golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

チャイコフスキー「交響曲第4 番」カラヤン

2009-07-08 22:22:15 | Weblog
今日はノー残業デーの為、帰り掛けに普段降りることの無い駅で途中下車し、知らない町を散策してみました。

そこは新しく瀟洒なマンションが立ち並ぶ街。

しかし、歴史と格式のある寺院もあります。

一歩路地を入ってみました。

古い小さな商店が並び先ほどの大通りとは風景が一変。昭和の香りムンムン。

更に、江戸の時代を偲ばせる不規則に折れ曲がった小路を歩くと昔の屋敷跡か?大きな森も。

ここ本当に現代の東京?という風景が色々見られ楽しい散歩でありました。

2駅分ほど歩いて、現代東京のターミナル駅から電車に乗って帰宅致しました。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

苦手系のチャイコフスキーの中で、例外的に好きな曲の一つ。

改めて聴きながら、この曲が好きな理由を考えてみますと、第3楽章と第4楽章に大きなポイントがあるようです。

弦のピッチカートで奏される第3楽章、昔初めて聴いた時に、その奇妙な不思議感覚に魅せられてしまったようです。知らない町を散策する様なワクワク感があるんです、この音楽。

そして第4楽章の歓喜の爆発、開放感。

静かな古い不思議な町並みを抜け、ネオン輝く大都会に出た、今日の散策の様であります。

カラヤンが何回この曲を録音しているのか知らないのですが1966年録音ですので、比較的早い時期のものでしょうか?

カラヤンらしいゴージャスさは意外に薄く、抑制の聴いた演奏に感じられました。

後年の録音はより洗練度を高めているのでしょうか?

当録音は勿論高い水準の演奏と思いますが、後の録音やロシア系のドロ臭い演奏も聴きたくなりました。

本日の帰り掛け、ブックオフでの250円調達品です。

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2 コメント

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カラヤンのチャイコフスキー (eyes_1975)
2009-07-08 22:43:02
チャイコの「交響曲」とくに「後期交響曲」に関してはカラヤンの得意中の得意ではないでしょうか。わかる範囲ではクレンペラー時代のフィルハーモニア管が初録だそう。その後、ベルリン・フィルで数回録音。とくにドイツ・グラモフォンから出ている「交響曲全集」は1970年代後半に録音されたもの。晩年のウィーン・フィルでも録音した。まだ、録音は存在するそうです。
私は「交響曲全集」はチャイコの「初期交響曲」が聴きたくて購入しました。通して聴くことにより、「交響曲」を作った経緯がわかってきます。「全集」では輸入盤でも手に入る確率が低いのか、ロシア演奏家を押しのけてカラヤンが競り勝っています。当然ですよね。「初期交響曲」も個性があるので聴いて欲しいです。
そして、「第4番」です。やはり、これはロシア演奏家の持ち味を生かすことをカラヤンはチャイコフスキーを作る。そんな技を持ってます。こういったところにも耳を傾けて欲しい。これを聴けば、チャイコフスキーやロシア音楽がきっと好きになると思います。
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初期交響曲 (golf130)
2009-07-08 22:58:08
eyes_1975さん
コメント有難うございます。
チャイコフスキーの初期交響曲はCDも持っていませんし、遥か昔に1番を聴いて「結構良い曲じゃない」と思った記憶がある程度です。
今度是非聴いてみたいと思います。
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