一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

ライブドア株の行方(デイトレ長縄跳び、フジテレビの今後など)

2006-01-27 | あきなひ

昨日の朝、新聞記事についてのいちゃもんを書いたのですが、さすが47thさん、「坊主にくけりゃ袈裟まで・・・」で専門的な鋭いつっこみをされています。

私などが昼飯時に新聞記事をネタに「これがダメだとあんなことこんなこともダメってことだよな~」などと駄話をしていた部分や、読み流していたところ、読んでいなかったところも含めて(「やめとこう」とおっしゃった返す刀で)片端からなで斬り状態です。


さて、ライブドアの株価は強も乱高下で、完全にマネーゲーム状態ですね。

値動きを見ていて、子供のころやった「長縄跳び」を思い出しました。
回っている縄に入るときは、縄が頂点から下がり始めたところですっと近寄って、一番低いところでチョンと飛ぶわけで、下がりきらないところや上がりかけたところで飛ぶと、縄に引っかかってしまいます。

僕はそんなに運動神経がいいほうではないので縄跳びに参加しようとは思わないのですが、今日は1日で40%も値動きがあったので、ひと儲け狙ってみるかという人は来週以降ますます増えそうです。
今日は東証マザーズの売買高の98%がライブドアだったそうですが、システムのキャパシティは大丈夫なんでしょうか?
どのみち1時間限定なら、いっそのこと立会いが終わったあとの午後4時から1時間とかにしたらいいのでは?


また、今日は
ライブドア、フジに協力要請 首脳会談で事件を陳謝
(2006年 1月27日 (金) 19:43 朝日新聞)

ライブドア側が事件について陳謝し、大株主として経営再建に協力するよう要請した。これに対してフジ側は、ライブドアが経営についての考え方を説明することや、正しい財務内容を報告するよう求めた。

つぎはフジテレビの動向が話題になってます。単純化すれば選択肢は
 ① 売る ② 買う ③ 現状のまま持ち続ける
の3つしかなのですが、
昨年デューディリジェンスをした結果のはずの@329円による株式取得の責任問題とか、支援が失敗した場合の二重遭難のリスクとかあるのでフジテレビとしても厳しいところだと思います。

ところで、上の記事中「正しい財務内容を報告するよう求めた」というところは、その結果インサイダー情報に触れることになるので、それが公表される前は売ることも買うこともできなくなってしまうわけですがフジテレビとして選択肢を狭めることにならいいんでしょうか?

「きちんと経営状況を把握することは業務提携をした大株主としての社会的責任であり、また市場のルールを遵守する以上インサイダー情報に触れる立場として売買はできない」とかいいながら当面保有
    ↓
上場廃止=市場株価がつかなくなるので保有株の減損回避
    ↓
買い手が現れたら「流動性がない以上仕方ない」として売却

というような「時間切れ引き分け」作戦を考えているとか?

コメント (2)
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