ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

中国への人身取引被害者調査

2015年05月21日 | 人身取引調査2015年5月

 

今日から、4日間の地方出張。

毎週末、地方出張しているっていうハードスケジュールの開始。お金もないのに、そんなにやらなくてもいいんだけれど・・・気力があって、元気もあって、仕事がないうちに地方を飛び回っておこうと思ったのだ。

↓KTにパッタイを食べに・・・・バイトンの方がレベル高い・・・

↓魚は巨大、でもちょっと味が濃いめかな

近年カンボジアのみならず東南アジア諸国を騒がせている人身取引問題、Giant Oceanケース。カンボジアだけでも200人程度の男性が、被害にあったとして集団訴訟をおこして、第一審の判決が出たのがすでに2年ほど前。

↓Giant Oceanケースのドキュメンタリー映画お披露目会に顔出し

人身取引調査をしてもらっているうちの学生たちは、センソックという地域に出かけて、被害者たちのインタビューをとってきた。「体のあちこちにひどい怪我のあとがあって・・・・」「3千ドルの賠償金がでるはずが、まだ届いてない」・・などなどの状況に加え、2008年くらいに強制移転させられて以来センソックにすんでいる人たちの居住環境は劣悪だという報告も。「とにかく、ひどい」現状をみてきてくれて、これではだめだって思ってくれたみたいで、こういう優秀な学生たちが将来のカンボジアをかえていく原動力になってくれるといいなと期待するのである。

↓学校帰りには必ずどこかで間食しないと「おなかすいた!!」

地方出張では、いろんな人たちにあって、たーくさんインタビューをとるので、この際、本にでもまとめて出版しようかなと思っているところ。「売られていく娘たち」みたいなタイトルで、これまでかかわってきた女性達や、これから会う女性達が、なぜ移住していくのか、なぜ人身取引だと疑いがあっても偽装結婚に「合意」していくのか、そういう問題をちらっとかけるといいな。長い移動が続くので、アイディアも湧いてくるかな?

 

 

 

 


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