春日部に流れた放射能の風で、明治粉ミルクにセシウム・・・(2011.12.7)

2011-12-07 19:38:56 | Weblog

 *2011年12月6日2045~NHKニュースから

 昨夜7時のNHKニュースで、明治の粉ミルクからセシウム検出のニュースが流れました。そして、その原因は、明治の埼玉工場=春日部市で、314日から20日に原料を乾燥させるために使った空気に、東京電力福島第一原発から飛んできた放射性物質が混じっていた、ということのようです。

*春日部の工場がテレビ画面にあらわれ驚きました。

 314日から20日の間、この時期に、ワタシの住む春日部市では、放射能の風が吹いていたのです。ワタシは、その中で息をしていたことになります。このとき流れていた放射性物質の量、回収することになった粉ミルクに含まれていたセシウムの量が、どの程度、人間や赤ちゃんに影響を与えるかについては、よくわかりません。学者の言葉も、政府の発表も信じられません。

 本年3月の埼玉県の測定データ発表時に、注意を喚起させるコメントはありませんでした。

 ところが、今ごろになって、粉ミルク40万缶の回収騒ぎが出るのです。

*春日部市に放射能が流れています。7月3日のNHKの特集番組から。

 もうひとつ疑問というか、驚いたのは、粉ミルクにセシウムが検出されたというのは、市民の調査からの指摘がきっかけだったということです。

 市民が調べなければ見つからなかった、あるいは発表しなかったのかもしれません。

 福島ゲンパツ事故の影響は、こういうことばかりのように思えるのです。

 

 春日部市には、市役所より早い時期から、市内の放射線測定をしてきたグループ、<放射能から子どもを守る会・春日部>があります。

 今、春日部市市民活動センターのオープニング・イベントで、市民活動団体が活動状況をパネルで紹介していますが、<放射能から子どもを守る会・春日部>も、活動の状況を報告しています。

*放射能から子どもを守る会・春日部の展示パネル。

*測定した放射線MAPが貼ってありました。

 また、同会は、春日部市市民活動センターで、1210日(土)9時~12時に、放射能を心配するお母さんたちの集まりで報告します。

 

【おまけ(12月8日)】

*明治粉ミルクの新聞報道(12月7日付)。右;日経は、社会面トップ10段ほどの記事。左;朝日は、第2社会面、右下に3段ほどの写真なしの記事。

*朝日新聞の扱いの小ささにちょっとビックリ。他の新聞は見ていません。ま、新聞報道とは、こういうものでしょう。記事の大きさで<ニュース価値>の判断はできません、でしょう。

 

 


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