をもつ集団的自衛体制があれば中露北への抑止になり、NATO国に米国が核配備しているようにアジア版NATO国に核配備すれば核使用の抑止にもなるとの構想です。

 

一見もっともな主張に聞こえますが、このアジア版NATOにはベトナムやインドネシアやフィリピン・タイなどが加わると考えられます。

しかしこれらの国、NATOの主要国に比べ軍事力ははるかに脆弱。

 

南シナ海でベトナム・フィリピンが中共にやられまくっているのからも分かるように、これらの国が攻撃を受けた際防衛義務の矢面に立たされるのは日本。

相互防衛体制で日本を守るどころか日本の防衛の足手まといとなり、左翼の主張するように遠くの国での戦争に巻き込まれかねません。

 

さらにこれらの国は米中二股で、政権交代や経済情勢次第で米か中のいずれかになびいていてアテにならない

またこうした国に米国が重要機密を公開するとも思えず防衛集団としての機能はあまり期待できない。

 

ここでまとめ:

日米同盟の米国が弱体化して不安なら、台湾やオーストラリアのような環太平洋諸国と連帯すればよく、さらに欧州各国との連帯で補強し本物のNATOに加盟する方がマシでは?


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