いつも、前半に与太話、後半に聴いたCDの事を書いています。
前半から書き出す事もあれば、後半が先の事も。勿論、行ったり来たりもあります。
今日は後半を書いて、さて前半と思ったのですが、はて、何を書こうか全く思い付かない。
今日は外出もしなかったし、特別何も無かった日。(後述の通り、注文していたCDが届いたのはとても嬉しいことですが)
書く事が思い付かない!、でふと思い出したのは、随分昔に上司から貰った、木を彫って作った小さな瓢箪。お金が貯まる御守とのこと。
作ったのは年配の名人の方だそうで、その御守を頂いた上司に聞いた話が大変印象的で今でも良く覚えております。
名人曰く、気を削って形を作っているのでは無く、「元々、木の中にある形があって、それを掘り出してあげているだけ」なんですって。凄いでしょ!
「ある形」は瓢箪の時もあれば、仏像の時もある訳ですね。
土の中に埋まっているものをただ掘り出しているのと同じだと言うのです。
そんな感じでブログ記事も書けたら良いのですが。
ディスプレイに元々隠れている文字を、ただなぞっているだけですよ~。なんて言えたら格好いいですね。
さて、そのお金の貯まる瓢箪の御守、ある時期まではキーホルダーに付けて大切に持っていたのですが、どこ行っちゃったかな??
あ~、これじゃお金は貯まりませんわな(笑)。
カール・エルブ(テノール、福音史家)、ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン、イエス)、ティアナ・レムニッツ(ソプラノ)、フリーデル・ベックマン(アルト)、ジークフリート・シュルツ(バス)、ギュンター・ラミン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団&合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団(DOCUMENTS盤)
今日は、アーノンクールの指揮でオペラを聴こうと思っていたのですが、先日ネット注文していたCDが思いの外早く届きましたので変更。18:00以降の時間指定でしたが、運送会社から電話があり「ご在宅なら」との事で14:00過ぎに受け取り。
購入した内の1組に入っているマタイの冒頭合唱が頭の中で鳴りだしちゃって、も~ういけない、聴かずにゃいられない(笑)。
久々に、「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の開催であります。
メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルクに続く第6弾。
こうして見ると、クラシック原理主義者らしからぬ、クレオバリー以外いずれも現代楽器による演奏ですなm(__)m。
しかも、これは1941年の太古録音。
ギュンター・ラミン(1898~1956)と言ってもご存知無い方が多いかもしれませんが、カール・リヒターのお師匠さん。
この事は知っていたのですが、検索してみると、ヘルムート・ヴァルヒャ、ハンス・マルティン・シュナイト、ペーター・シュライヤーなどそうそうたる人が門下生とのこと。
何しろバッハ演奏の総本山とも言える聖トーマス教会のトーマスカントル(音楽監督)を務めた(1940~1956)人ですからね。
ラミンの名前を知ったのは10数年前。
当時出向していた会社に相当なクラヲタの方がいらして、その方に名前を伺いました。「ラミンのバッハのカンタータとても良いよ」と。
以来、記憶の片隅で気になりながらも未聴。
ところが、偶然そのラミンのマタイが激安BOXの中に入っていることを知りました。
早速店頭をいくつも探すが見当たらない。2005年発売との事で廃盤かも?
単品でマタイだけあるのも見付けるが、それを買うのも悔しい。
HMVの店頭で聞いたら、取り寄せなら入るとのこと。しかし高い。とは言っても10枚組で2千数百円ですが(笑)。
それで先日ネットで発注。HMVで1,390円!!10枚組ですよ。マタイ以外にも宗教曲の古い、興味深い音源が入っています。
さて、ラミンのマタイ、意外にも現代的と言いましょうか。
勿論、「現代的」と言っても、ピリオド奏法の影響前の現代楽器演奏とあまり差異を感じないという意味ですが。
ロマン的な誇張を排した、贅肉を削ぎ落とした引き締まったマタイ。
やはり、リヒターに似ていますでしょうか。って、リヒターの方が弟子ですから、リヒターがラミンに似ているのでしょう。
実はですね私(ヒソヒソ)、決定盤の誉れ高いリヒターの旧盤持っていないのですよ。LPで新盤があるのみ。今度購入しなきゃですね。
当ディスク、古いSP録音で雑音はありますが、独唱の声は意外にも良い音で聴くことが出来ます。オケのトゥッティや合唱はさすがに濁りますが。
伝説の名歌手ゲルハルト・ヒュッシュの張りのあるイエス、メンゲルベルク盤でも福音史家のカール・エルブ、ソプラノのティアナ・レムニッツを始めとした歌手陣も確かな歌唱。僅かに時代を感じさせる歌い回しもありますが、ほとんど気になりません。
録音が古いので、決して何方にもお薦め出来るディスクではありませんが、マタイやリヒターの演奏がお好きな方は一度お聴きになってみては如何でしょうか。何しろ激安ですので。
それにしても、いつ聴いてもずっしりした手応えと感動が呼び起こされる超名曲。
本日3回目を聴いております。(3回も続けてマタイ聴くかって!(笑))
皆様も是非、「もっと日常的にマタイを聴こう!」。
なお、先日店頭で発見の単品販売されていたものは、検索の結果別録音と判明。1952年のモノラル盤。また聴いてみたい音源が増えちゃいました。
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前半から書き出す事もあれば、後半が先の事も。勿論、行ったり来たりもあります。
今日は後半を書いて、さて前半と思ったのですが、はて、何を書こうか全く思い付かない。
今日は外出もしなかったし、特別何も無かった日。(後述の通り、注文していたCDが届いたのはとても嬉しいことですが)
書く事が思い付かない!、でふと思い出したのは、随分昔に上司から貰った、木を彫って作った小さな瓢箪。お金が貯まる御守とのこと。
作ったのは年配の名人の方だそうで、その御守を頂いた上司に聞いた話が大変印象的で今でも良く覚えております。
名人曰く、気を削って形を作っているのでは無く、「元々、木の中にある形があって、それを掘り出してあげているだけ」なんですって。凄いでしょ!
