これだから、ブックオフ通いは止められないですよ~。
まさに、ウハウハ。
午前中、大学に出掛ける娘を駅まで送る。
その帰り、「念のため」近くのブックオフをチェック。
自宅近隣で一番思いがけない発掘品のある店舗。
クラシックの在庫は決して多くないのですが…。
まず、250円コーナーをチェック。ケンペ&ミュンヘン・フィルのベートーヴェンの交響曲1,3番(東芝EMI盤)を発見。購入候補に。
続いて、500円コーナーへ。
ボニング指揮のアダン「ジゼル」の2枚組が。持っていない曲だし、こういうのも1組あっても良いな…。
他に2、3気になるディスクをチェック。
そこに何気に目に飛び込んで来たのがこのディスク。
ARCHIV正規盤のガーディナーのマタイ!
しかも、国内盤。勿論、抜粋ではなく3枚組の全曲盤。
目を疑いましたよ。
「500円」の値札の前に「1」があるのではと。(1,500円にしたって安い)
見間違えではないかと、メガネを掛けているのも忘れて目を擦ろうとしちゃいましたよ~。
小銭を700円ほどしか持っていなかったので、このマタイだけ持ってレジへ。
値札が間違っている可能性もあるので、コソコソと、かつ急いで。(別に悪いことをしている訳では無いのだが)
無事に精算を済ませ、「すいません、値札違ってました」と呼び止められても絶対振り返らない固い決意で店を出る。
運転中も追っ手が来ないか、バックミラーをチェック、チェック、チェック。幸い付けて来る車はない。(サスペンスドラマかよ)
でもさ、どうせ盤は傷だらけに決まってますよ。何せ、この名盤が3枚組500円ですから。
まあ、それでもちゃんと聴ければOK。
帰宅して、開けてビックリ玉手箱。(この言い方はもう死語?)
超美品!
キズも汚れもほとんど無し。未開封品かとさえ思ったほど。
何しろ、ライナーノーツだって折り目すら無いのですからね。
もしかしたら、どこかの少年がショップで万引きでもして来た品なんてことさえ考えちゃいましたよ。
「おめえ、しょうがねえなあ。こんなわけのわかんねえクラシックなんかパクって来たってしょうがねえだろ。早くどっかで売っ払らってきちまえよ」なあんていう会話も想像してしまいました。
しかし、それもあらぬ嫌疑だったよう。
ケースの裏に購入日らしい「1989.12.25」(「25」はやや不鮮明で「15」の可能性も)が青いマジックでうっすらと。
発売直後に購入されたもののよう。
何と20年以上に渡って、新品同様に保管されて来たものらしい。
盤面の経年劣化は素人目の目視でも、素人耳でも全く感じられない。
前の持ち主の方に感謝感謝であります。
これからもこのディスク大切に聴いて参りますよ!
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール、福音史家)、アンドレアス・シュミット(バリトン、イエス)、バーバラ・ボニー(ソプラノ、第12,13,27番/ピラトの妻)、アン・モノイオス(ソプラノ、第8,48,49番)、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(アルト、第5,6,30,51,52番)、マイケル・チャンス(カウンターテノール、第27,39,59,60番/証人)、ハワード・クルック(テノール、第19,20,34,35番/証人)、オアフ・ベーア(バリトン、第22,23,56,57番/証人/ピラト/ペテロ/第1の祭司長)、コルネリウス・ハウプトマン(バス、第42,64,65番/ユダ/大祭司)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、ロンドン・オラトリー少年合唱団(合唱指揮:パトリック・ルシル)(ARCHIV盤)
久々の「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の開催。
メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルク、ラミンに続く第7弾です。
メンゲルベルク、ラミンという「歴史的名盤」やグッテンベルクなどの「隠れ名盤」(抜粋しか聴いていないのが大変残念ですが、ダウス盤は素晴らしかった)を中心に聴いて来ましたが、「現代楽器による本命系名盤」のマウエルスベルガー盤に続く、「古楽器による本命系名盤」の登場です。
これが、ガーディナーのマタイか!
ヘンデルかと思うほどスッキリした音楽がキビキビ進んで参ります。
マタイに精神性を求める向きには受け入れられないかもしれません。
声楽陣も豪華でしょ!
