golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラフマニノフ「10の前奏曲集」他、アレクセーエフ

2011-04-18 21:19:08 | Weblog
今日、久しぶりにモノレールに乗りましたが、ここでもし地震が来たらと思うと怖かったですね。

今迄は、眺めが良いなあと思って乗っているだけでしたが。

実際、震災のあの時刻、職場の若者が「ゆりかもめ」に乗っていて、「死を覚悟した」と言っておりました。

今日外出先の関連会社の人と震災の件を話していて、このゆりかもめの話をしたら、「それ○○さんから聞きました」。

この間、別の同僚が来た時に話したそう。

この話、きっと色々な所に出回っているぞ!

無事だったからこその笑い話ですが、こういう中空を走る乗り物も地震を考えると怖いです。「想定外」もあり得るでしょうから…。

ドミトリ・アレクセーエフ(ピアノ)(Virgin CLASSICS盤)

やや苦手意識のある近代ロシアの作曲家の中では、ラフマニノフは結構良いな、と思っていたのであります。

しかし、今迄聴いて来たのはピアノの協奏作品や交響曲2番程度。

疎遠と言えば疎遠な作曲家でした。

ところが、先日来聴いているリヒテルの激安BOXの中にラフマニノフの前奏曲が数曲入っており、これはなかなか良いな~と思ったのであります。

それで、ショップでこの廉価な2枚組を見付け購入。

今日はその1枚目。

1.10の前奏曲集 Op.23
2.前奏曲 ニ短調(1917年)
3.5つの幻想的小品集 Op.3
4.リラの花 Op.21-5
5.ひな菊 Op.38-3
6.4つの小品~メロディ ホ長調(1887年)
7.東洋のスケッチ 変ロ長調(1917年)

こうして聴いてみると、ラフマニノフって、華麗なるロマン派の保守本流というか王道の作曲家なんだなあと改めて思います。

例えば、モスクワ音楽院の同級生だったスクリャービンにしても、或いはマーラーにしてもロマン派後期の作曲家はどこか「ヨレて」しまっているのに(そのヨレがまた大きな魅力ですが)、ラフマニノフは真っ直ぐにロマン派街道を歩んで来て、それがアナクロと言われることがあったにしても、これはとても美しい音楽であってなかなか素敵なのであります。

アレクセーエフは初めて聴いたピアニストですが、確かな技巧と清潔な音楽性でなかなか良い演奏に思いました。

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