goo blog サービス終了のお知らせ 

もう一度行きたいイギリス、ストーン・ヘンジ、釣魚大全のホテル(2009.9.25)

2009-09-25 23:29:08 | Weblog

*ストーンヘンジで買ったミニチュアのストーンヘンジ。太陽が真東に昇る<お彼岸の中日>には、わが家は、これを飾ります。

 見知らぬ旅人・まゆみさんから絵はがきやコメントが届きます。イギリスから便りでしたが、今日はどのあたりでしょうか。

 私が仕事をやっていた頃、20年とか10年前、何度かロンドンで仕事をしてきました。 駐留していたわけではありませんが、1ヶ月ほどいたこともあります。仕事ばかりでしたが、ロンドンの街中は、少しは歩けます。

 一度だけロンドンの外に行ったことがあります。現地法人**ヨーロッパ社の社長が、どこか行こうか聞いてくれたことがあって、ストーン・ヘンジに行きたい、と言ってつれていってもらったのです。
  だから、自分の旅ではないのです。助手席でロードマップ見ながら走ったのですが、ロンドンから何時間だったのか、覚えていません。

 平原に、ストーン・ヘンジが見えたときは、感動しました。
 もともと巨石文化というか、巨石信仰、太陽信仰に関心があったのです。いったい何のために、こんな大きな石を建て並べてサークルを作ったのか。太陽の動きから、春夏秋冬、季節の動き、暦を知るため、の観測台、太陽信仰的な施設といわれています。
 もっとゆっくり見たかった。小石のひとつも拾いたかったし、おみやげ物屋の解説本もゆっくり探したかったのですが、そうも行かなかったのです。

 ロンドンへの帰り道に、お茶、アフタヌーン・ティをして行こうと立ち寄ってくれたホテル、といっても小さなホテルに驚かされました。

 The Complete Angler(コンプリート・アングラー)ホテルだったのです。
 コンプリート・アングラーは、釣魚大全として訳されている釣り文学、自然文学(ナチュラル・ライティング)の古典です。当時私が、ソローの<森の生活>と同じように夢中だった本です。
 その作者・アイザック・ウォルトンゆかりのホテルだったのです。

*右は、フロントにおいてあった日本語の<ホテルを紹介したカード>

 正真正銘の英国のアフタヌーン・ティを楽しみながら、窓の外のテムズ川上流の風景を見ていました。山中の川、渓流とはいっても、水がたっぷり、緑の濃いテムズ川だったのです。
 このホテルには、それらしいお土産売り場はなく、ただフロントには、新書版のコンプリート・アングラーを売っていました。むろん、買いました。ここで買うことに意味があったのです。

*私は、訳書<釣魚大全>を3冊も持っているのです。

 ストーン・ヘンジからコンプリート・アングラー・ホテルへの旅。
 あとで自分ひとりで来ようと思っていたのです。どうも、もう行けそうにありません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。