多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川に近すぎて目立たない?府中用水

2011-07-01 | Weblog
この写真、多摩川にほぼ沿って流れている府中用水です

多摩川に沿ってと書きましたが、この写真は調布市内を多摩川に沿って流れ、水門で多摩川とつながるあたりです

用水だから多摩川に流れ込むのでなく多摩川から取水するのではとか、調布を流れているのになぜ府中用水か、など、疑問は多々あるでしょうが、その辺は専門のサイトを見て下さい

ところで一角を写真で切り取るとなかなかの見ものです

自然派の人が目の敵にするコンクリート三面護岸も、こうやってみれば産業遺産の人工美みたいに見えなくもない

これが都心にあったら、「文学散歩の道」とか「ふれあいの道」など役所的名前がついて、川沿いの樹の名前の札もつけられたりで、うるさいこと限りないでしょう

しかしこの府中用水、地元でもあの川か、程度の存在感でしかなく、名前を知っている住民も少ないのでは

そこでタイトルみたいに、多摩川に近すぎるから目立たないのでは、となるわけです

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

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●小難しくて嫌味な? 登山用語 元林徹の多摩川から一言

2011-07-01 | Weblog
大昔に登山をやっていたことがありますが、そのころから違和感があって今になっても親しめないのが、あの小難しい登山用語です

ドイツ語や英語が多くて、時にはフランス語まである

ワンダーフォーゲルだのビバークだのザイルだのシュラフだのツェルトだのケルンだのコッヘルなどなど…、よくもまあこれだけ

それもチッキだのメリケン粉みたいに庶民的になまっていればまだ許せるが、中には長母音や短母音が正確だったりして、余計に腹が立ってくる

日本語に直してもやたら難しい漢語を当てたがる

戦前旧制高校の伝統だか何だか知らないが、当時の左翼思想言葉や軍隊用語とどこか似ています

一般庶民をケムに巻くような難しい言葉をポンポン並べて、オレたちは進んでいるのだ、偉いのだ、苦悩しているのだ、と威張っているみたいな

ましてこういうのでウンチクをひけらかすとなると、硫酸を18リットルほどかけてやりたくなる

この点、釣り用語はいいですな

この前入れ食いだったんで、あそこのカケアガリへ行ったらスレていてボウズだ

釣りをやらない人でも、どういう状況か、直感的に大体見当がつきます

ルアーやフライなどは英語もあるが、これも控え目に徹して、言葉に酔ったりひけらかすような使い方はしない

美しく上品な日本語ではないにしても、キザな日本語ではなく、言葉がこなれています

結局は、庶民の釣り用語とインテリの登山用語なのでしょうか

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