オペラやリートで活躍している歌手も多く、彼ら彼女らの美声を聴くのも楽しい。
華のあるマタイ。
濃厚なマタイも良いけれど、日常的に聴くマタイとしてはこれはピッタリ。
今日は時間が無いので、1回通して聴くのが精一杯ですが、これからも折に触れて聴いて参りましょう。
また、今後も色々な演奏を聴いて参ります。
「もっと日常的にマタイを聴こう!」であります。
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まさに、ウハウハ。
午前中、大学に出掛ける娘を駅まで送る。
その帰り、「念のため」近くのブックオフをチェック。
自宅近隣で一番思いがけない発掘品のある店舗。
クラシックの在庫は決して多くないのですが…。
まず、250円コーナーをチェック。ケンペ&ミュンヘン・フィルのベートーヴェンの交響曲1,3番(東芝EMI盤)を発見。購入候補に。
続いて、500円コーナーへ。
ボニング指揮のアダン「ジゼル」の2枚組が。持っていない曲だし、こういうのも1組あっても良いな…。
他に2、3気になるディスクをチェック。
そこに何気に目に飛び込んで来たのがこのディスク。
ARCHIV正規盤のガーディナーのマタイ!
しかも、国内盤。勿論、抜粋ではなく3枚組の全曲盤。
目を疑いましたよ。
「500円」の値札の前に「1」があるのではと。(1,500円にしたって安い)
見間違えではないかと、メガネを掛けているのも忘れて目を擦ろうとしちゃいましたよ~。
小銭を700円ほどしか持っていなかったので、このマタイだけ持ってレジへ。
値札が間違っている可能性もあるので、コソコソと、かつ急いで。(別に悪いことをしている訳では無いのだが)
無事に精算を済ませ、「すいません、値札違ってました」と呼び止められても絶対振り返らない固い決意で店を出る。
運転中も追っ手が来ないか、バックミラーをチェック、チェック、チェック。幸い付けて来る車はない。(サスペンスドラマかよ)
でもさ、どうせ盤は傷だらけに決まってますよ。何せ、この名盤が3枚組500円ですから。
まあ、それでもちゃんと聴ければOK。
帰宅して、開けてビックリ玉手箱。(この言い方はもう死語?)
超美品!
キズも汚れもほとんど無し。未開封品かとさえ思ったほど。
何しろ、ライナーノーツだって折り目すら無いのですからね。
もしかしたら、どこかの少年がショップで万引きでもして来た品なんてことさえ考えちゃいましたよ。
「おめえ、しょうがねえなあ。こんなわけのわかんねえクラシックなんかパクって来たってしょうがねえだろ。早くどっかで売っ払らってきちまえよ」なあんていう会話も想像してしまいました。
しかし、それもあらぬ嫌疑だったよう。
ケースの裏に購入日らしい「1989.12.25」(「25」はやや不鮮明で「15」の可能性も)が青いマジックでうっすらと。
発売直後に購入されたもののよう。
何と20年以上に渡って、新品同様に保管されて来たものらしい。
盤面の経年劣化は素人目の目視でも、素人耳でも全く感じられない。
前の持ち主の方に感謝感謝であります。
これからもこのディスク大切に聴いて参りますよ!
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール、福音史家)、アンドレアス・シュミット(バリトン、イエス)、バーバラ・ボニー(ソプラノ、第12,13,27番/ピラトの妻)、アン・モノイオス(ソプラノ、第8,48,49番)、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(アルト、第5,6,30,51,52番)、マイケル・チャンス(カウンターテノール、第27,39,59,60番/証人)、ハワード・クルック(テノール、第19,20,34,35番/証人)、オアフ・ベーア(バリトン、第22,23,56,57番/証人/ピラト/ペテロ/第1の祭司長)、コルネリウス・ハウプトマン(バス、第42,64,65番/ユダ/大祭司)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、ロンドン・オラトリー少年合唱団(合唱指揮:パトリック・ルシル)(ARCHIV盤)
久々の「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の開催。
メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルク、ラミンに続く第7弾です。
メンゲルベルク、ラミンという「歴史的名盤」やグッテンベルクなどの「隠れ名盤」(抜粋しか聴いていないのが大変残念ですが、ダウス盤は素晴らしかった)を中心に聴いて来ましたが、「現代楽器による本命系名盤」のマウエルスベルガー盤に続く、「古楽器による本命系名盤」の登場です。
これが、ガーディナーのマタイか!
