ジャズまつりには、皆で“C ジャム・ブルース”(2007.9.29)

2007-09-29 19:20:40 | Weblog

10月21日(日)の“Swing Swing Swing=正風館ジャズまつり”の開催まで、1ヶ月をきりました。

埼玉県東部地区の3つのビッグ・バンドが、一堂に集まって、競演・共演しようとするものです。
参加バンドは、私らスウィング・ベアーズ(旧庄和町)、ドリーム・スイング・キングダム(春日部市)、オール・スウィング・ジャズ・オーケストラ(越谷市)<写真上から>で、この順番に30分ずつ演奏、そうして、3バンド合同、皆でおまつり演奏を30分。
ただのジョイント・コンサートを超えて、皆で燃えるおまつりコンサートにしたい、なるでしょう。

*開催日時;2007年10月21日(日)、開場;午後1時、開演;1時30分。
*会場;正風館ホール(庄和地区公民館)、東武野田線南桜井駅下車、徒歩6分
*むろん 入場無料です。

参加バンドから、演奏予定曲が届きました。
このブログでも、“Swing Swing Swing=正風館ジャズまつり”での、演奏曲を紹介しながら、ビッグ・バンド・ジャズの楽しさを書いていきます。

ビッグ・バンド・ジャズといえば、グレン・ミラー、カウント・ベーシー、ベニー・グッドマン、デューク・エリントンの名前が出てきます。それぞれ超有名なビッグバンドのリーダーです。それぞれのバンドのサウンド、スタイルがあります。

スウィング・ベアーズのステージでは、これらのビッグ・バンド・ジャズの名曲を紹介しながら演奏していきます。

第一回の今日は、デューク・エリントンのお話です。
デューク・エリントンといえば、まず“Take the A Train (A 列車で行こう)”です。エリントン楽団のオープニング・テーマでもあります。
“A列車やってよ”とよくいわれます。
1941年2月が初吹き込み。A Trainは、ニューヨーク地下鉄のA号線のこと、ニューヨーク・グリニッチ・ビレッジあたりで演奏して(飲んで?)、さあA Trainに乗ってハーレムに繰り出そう、ということのようです。
ありとあらゆるバンドのスタイルの“A 列車で行こう”があります。
とはいっても、“A 列車で行こう”は、“あの”ピアノのイントロ、そして、ペットのソロが聞かせどころです。今度のステージで演奏するドリキンさんは、イントロを延長して1コーラス分のピアノ・ソロが入ります。

フィナーレ近くの合同おまつり演奏の中でも、エリントンをやります。
“C-ジャム・ブルース(The “C” Jam Blues) ” です。簡単なリフの12小節ブルース。この繰り返しをアドリブでまわしていきます。時間のこともあって各バンド、2人限定の6人がアドリブします。メンバーは、われもわれもと思っているようでもあります。会場全体が軽快に、楽しくスウィングしていくことになるでしょう。

エリントンは、他にもあります。ドリキンさんが、女性ヴォーカルの入ったDon’t get round much any more、ベアーズが、Mood Indigo(ムード・インディゴ)、I don’t mean a thing (スウィングしけりゃ意味ないね)を演奏します。

  【おまけ】
*皆さん、ぜひお出かけ下さい。入場無料、整理券などありません。駐車場もないわけではありませんが、駅から近いので、できれば電車で。お問合わせは、スウィング・ベアーズ(藤井;048-746-6909)。

*このブログの写真の、デューク・エリントンのCDは、“デューク・エリントン・ベスト(BVCJ-38189~40)です。RCA音源。日本編集盤だから安い2,100円、2枚組み40曲。そのうち“A列車で行こう”を含め5曲は、2つの演奏バージョンが入っています。


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