golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」フライシャー、クレンペラー

2011-09-24 20:50:40 | Weblog
ネットで検索しない方が良かったかなあ?

今日は、リビングのエアコンを掃除する。

市販のスプレー式のエアコン洗浄剤。

2、3回使用したことがあり使い方は心得ている。

前カバーを開け、フィルターを外し水洗い。(フィルターは掃除機を掛けてから水洗いするのが本当なのでしょうが面倒なのでそのまま洗ってしまう)

そして、出て来た冷却フィンにスプレーするだけ、簡単簡単。

洗浄液に「森の香り」だかが含まれていて、いかにもスッキリ清潔になった気分。

残念ながら、今日は涼しい1日でエアコン掛ける機会はありませんでしたが。

念のため?、ネットでちょっと検索してみる。

スプレー式の洗浄剤ではエアコンの汚れがよく落ちないみたいな記事もいくつか見付かる。

う~ん、せっかくこっちが気分良くなっているのに~。

めげずに、このスプレーで他のエアコンもまた掃除するつもり。

レオン・フライシャー(ピアノ)、オットー・クレンペラー指揮ケルン放送交響楽団(MEMBRAN盤)

レオン・フライシャー(1928~)は名前だけは知っていましたが、聴くのはたぶん初めてのアメリカのピアニスト。

聴いた事が無かったのも、病気で長い間ピアニストとしての活動が殆ど出来なかったことが影響しているのでしょう。

絶頂期の1965年にジストニアという病気で右手の機能が麻痺してしまったとのこと。

近年になってボトックス療法という治療法で右手の機能が回復し、2004年に「Two Hands」というアルバムで奇跡のカムバックを遂げた人。

しかし、失われた年月はあまりに長かった。

ピアニストとして一番油の乗った全盛期をほとんど全て病気に奪われてしまった訳ですから。

ちなみに、ボトックス療法というのはボツリヌス菌が出す猛毒の毒素を活用した治療法だそうです。

さて、フライシャー20代後半のこの録音を聴くと、病魔がつくづく憎く思えます。

大指揮者オットー・クレンペラー(1885~1973)に対しても全く臆することなく、若者フライシャーは堂々と自分のピアノを弾いています。

フレッシュでありますが、しかし、決して若さで弾き切るといった演奏では無く、第2楽章の深い情緒など既に大家の音楽を思わせます。

演奏に恣意的な所は全く無く、録音こそ古いですが、そのピアノは現代にも十分通用するもの。

是非、他の録音も聴いてみたい素晴らしいピアニストを1人知りました。

1956年のライブ録音。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (木曽のあばら屋)
2011-09-25 00:03:52
こんにちは。
ボトックスは筋肉を弛緩させる注射薬で
お顔のしわ取りにも使われますね。
マドンナは毎月打っているとかいないとか。

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フライシャーさんは (左党)
2011-09-25 20:58:19
ライヴ経験ございますよ。
2006年6月のN響80周年特別公演にて。アシュケナージさんの弾き振り予定だったところ、その前の公演で負傷され、フライシャーさんがご登場。モーツァルト9番だったかと思います。
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芸能界御用達 (golf130)
2011-09-25 21:11:36
木曽さん
コメント有難うございます。
ボトックスは美容効果もあるのですね。
ボツリヌス菌は芸能界御用達ってことでしょうか。
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怪我人の代打が奇跡の復活の人 (golf130)
2011-09-25 21:23:27
左党さん
コメント有難うございます。
そうですか、それはさぞ凄い演奏会でしたでしょうね。
負傷したアシュケナージの代演が奇跡のカムバックを遂げたフライシャーとは!
前の回に負傷した選手に代わって、昨年までずっと入院していて今シーズン奇跡的に復活した選手が代打に立つという感じでしょうか。
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