ジェンダーからみるカンボジア

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ハーグ条約:子どもの親権をめぐる争い

2015年06月17日 | カンボジアの母子保健

 

 

ハーグ条約といえば、ダムダム弾の勉強をさせられた国際法の講義を思い出すんだけれど、今勉強中なのは、日本でも話題になった、

国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約 ( Hague Convention on the Civil Aspects of International Child Abduction)

↓マレーシアの電車、ずーっと喧嘩している子どもたち

通称、ハーグ条約。

↓マレーシアでのおみやげ、子供達の新学期用品

国際結婚して離婚した際、子どもの養育をめぐってもめた時に登場する国際法。カンボジアも中国も批准してないから、国際的取り決めを遵守する必要はない。

↓マレーシア出国の時、ハートの飴で口の周りが真っ赤・・・・

↓粗相をして洋服がなくなり、わたしのリゾート着を着てる下の子

とある人身取引の事案で、カンボジア女性は、労働のための出稼ぎに中国にいったのに、騙されて売られてしまって花嫁にさせられた。でも夫も義母もいい人でとても親切にしてくれ、売られて一ヶ月後に妊娠した。夫たちは大喜び、病院にちゃんと検査にもつれていってくれた。でも、いろいろあって、彼女はカンボジアに逃げ帰ってしまう。そもそも、結婚するために中国にいったわけではなかったのだ。

↓久しぶりにみんなでダオへ、朝ごはんが超美味しい!!

この事案は、とても複雑・・・・「夫が被害者だろう!」っていう指摘をしてた、自分自身国際結婚で苦労している日本人男性の意見は、もっともだと思う。夫は1万ユアンの結納金を仲介人に払ってるのだ。妻と子どもを探して、遠くにある北京大使館に2回も足を運んでる。妻がどこにいるのか、誘拐されたり迷子になったのではないかと、心配で仕方なかったのかもしれない。多分、想像だけれど、妻が逃げたとは思わなかったのでは・・・・どうだろうか。

↓スターバックスで大ヒットだった、チキンのラップ

被害にあった女性は、子どもといっしょにカンボジアで暮らしてる。

↓子供達はどんどん大きくなるのだ・・・・ 

 

 ↓息子撮影、ミキハウスの水着・・・ワニの絵柄が好きらしい

強制か、合意か、お見合いか、いろんな結婚があって、ほんとに人間関係はむつかしいなあ。

 

 

 

 


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