promptlyはいろんな意味で使われる。今日のGetUpEnglishは、この副詞の使い方を紹介しよう。
「敏速に、すばやく」あるいは「即座に、てきぱきと」の意味でよく使われる。 メールで、「早速……して下さいまして、誠にありがとうございます」と伝えたいときは、次のように書けばいいだろう。
〇Practical Example
"Thank you for promptly furnishing us with some written information on the product. It’s pleasure."
"You're very welcome, Ms. Ohmi."
「早速、その製品に関する資料をお送り下さり、誠にありがとうございます」
「大海さま、どういたしまして」
●Extra Point
「きっかり、ちょうど」という意味でもよく使われるので、注意しよう。
◎Extra Example
"Had everyone shown up promptly for the meeting, it might have been over quickly."
"That’s right. Everybody should have come on time."
「全員が会議にきっちり来ていれば、すぐに終わったかもしれない」
「そのとおりだ。みんな時間通りに来るべきだった」
なお、動詞promptの使い方は、2007/02/24のGetUpEnglishで紹介した。こちらも復習しておこう。
動詞economizeは、「(時間・労力・金などを)経済的に使う、節約する」。
夏は旅行のシーズン。でも、旅費はなるべく安く抑えたいですね。
ということで、今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しましょう。
〇Practical Example
"I hear the Mashikos decided to economize this year."
"Yeah, they will take their vacation during the off season, when prices are lower."
「増子さんちは今年は節約するらしい」
「ああ、旅行は安く行けるオフ・シーズンにするようだ」
●Practical Point
もう一例。
◎Extra Example
"The airfares to Spain are quite expensive, and I know you need to economize, Hisami. Let me what I can do to get you a better airfare."
"I’ll really need a substantial discount to make my trip possible."
「スペインまでの航空料金はかなり高いです。久美さんはもっと安くしたいとのことですね。もう少し安くできるか、見てみますね」
「実際、かなり安くできないと、旅行できません」
動詞validateの使い方は、2010/11/27のGetUpEnglishで学習した。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20101127
今日のGetUpEnglishは、この形容詞validと名詞validationの使い方を学習しよう。
まず、形容詞valid([書類などが]有効な、[契約などが]法的に効力のある、合法的な)の使い方から。
〇Practical Example
"I plan to go to Spain this August."
"You need to make certain that your passport is valid, Madoka."
「8月にスペインに行く予定なの」
「まどか、パスポートが切れていないか、確認しないと」
●Extra Point
つづいてvalidationの用例を。「有効にすること」のほか、「承認、批准」の意味でも使われる。
◎Extra Example
"The pub Shinobu at Waseda received three stars."
"It is quite a validation of the chef’s skill."
「早稲田の志乃ぶは3つ星だ」
「あの店の料理人の腕がかなり高く評価されているんだ」
動詞relinquishは、「やめる、よす、あきらめる、棄て去る」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"After Shiro married Yuko, he had to relinquish his exclusive hold on the kitchen."
"And he had to learn to share the joys of cooking."
「士郎はゆう子と結婚したのち、キッチンを占領することはあきらめなければならなくなった」
「そして彼は料理の楽しさの共有を学ぶことになった」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"Be ready to relinquish your old ideas about cooking."
"All right. We should take in new ideas about the most artistic methods of preparing food."
「料理に関する古い考え方は捨てましょう」
「わかりました。食べ物を準備するもっとも手際のいい方法を受け入れるべきです」
apprenticeは「見習い(人)」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。動詞も同形で使われる。
〇Practical Example
"Instead of attending cooking school, Yayoi decided to apprentice to a master chef."
"I think it was good for her."
「弥生は料理学校には行かずに、有名な料理人に弟子入りすることにした」
「彼女にはそれがよかったと思う」
●Practical Example
名詞apprenticeship(見習いの身分[期間])もよく使われる。
◎Extra Example
"The apprenticeship was a grueling period."
"But Yayoi learned a lot."
「見習い期間は非常につらかった」
「でも、弥生はたくさんのことを学んだ」
influxは「流入、到来、殺到」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
〇Practical Example
"There is a heavy influx of tourists from overseas every summer."
"But it slows in winter."
「毎年夏になると、海外から観光客が殺到する」
「でも、冬には少なくなる」
●Extra Point
次のような形でも使われる。
◎Extra Example
"Due to the rise in popularity of cooking as a career, cooking schools report an influx of applications."
"Yes, more and more people are choosing to become professional chefs."
「料理関係の仕事に人気が集まっていることで、料理学校には志願者が殺到しているそうだ」
「ああ、調理師として働きたい人がますます増えている」
culinaryは「料理の」の意味の形容詞。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。
〇Practical Expression
"Yayoi’s interest in culinary arts drew her to a commercial foods program."
"She wants to work in a restaurant."
「弥生は料理学に興味があるようで、商業的な食事の講座を受けることにした」
「彼女はレストランで働きたいんだ」
●Practical Point
もう一例。
◎Extra Example
"People who plan to become chefs should enroll in an accredited culinary school."
"There they will learn the methods used by the best restaurants all around the world."
「調理師になりたい人は、正式な認可を受けている料理学校に行かないといけない」
「そこで世界中の最高のレストランで使われている調理方法を学ぶことになるだろう」
「別々に注文する」「別々に払う」は、英語でどう表現したらいいか?
