さいたま新都心の夕暮れ。みんなとジャズ・デイを(2006.9.19)

2006-09-19 15:51:16 | Weblog

昨日(17日)、久しぶりに電車に乗った。ひと月も乗っていない。埼玉のアマチュア・ジャズバンドのお祭り、JAZZ DAY 3rdの出演者打ち合わせの集まりがあった。

さいたま新都心にあるジョン・レノン・ミュージアムが、ジョン・レノンと同世代は入場無料の日だった。出かけるつもりでいたのだが、何となく億劫でやめた。まあいいやと、大宮の大きな本屋をまわって新都心に。いつもながらのビルの真ん中。時間が余って、のんびりと都心の公園。週末の演奏を思いながら“けやき広場”。スターバックスに席をとって280円のコーヒー。

私の通っていたスターバックス、大手町のスターバックスには、ゆっくり座ってという記憶がない。お昼に食事を終え、スターバックスの熱いカップを手に、仕事場に戻る。それがスターバックスだった。そのことがモダンのように思えた。4,5年の年月の流れは、ゆったり座ってコーヒーという、いわば日本の伝統的なコーヒーショップに変わったんだ、と思った。ずっとそこでコーヒーを飲んできた人には、気がつかない変化かもしれない。

スターバックスには、米国シアトル生まれのアメリカ的な、背を伸ばして歩く、スマートさを感じていた。私の中でも、日本的などっかり居座るコーヒーにとって変わっていた。コーヒーもひとりで飲む時代に変わっていったのかもしれない。

スターバックスが来る、駅前にスターバックスのある、“小さな町”にしたい、と思っていた。そういうビジネス・モデルというか、ビジョンをもって、少しずつ進めていきたい、と考えていたことがあった。庄和町では、まあ、かなわないまでも、町の人たちや役場の職員と話すことができたのだ。それも庄和町が、昨年、春日部市と合併した時から、もう完全にありえないことになってしまった。

ひとり、ぼーっと、時間をすごした。スターバックスを出た。ビルの谷間の夕焼けが美しい。これにもまた久しぶりに見る感傷が残った。

JAZZ-DAY (ジャズ祭り)の出演者最終打ち合わせ会は、居酒屋“和民”。自分の夢を実現するために、すべてをかける若いジャズ好きがひっぱる。彼の情熱に耳をかたむける経験豊なベテランミュージシャン。“よしわかった、やろう”という大きな心意気が、目に見える打ち合わせになった。ベテラン・現役をはるかに越える私にとっても、心地の良い集まりになった。

あわてて電車に乗る。これもまた、何年ぶりかの南桜井駅着最終電車になった。

9月23日、24日のさいたま新都心JAZZ DAY 3rd は、熱気あふれるジャズのお祭りになるに違いない。2時から8時。いつでも誰かのジャズが、けやき広場に流れているのだ。
私らの“がんばれ、ベアーズ”バンド、スウィング・ベアーズは、23日(祭)午後3時20分から40分間、演奏します。


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