さすが、“人形劇くれよん”が作った今年の人形たち (2007.1.27)

2007-01-27 15:40:16 | Weblog

 *これ、この迫力が踊ります。

旧庄和町(春日部市)を拠点にひろく活動するグループ“人形劇くれよん”の練習をちょっとのぞきました。

迫力の大型の棒使い人形です。毎年、くれよんさんは、やるねぇーと思います。
今年は、どんな人形なのかと登場を待つのも、本番公演のお楽しみなのですが、ちょっと先行公開しましょう。

秋からもう5回の公演をこなしていて、これから3月まで、近隣の市町で公演します。例年秋から春に公演し、シリーズ最後は、“くれよん”の練習拠点・旧庄和町(春日部市)の正風館に戻ります。
今年は、3月11日(日)11時開演、開場10時30分 です。
今年の演目は、“あらしのよるに”(原作;きむらゆういち)です。

一昨年あたり評判になり、映画にもなりました。
ここ正風舘でも映画会があったのです。

 *“ともだちだけど、おいしそう”

あらしの夜に、真っ暗な洞窟で、おおかみ(カブ)と子ヤギ(メイ)が知り合います。
そうして、「友だちだけどおいしそう」と、おおかみの葛藤が始まります。・・・・ストリーは、よく知られています。
・・・・で、最後はどうなるんでしたか?ね。

ある小学校の、子どもたちや先生たちから届いた感想文を見せてもらいました。
ほんの少し・・・・・。
“カブがメイを食べそうになった時、ドキドキした。食べなくてよかった”
“カブがメイを食べようとして、がまんしているところがおもしろかった”
“カブは狼なのにメイを食べなかったのはなぜだろうと思った”

先生からは・・・・・。
“子どもたちも身を乗り出してみていました”
“内容はみんなよく知っているものだったので、高学年も興味深そうにみれてよかった”
“狼と羊というありえない友情が芽生えるという話なのでとても面白かった。これをみて子どもたちが何かを感じとってくれれば良いと思った”

“黒子は最初顔が見えないほうが良いのではと思ったが、見ているうちに引き込まれ気にならなくなりました”
“人形や舞台装置・音楽まで手作りと聞き、とても驚きました。本や映画でストーリーは知っていましたが、人形劇というまた新しい設定でとても楽しむことができました”

“人形劇くれよん”のスタートは、1984年ですから、もう23年(かな?)になるのです。
25才で始めたお母さんは、今なんと・・・。見に来てくれた5歳だった庄和町のこどもは28歳。今、もう新しいお母さんです。

*公演など、お問合わせは、宮脇さん(048-746-6413)に。

 【おまけ】

* 一昨年と昨年の作品は、宮沢賢治の“セロ弾きのゴーシュ”でした。20周年記念作品で、正風館公演では、ほんもの(!)のチェロ弾きの佐藤輝夫さん(春日部市在住)との共演もありました。

* その佐藤輝夫さんがジャズ(!)というポスターを見つけました。
  平成18年度平和ミニコンサート;“佐藤輝夫と仲間たちによるジャズへの誘い”
  2月4日(日)2時開演、春日部中央公民館で。
  共演は、樺山潤一郎とジャズフレンズ。
  整理券がいるらしいですが、私は持っていません。たぶん大丈夫でしょう(?)


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