golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴィヴァルディ「協奏曲RV105,86,101,107,103,98」イル・ジャルデーノ・アルモニコ

2010-11-20 09:12:13 | Weblog
あの~、それ私なんですけど…。

超暑がりの私は、真夏の盛りに買った清涼剤を「あぢい、あぢい」などと言いながら、今だに会社で使用しております。

ワイシャツの隙間から身体に吹き掛けたり、ネクタイを緩め首筋にスプレーするのです。

アルコールを主成分としたものなので、ひんやりしてとても気持ち良いのであります。

ところが、これの欠点は香料がキツメのこと。アルコールに香水のようなものが添加されているのですな。

「あぢい、あぢい」と何回も散布すると、この香り成分が累積して、自分でも匂いに辟易したりするのです。

こんな状態で、先日、文具関係の展示会を見に行きました。

少し人だかりのしていた「匂い付き消しゴム」のコーナーで、後ろの女性が私の肩ごしに遠目に消しゴムを見て、「ホントだ!凄く匂う」と驚いていらっしゃいました。

違うんです、違うんです。
誤解です、誤解です。

あの~、それ私なんですけど…。と言い掛けて口をつぐみました。

私もその消しゴムを手に取ってみましたが、実際には鼻に近付けて初めて香るというレベルの匂いだったのですね~。

イル・ジャルデーノ・アルモニコ(BRILLIANT CLASSICS盤)

先日、ブックオフで購入(500円)したヴィヴァルディの協奏曲集(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/da5bcb1e962263507f77463e40575170?guid=ON)3枚組の2枚目。

この3枚組は、いずれも演奏者が異なっているのが面白いところ。

今日の2枚目は、イタリアの「過激派古楽器集団」イル・ジャルの登場です。

1枚目がヴィヴァルディとしては地味な感じの曲が多かったのに対して、この2枚目はリコーダーなどが縦横無尽に活躍する、いかにもヴィヴァルディらしい作品が集まっています。

イル・ジャルデーノ・アルモニコのアクセントの強い切れ味鋭い演奏が、ピッタリツボにはまっています。

「四季」により、長いクラヲタ道に迷い込んでしまった私ですが、その後色々な作曲家の作品を聴いて行くうちに、恩知らずなことに「ヴィヴァルディなんて…」という不遜な考えを抱いていた時代もありました。(告白)

しかし、最近再認識し始めている作曲家。

このご機嫌極まりない曲と演奏は、再認識を加速しそうです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あなどれない・・・ (REIKO)
2010-11-20 17:51:39
私もヴィヴァルディは侮れない作曲家だと思っています。
このイルジャルのように、どんなにアクの強い演奏をしても、それに負けることなくますます強烈な個性を発揮する作曲家なんて、そう多くはいません。
最近は声楽曲の録音も増えているし、まだまだ底を見せてないと思いますね、彼は♪
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一番気になるのがオペラ (golf130)
2010-11-20 23:41:22
REIKOさん
コメント有難うございます。
膨大な協奏曲にも宝が色々潜んでいそうですが、やはり気になるのはオペラ。
アリアしか聴いたことが無いので、是非全曲を聴きたいと思っております。まずは廉価盤の1組を買ってみようと思っています。
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