正月紙面は地球温暖化。私もヒマラヤに行きたい(2008.1.10)

2008-01-10 16:51:20 | Weblog

*朝日新聞2007年11月25日朝刊。写真、上の中央がエベレストです。

新聞にしてもNHKにしても、今年のお正月を“飾る”トピックスは、地球温暖化問題です。
朝日新聞は、正月紙面の特集に備えて、11月頃より記者を特派して、併せて“地球異変”の大型連載を始めていました。

11月25日付朝刊一面は、朝日新聞社機を飛ばし、エベレストとクンブ氷河を撮影、その写真と78年に名古屋大学が撮影した写真を掲載し、比較できるようにして、地球温暖化で“細る氷河”を示した。ヒマラヤの雪がとけ、氷河がとけ、氷河湖が決壊し下流に危機を生み、さらには、インド、バングラデシュの水資源確保に影響しかねない、と書いています。
朝日と名古屋大は、ヒマラヤ氷河の状況を、今後も共同調査をしていくらしい。

例年、2,3本は録画するテレビの年末年始番組も、今年はただの1本です。<エベレスト街道をゆく(12月27日夜7.30~NHK)だけなのです。5年前、ほぼ私が歩いた道で、必録の番組だったのです。
そこでも、地球温暖化で細る氷河が報告されていました。イムジャコ氷河湖の状況を慶応大学の福井弘道教授が解説していました。

私には、温暖化課題、それはそれとして、ヒマラヤ・トレッキング・ガイドなのです。

*朝日新聞2008年元旦付第4部。奥がマナスル、中央がアンナプルナです。

朝日の元旦号第4部には、朝日を浴びる、日本隊が初登頂したマナスル、そしてアンナプルナ山群の赤焼けの写真が表紙を飾っています。

日々、少し退屈しています。行きたいなあ~。
今度は、中国(チベット)側からチョモランマ(エベレスト)のベースキャンプまで行きたい、と初夢です。

   【おまけ】

*左;毎日グラフ、50円(写真は槇有恒隊長62歳)。右;マナスル登頂記 槇有恒 編著 昭和31年8月20日 毎日新聞社発行、200円。

*マナスル登頂は、日本人初めての8000m級登頂です。8125m世界第7位で、むろん未踏峰でした。5月9日午後零時30分(現地時間)、昭和31(1956)年のことです。イギリス隊によるエベレスト登頂は1953年5月29日です。
私ら、子どもの夢と冒険の世界だったのです。なお、その頃、ヒマラヤ支援は、毎日新聞社だった。

*朝日新聞社は南極支援だったのです。これら朝日紙面の航空写真は、南極越冬した武田剛写真部員です。 同じく南極越冬した中山由美記者は、温暖化の影響で、ガンジス川デルタ地帯の削られる島の課題を、バングラデシュからレポートしていました。興味深い記事でした(12月17日付)。


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