笑い声の絶えないウサギの初釜は春のようでした(2010.1.10)

2011-01-10 17:36:36 | Weblog

 1月15日の小正月の日が、成人式、成人の日と決まっていましたが、今は違います。都合よく祭日が変えられるようになったのは、いつ頃からだったでしょうか。土日祭と3連休をつくります。また、成人の日という国民の祝日に成人式であるわけでもありません。私の住む春日部市は、昨日の日曜日が成人式だったようです。去年もそうです。
 太陽暦では、正月も天然宇宙的には、特別な日ではありません。
 まあ、成人式ってなんだろうね、と思うこともあります。私らの20歳、1960年頃、“行かないことも成人の自立”のあかしだったようにも思います。

 さてさて、この3連休は、茶の湯好きには、新年の初稽古、初点、初釜の行事があります。千利休の流れをくむ茶道宗家から、町のお茶好きに至るまで、それぞれの形で集います。

 家人の茶の湯グループも、昨日(1月9日)、初釜を行いました。ワタシは終日、機材搬入搬出係です。例年どおりです。

 毎年、会場選びに思案しています。今年は、もう我孫子といってもいい、柏市営の日本庭園にある茶室・松柏亭です。クルマで1時間ほどです。

 9時のオープン少し前について、ごく近くの“布施弁財天”にお参りに行きます。そして、そこの竜頭泉からの水を汲みます。初釜のための若水です。

 日本庭園があって、松柏亭という、広間と、4畳の小間の茶室があります。
 南に面して、ガラス越しに、もう春の日差しの、あたたかい一日でした。笑い声の絶えない初釜になりました。そのスナップ写真から、何枚かを貼り付けます。






 【おまけ】

*紅龍山東海寺=布施弁天東海寺

*七福神は神様でしょう。ここの弁天様って、琵琶を抱いていません。弁天様って神様ではなかったのかな、ここはお寺です。なのにでっかい鳥居があります。

*よくわかりません。真言宗豊山派のお寺です。本堂の裏には、歓喜天(ガネージャ)、合染明王(ラガラージャ)、虚空蔵菩薩(アーカーシガルバ)など、インド・ヒンドゥの神々が祀ってあります。祠をのぞけば、10~20センチほどお姿が見えます。北インド・シルクロード・中国をへて、日本に渡ってきたものです。日本伝来には、サンスクリット語を日本にわかりやすく伝えた弘法大師の役割も大きかったのでしょう。これら、大昔のインドの神々は、大らかな愛と幸福の神様です。


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1 コメント

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お世話になりました! (きぃ)
2011-01-11 19:07:52
朝早くからのお道具搬入、頭が下がるおもいです。
ありがとうございました。

写真にいっぱい写ってますぅ!!
しかし、なんとマヌケでデブに写っていることか・・・。
毎年増量していましてなんとかせねば!ともがいていますが、続かず。


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