ヘンデルかと思うほどスッキリした音楽がキビキビ進んで参ります。
マタイに精神性を求める向きには受け入れられないかもしれません。
声楽陣も豪華でしょ!
オペラやリートで活躍している歌手も多く、彼ら彼女らの美声を聴くのも楽しい。
華のあるマタイ。
濃厚なマタイも良いけれど、日常的に聴くマタイとしてはこれはピッタリ。
今日は時間が無いので、1回通して聴くのが精一杯ですが、これからも折に触れて聴いて参りましょう。
また、今後も色々な演奏を聴いて参ります。
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私もガーディナーの指揮ぶりもさることながら、やはり歌手陣がとにかく私好みの人ばかりで、大好きな一組です。ボニーとオッターを筆頭によくぞここまで!というメンバーが揃っております。
まだまだ日常的に聴く域にまで達しておりませんが、積極的にマタイに取り組んでいきたいと思います?!
ガーディナー盤は以前持っていたのですが、当時は古楽器に馴染めず売ってしまいました。
最近、守備範囲が広がった気がしたので、売っていなかったヨハネ受難曲を聴き直し、売らなければ、マタイを聞き直せたのにー!と少々残念に思っています。
こんな経験がなかなかレコードを手放せなくさせるのです。
>「もっと日常的にマタイを聴こう!」
陰ながら応援しています。やはり繰り返し聴くべき名曲だと思います。
ガーディナーのマタイ全曲(国内盤)が500円っ!!?
何たる安さ!
アーノンクールの'70年盤(輸入盤)を950円で買った自分がバカみたいでございます。
ちなみに自分にとってマタイは日常的に聴くには荷が勝ちすぎています(汗)
何と!、完全に切れそうです!。どこのBOOKOFFですか?
是非、交通費をかけても行きたいので、教えて下さい。ただ、マタイ・・・は苦手でして、昔、ミュンヘンに住んでいた頃、上の子とミュンヘンバッハのマタイをガスタイクのホールへ聴きに行き、あまりの平板さに閉口して、ぶうぶう言っていたら、周りのドイツ人たちに「静かにしろ!」と怒られた記憶が蘇りますが。
コメント有難うございます。
そうですね、このガーディナー盤の魅力は歌手陣に負うところ非常に大ですね。
豪華競演を聴いていると、宗教曲なのかオペラなのか分からなくなるほど?です。華のあるマタイです。
バッハの宗教曲に関して、「神様仏様ヘレヴェッヘ様」(この言い方死語ですか(笑)、そもそもキリスト教の曲に何故に仏様?)とも個人的言われているヘレヴェッヘ盤は安くなったのを買って、ミチョランマの一部と成しています。
勿体なくてなかなか聴けておりません。
コメント有難うございます。
売ってしまって後から後悔する…十分ありそうなことなので、私は売ることがなかなか出来ません。
レコードプレーヤーが壊れたままでLPが死蔵状態の為、少し売却も検討しましたが二束三文にしかなりそうもないので、こちらもそのままになっております。
コメント有難うございます。
アーノンクールが古楽器オケを指揮した旧盤はLP時代の愛聴盤。CDを是非買い直したいと思っております。950円なら大正解ですよ!
コメント有難うございます。
リヒター所縁のミュンヘンでマタイとは羨ましい限りです。
確かに取っ付きの良い曲では無いでしょうし、何しろ長いですが、ハマるとハマります。
マタイの世界に是非!
ブックオフのどこの店舗かは企業秘密です(笑)。
他にも宝の眠っている店舗が色々あると思いますので、金脈を発掘されることをお祈りしております。
いいものがゲット出来るのでしょうね
バッハはまだまだ勉強中で
マタイ受難曲難しそうですね
コメントの方々もその素晴らしさが良くお分かりのおようですね♪
golf130さんも皆様さすが、、、脱帽
いつも勉強になります♪
コメント有難うございます。
マタイ受難曲、キリスト受難の物語という重い題材ではありますが、バッハの音楽は深いだけでなく、優しい美しい!
難しくお考えにならず、是非お気軽に聴いてみて下さい。
私は、キリスト教の知識も無く、言葉も分からず、この曲を一つの「音楽ドラマ」として聴いております。
PC環境早く回復すると良いですね♪