今日のGetUpEnglishは、この言い方を考えてみよう。 「別々に」は、individualの副詞individuallyを使って表現すればいい。
〇Practical Example
"Let’s order individually so we can all get what we want for lunch."
"Okay."
「別々に注文しよう。そうすれば、みんな好きなものがランチに取れる」
「了解」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"Don't bring your translations to me individually. I'd like each of you to put them together before bringing them to me."
"All right, Mr. Koyama."
「翻訳は別々に持ってこないでください。 ぼくのところに持ってくる前に、みんなでまとめてもらえるとうれしいです」
「小山先生、了解です」
to pick upはいろいろな意味があるが、「(物を)取りにいく[くる]、取ってくる」の意味で使われる。
今日のGetUpEnglishは、この用例を学習する。
〇Practical Example
"Would you like that order delivered, or will you pick it up?"
"I’ll pick it up in half an hour."
「ご注文のお品は配達いたしましょうか? それとも取りにいらっしゃいますか?」
「30分後に取りに行きます」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"I’m sure we’ll qualify for the free delivery, so you won’t have to worry about picking it up."
"Oh, that will lighten my burden."
「無料で配達してもらえるはずで、自分で取りに行く必要はないと思う」
「おお、それは負担が軽くなるな」
to predictは、「予測する、予言する、予報する」。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。
〇Practical Example
"I predicted that actress would become popular."
"And you were right."
「ぼくはあの女優は人気が出ると予測した」
「そして君は正しかった」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"We were unable to predict what time Yamauchi would show up at the pub."
"I know what you mean. The guy is always late."
「おれたちは山内が飲み屋に来るか予測できなかった」
「わかるよ。あの男はいつも遅れる」
randomlyはat randomと同じ意味で、「手当り次第に、無作為に」。
今日のGetUpEnglishは、この副詞表現を学習しよう。
〇Practical Example
"That chef chooses his spices randomly."
"But his dishes always taste great."
「あのシェフは、スパイスを無作為に使う」
「でも、いつだって料理は最高だ」
●Extra Point
信用できる店であれば、メニューから手当り次第に注文するのがいいかも。
◎Extra Example
"It is exciting to try out dishes made with unfamiliar ingredients and unusual flavors."
"Daring travelers can order randomly from the menu."
「知らない食材とめったに経験したことのない風味の料理を試してみるのはわくわくします」
「大胆な旅行者は、メニューから無作為に注文できる」
mix-upは、「手違い、混乱、ごたごた」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習する。
〇Practical Example
"There seemed to be a mix-up in the kitchen."
"That’s why our order will be delayed."
「厨房で手違いがあったようだ」
「だから、ぼくらが頼んだものは遅れるよ」
●Extra Point
もう一例。計画に大きな手違いあると、まずいことになる。
◎Extra Example
"We had a big mix-up in our plans."
"And we ended up waiting for our important clients at the wrong restaurant."
「ぼくらの計画に大きな手違いがあった」
「そしてぼくらは大事なお客さんたちを違うレストランで待たせてしまった」
「一体、何様のつもりだ」と言いたいときは、
"Who do you think you are?"を使えばいい。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
〇Practical Example
"You should give me the red-carpet treatment. Understand?"
"Who do you think you are, Matsumoto?"
「おれを丁重にもてなすべきだ。わかったか?」
「松本、おまえ、何様のつもりだよ」
red-carpet, あるいはred carpetは、「(もてなしが)丁重な、(歓迎が)盛大な」
●Extra Point
第三者に対しては、次のような形で使われる。
◎Extra Example
"Matsumoto has no right to order us around!"
"Who does he think he is?"
「おれたちにあれこれ命令する資格など、松本にはない!」
「あいつは何様のつもりだ」
形容詞subjectiveは、「主観の、主観的な」。時にnegativeな意味で使われる。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
〇Practical Example
"The reviews in this guidebook are highly subjective."
"Yes, but fun to read."
「このガイドブックに書かれている評は主観的なものが多い」
「そうだけど、楽しく読めるよ」
●Extra Point
名詞形subjectivity(主観的)もよく使われる。
◎Extra Example
"I don’t think the same food appeals to you as appeals to me."
"I know what you mean, Chihiro. There’s a lot of subjectivity in reviewing restaurants."
「同じ料理のとらえ方は、人とわたしとでは違う」
「千裕、言いたいことはわかるわ。レストラン評は主観的に書かれているものがたくさんあるものね」
systematicは、いい意味で、「組織立った、組織的な、体系的な、系統的な、秩序立った」。
日常会話では、この副詞のsystematicallyが意外によく使われる。
今日のGetUpEnglishはこの副詞表現を学習しよう。
〇Practical Example
"While creative thinking is necessary, analyzing a problem systematically is indispensable."
"Exactly, Mika."
「独創的考え方が必要である一方で、問題を体系的に分析することが不可欠よ」
「その通りだよ、未佳」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"Once the creative development is completed, the department works systematically toward making the idea a reality."
"Good job, Hideko."
「独創的発展が一応完成したので、課としてはそのアイデアを実現に向けて体系的に動いています」
「秀子、いいね」