「ある形」は瓢箪の時もあれば、仏像の時もある訳ですね。
土の中に埋まっているものをただ掘り出しているのと同じだと言うのです。
そんな感じでブログ記事も書けたら良いのですが。
ディスプレイに元々隠れている文字を、ただなぞっているだけですよ~。なんて言えたら格好いいですね。
さて、そのお金の貯まる瓢箪の御守、ある時期まではキーホルダーに付けて大切に持っていたのですが、どこ行っちゃったかな??
あ~、これじゃお金は貯まりませんわな(笑)。
カール・エルブ(テノール、福音史家)、ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン、イエス)、ティアナ・レムニッツ(ソプラノ)、フリーデル・ベックマン(アルト)、ジークフリート・シュルツ(バス)、ギュンター・ラミン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団&合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団(DOCUMENTS盤)
今日は、アーノンクールの指揮でオペラを聴こうと思っていたのですが、先日ネット注文していたCDが思いの外早く届きましたので変更。18:00以降の時間指定でしたが、運送会社から電話があり「ご在宅なら」との事で14:00過ぎに受け取り。
購入した内の1組に入っているマタイの冒頭合唱が頭の中で鳴りだしちゃって、も~ういけない、聴かずにゃいられない(笑)。
久々に、「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の開催であります。
メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルクに続く第6弾。
こうして見ると、クラシック原理主義者らしからぬ、クレオバリー以外いずれも現代楽器による演奏ですなm(__)m。
しかも、これは1941年の太古録音。
ギュンター・ラミン(1898~1956)と言ってもご存知無い方が多いかもしれませんが、カール・リヒターのお師匠さん。
この事は知っていたのですが、検索してみると、ヘルムート・ヴァルヒャ、ハンス・マルティン・シュナイト、ペーター・シュライヤーなどそうそうたる人が門下生とのこと。
何しろバッハ演奏の総本山とも言える聖トーマス教会のトーマスカントル(音楽監督)を務めた(1940~1956)人ですからね。
ラミンの名前を知ったのは10数年前。
当時出向していた会社に相当なクラヲタの方がいらして、その方に名前を伺いました。「ラミンのバッハのカンタータとても良いよ」と。
以来、記憶の片隅で気になりながらも未聴。
ところが、偶然そのラミンのマタイが激安BOXの中に入っていることを知りました。
早速店頭をいくつも探すが見当たらない。2005年発売との事で廃盤かも?
単品でマタイだけあるのも見付けるが、それを買うのも悔しい。
HMVの店頭で聞いたら、取り寄せなら入るとのこと。しかし高い。とは言っても10枚組で2千数百円ですが(笑)。
それで先日ネットで発注。HMVで1,390円!!10枚組ですよ。マタイ以外にも宗教曲の古い、興味深い音源が入っています。
さて、ラミンのマタイ、意外にも現代的と言いましょうか。
勿論、「現代的」と言っても、ピリオド奏法の影響前の現代楽器演奏とあまり差異を感じないという意味ですが。
ロマン的な誇張を排した、贅肉を削ぎ落とした引き締まったマタイ。
やはり、リヒターに似ていますでしょうか。って、リヒターの方が弟子ですから、リヒターがラミンに似ているのでしょう。
実はですね私(ヒソヒソ)、決定盤の誉れ高いリヒターの旧盤持っていないのですよ。LPで新盤があるのみ。今度購入しなきゃですね。
当ディスク、古いSP録音で雑音はありますが、独唱の声は意外にも良い音で聴くことが出来ます。オケのトゥッティや合唱はさすがに濁りますが。
伝説の名歌手ゲルハルト・ヒュッシュの張りのあるイエス、メンゲルベルク盤でも福音史家のカール・エルブ、ソプラノのティアナ・レムニッツを始めとした歌手陣も確かな歌唱。僅かに時代を感じさせる歌い回しもありますが、ほとんど気になりません。
録音が古いので、決して何方にもお薦め出来るディスクではありませんが、マタイやリヒターの演奏がお好きな方は一度お聴きになってみては如何でしょうか。何しろ激安ですので。
それにしても、いつ聴いてもずっしりした手応えと感動が呼び起こされる超名曲。
本日3回目を聴いております。(3回も続けてマタイ聴くかって!(笑))
皆様も是非、「もっと日常的にマタイを聴こう!」。
なお、先日店頭で発見の単品販売されていたものは、検索の結果別録音と判明。1952年のモノラル盤。また聴いてみたい音源が増えちゃいました。
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日常的にマタイを聴こう運動とても小生には真似できませぬ。
というか、じつはマタイの音源を所持していないという決定的にダメな状態だったりします(x_x;)
……タン・ドゥンの「マタイ」でも良いですか?(爆死)
コメント有難うございます。
うお~、タン・ドゥンですか!全然OKっすよ~。
ギター協奏曲のCDを持っているだけですが、新マタイ大変気になっております。
バッハのマタイ本当に凄い音楽ですよ。是非聴いてみてください。