golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブッシュ「交響曲第1番、第2番《ノッティンガム》」ボストック

2012-08-03 09:07:17 | Weblog
昨夜は飲みに行ってしまったし、今夜も飲み会なので今日は朝アップ。

直行でいつもより遅くて良いのですが、だいぶ余裕を見て家を出る。

ところが、人身事故で電車止まっています。再開の目処も不明。

暫く、駅に停止した電車で動くのを待つが、いつ動くか分からないため断念して別ルートでの振替電車へ。

約束の時刻には間に合うとは思いますが、ギリギリになってしまうかも。

ダグラス・ボストック指揮、王立ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック交響楽団(MEMBRAN盤)

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」というイギリスの作曲家のマイナー曲を中心に集めた10枚組の激安BOXを入手。

その中から、まずアラン・ブッシュ(1900~1995)の交響曲2曲。

と言っても、今まで全く知らない作曲家であります。

Wikipediaに拠れば、作曲をアイアランドに師事し、教え子にナイマンがいるという人。

ピアノは、モイセヴィチやシュナーベルに師事とのこと。

マルクス主義者だったとのことだが、さて肝心の作曲はどんな主義で作風だったのかについては記載が無く全く分からん。

聴いてみるしかない。

20世紀の作品ですが、音楽語法は伝統的なもので難解さはありません。

どちらも4つの楽章からなる交響曲。

第1番は、1940年の作品ということもありましょうか、シリアスな音楽。

しかし、大丈夫です。同じアランでも、スウェーデンのアラン・ペッタション(ペッテション)(1911~1980)の交響曲のような悲痛さはありませんから。

地味感は否めませんが、何回か繰り返し聴いていると、手応えのある力作で看過出来ない曲にも思えて参ります。

重厚なれど、重々しくなり過ぎずスッキリした感覚もあるのがイギリス音楽らしいところでしょうか。

第3楽章で独奏ヴァイオリンが入るのが白眉でしょうか。耳に残る旋律という訳でもありませんが。

第2番は1949年の作で、先の作品と比べると穏やかで親しみ易い作風。

第3楽章では祭りのようなリズミカルな曲調が聴けますし、第4楽章も明る目の音楽。

同じBOXシリーズのニールセンの演奏で知ったボストックですが、こちらでも堅実で見透しの良い演奏で聴かせてくれます。この盤のオケ(学生オケ?)はちょっと弱いですが。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
買います! (木曽のあばら屋)
2012-08-03 23:13:57
おお、この激安ボックスは良さそうですね!
マイナー曲がてんこ盛りで私好みです。
さっそく注文させていただきます!
返信する
マイナー作曲家&有名作曲家のマイナー曲 (golf130)
2012-08-03 23:51:25
木曽さん
コメント有難うございます。
そうなんです、このBOXはマイナー作曲家と有名作曲家のマイナー曲を中心に構成されていて、なかなかに琴線に触れるのであります。(笑)
是非、お聴きになられてみてください。
返信する

コメントを投稿