一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

禁酒の弊害

2005-01-12 | よしなしごと
日曜から酒を抜いて4日目の今日、どうやら風邪を引きかけているようだ。
どうも禁酒は身体に合わないらしい。

帰り道にホットワイン用に安い赤ワインを物色しようと酒屋を覗いたら
獺祭(だっさい、と読む)の「温め酒50」というのが置いてあった。

山口の酒蔵で、純米吟醸以上しか作らない。香りのいい、日本酒らしい味わいの酒。
あまり置いている店もないが、あれば必ずいただく。
酒屋にもあまり置いていない。
その獺祭の燗酒専用に作ったものが「温め酒」らしい。

ここのところ家では焼酎が多かったのだが、昨年末高松で飲んだ凱陣以来、日本酒、特に香りや味わいのいいものを、温めの燗や常温で、というのがやはり日本の正しい冬の過ごし方だ、などと宗旨変えをしている。
たまたま年末近所のスーパーで試飲した大山という山形の酒を買い置きしてあったのがそろそろなくなってきたし、と触手が動く。

ラベルの注書きに「45度前後で飲んでください」とあった。
うーん、45度ってぬる燗よりも高めかな?
ここまでせっかく指定されると温度管理をきちんとしないと・・・とか余計なことを考えて、一瞬逡巡してしまった。

とたんに、のども痛いし、ここで一升瓶を持って帰るのも骨だな、と急に日和ってしまい、週末にでも買いにこよう、ということにしてしまった。


たぶん売切れていて後悔するんだろうな・・・


風邪気味で弱気になったのがいけない。
それとも弱気の根源は酒を抜いたせいではないだろうか?



いや・・・単なる禁断症状?


まあいい。
売り切れなら仕方がないし、アルコール依存症ならそれも仕方ない(こっちは仕方なくはないか)

今日まで禁酒。
早く寝て風邪を退治して、明日は美味しい酒を飲むことにしよう。
コメント (3)
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