チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

WA4 第5回

2005年03月29日 17時19分00秒 | ゲーム全般
今朝方、クリアしました。

感想などを超長文でお送りしたいと思います。

今回もネタバレ注意です。



散々言われていることだが、ボリュームが少なかったという印象。

え?これで終わり?って感じ。

シナリオにおける文章量や、ゲーム的やり込み要素などが少ない。

文章を読むことに至っては、ほとんどが紙芝居・・・。

おそらく、今作で最も不評だったのがコレだろう・・・。


その分、一直線に突き進む疾走感は感じられたので

冗長したシナリオが嫌いな人は肌に合う作品だと思った。


巷ではシナリオの粗末さが嘆かれているが

俺も描写不足・説明不足を感じることに同意。

前回書いたとおり、一部のキャラクターの扱いがひどく、

「まだ燃え尽きていないッ!」とくすぶっている。


シナリオというものは

プレイヤーにとって気持ち良いものでなくてはならない。

プレイヤーが「こうなったら面白いな」と予想するとおりの展開にすれば

それは気持ち良いものであるし、逆に

予想に反する「どんでん返し」のような展開も

上手くいけば気持ち良いものとなる。

気持ち良いシナリオのゲームをプレイすれば、

よほどのことがない限り良ゲー認定すると思われる。

ところが

シナリオが気持ち良くなかったらどうだろうか?

シナリオに違和感を感じたらどうだろうか?

少しでも違和感を残したままエンディングを迎えてしまうのは

気持ちの良いものとは言えなかった。

俺の読解力が足りないことも否めないので難しいところではあるが。

(ハウザーが犬のことで煽られてキレてから

人類に対して絶望するというつながり方が分かりにくい。)


エンディングの「後日談」も足りなかったと思う。

ラクウェルが助からなかったことについては

妥当だと思って素直に感動していたが。・゜・(ノД`)・゜・。

ジュードたちが涙するシーンを入れたりして

ベタでもいいからフォローして欲しかった。


駄目出しばかりになってしまってアレなので

良かった点を。


これも散々言われていることだが

ガウンというおっさん(CV:若本)が輝いていた。

腹巻きに咥えタバコ・・・もとい、

咥え乾燥うどんな容姿から繰り出される笑えるトーク、

空中演舞から中条長官ばりのパンチまで、全てが熱かった。

このキャラは

大人の醜い部分を反面教師したり

自分を「高い壁」と称してジュードたちの前に立ち塞がったりした。

結果、ジュードたちは高い壁を乗り越え、「カッコ良い大人」に近付いた。

若本「右銃(みぎ)に6発、左銃(ひだり)に6発…
 合わせて12発の弾丸が、行く手を遮る高い壁だッ!
 お前たちの意地を、俺の向こうに徹したいのなら…
 号砲12発を迎え、なお立ってからだッ!!」


他のキャラもこれくらい演出に力を注いでくれれば良かったのに・・・。

設定だけは濃いのだから。


「インビジブル・ストーカー」の異能を持つヒースは

WA4というゲームが開始する前からすでに死んでいる。

その死因が



覗きがバレて粛清されるというものだから驚愕だ。


まぁ、こいつは上手く扱われているから別だが

美味しい設定の濃いキャラたちが、

脇役扱いで使い捨てにされたのが非常に残念。


いいキャラ揃いのWAシリーズだから・・・

厳しい目で見てしまうというのもあるが・・・。


つづく

燃え

2005年03月29日 00時31分36秒 | ゲーム全般
WA4 第4回

騙されてました。


今までのシリーズとは全然違うものと分かっていたくせに

心のどこかでWAであることに期待していた。

WAであることに安心しきっていた。


このゲームは・・・

WAじゃなかった。

期待を裏切られた!


でも、ひとつのRPGとして

いや、ひとつのゲームとして


傑作だと思うんだけどね。


そう。

WAという枠に囚われずに見ていると素直に燃えられる。


結局のところ

何が言いたいかというと



おっさんの最期


まじ燃えた。・゜・(ノД`)・゜・。



お兄ちゃんの最期


カッコよすぎ。・゜・(ノД`)・゜・。




「大人」はみんな死んじゃうんだろうな・・・。

期待を裏切られた!