一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

Super Size Me!

2005-01-09 | キネマ
早起きをして「スーパーサイズ・ミー」を観に行った。
朝一の回なのに15分前についたら8割がた埋まっていて、最終的には満席。

前評判で概略は聞いていたので、怖いもの見たさ気分半分とドキュメンタリー映画としてどういうつくりなのか-「華氏911」のように扇情的なのか、ある程度客観的であろうとしているのか-という興味が半分。

論より証拠とはよく言ったもので、3日目くらいから顔がむくんできたのがわかる。
1週間で4キロ増え、その後6キロ増まで行った所で1キロ減るが、栄養士の「重い筋肉が落ちて脂肪になったので一時的に減っただけ」の言葉通り、また増えだすところなど、リアル。
医者の予想はコレステロールや中性脂肪の増加程度だったのだが、それをはるかに上回り、肝機能、腎機能に障害が出てきたりして、医者から「ほんとに死ぬぞ」と言われてしまうくらい。

びっくりしたのが、マクドナルドを食べながらの取材で、学校給食がほとんどジャンクフードのカフェテリアになっていて、栄養管理などだれもしていないこと。

それに、平均的アメリカ人は1日2000歩(1.2km程度)しか歩かないらしい。自動車通勤だとそうなるのだろう。

そもそもアメリカはポーションが大きいがマクドナルド「スーパーサイズ」(この映画の公開後なくなったらしい)はドリンクが1.2リットル、フライドポテトが120グラム(だったと思う)とそれぞれ単品でも腹いっぱいになりそう。

マクドナルドだけでなく、アメリカでは「ハーフガロン」サイズのソーダなんてのも売っているらしいく、1ガロン=3.785リットルだから、ハーフガロンって一升以上!映画に出てきた糖尿病大作の胃のバイパス手術を受けに来た人はそれを1日4杯飲んでいたらしい(水をそれだけ飲めって言われても飲めないと思うんだけど・・・)

これじゃ太るよな。

おまけに砂糖やチーズ、カフェインには習慣性になる麻薬物質が入っていて、癖になるらしい。
(砂糖なしのカカオ100%チョコレートが美味しく感じられなかったのは、既に砂糖入りのチョコに味覚が習慣付けられているせいなのだろうか・・・)


それに比べれば今日の食生活は模範的
朝は納豆・生卵・おしんこにご飯と味噌汁

ネタで昼食にマクドナルドを食べて写真を撮ろうと思ったのだが、とても食べる気にならず。
外から写真だけとることにした。

結局昼は讃岐うどん。
こう考えてみると、日本のファーストフードって健康的だなぁ・・・
コメント
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