ブルータス“沖縄特集号”、2冊目を買ってしまった(2006.12.2)

2006-12-02 17:58:58 | Weblog

*右の小鉢は、自家製の島らっきょう塩漬け

昨日(1日)“沖縄みやげ”のブログを送って、すぐに駅前のTSUTAYA(旧庄和町、現春日部市)に出かけました。目的なしの散歩です。いつものように雑誌に目を送りながら、本棚の間を通り過ぎるだけです。
ブルータスの最新号“私を沖縄に連れてって”が目に留まりました。ぱらぱらめくっていて、特別にひかれるページはないのですが、買ってしまいました。

夜遅く帰ってきた息子、“え、それは・・・”と。どうもこの雑誌を買ったらしいのだ。わが家に2冊です。今まで、こんなことはなかった。“電話しようかと思ったのだけど”と、息子。気持ちが一致したと、喜ぶほどのことではないでしょう。もったいない・・・か。

 4-5年前に、一度だけ沖縄に行っています。ちょっと気取って言いますと、“けっこう、あちこち外国にも行っているのですが”、沖縄に行ったことは、なかったのです。理由は、明解です。“沖縄の方が高かった”のです。海外旅行の方が安いというのは、ままあります。

たった4、5日、しかもほとんど那覇の街中にいただけです。大リゾートホテルに居たわけでもないのですが、居心地の良さを感じたのです。気持ちが安らぐ街だなと感じました。

もう20年以上になる友人が住んでいます。ずっと信州・松本で、大きなテーブルで、お茶の飲める“アウトドア・ショップ”をやっていて、6,7年前に、その店を後輩に譲って、沖縄に移った友人です。

那覇の真ん中、国際通りの裏側、旅行者が必ず立ち寄る“牧志公設市場”の近所に、友人のカフェがあります。
アートにあふれたカフェです。友人mさんは、店主、詩人、アーティスト、その他です。

隣の隣に古レコード屋さん。沖縄フォークのレコードを探していました。むろん古本屋にも入り浸って、“ベトナム反戦現場の沖縄”の古本を何冊か買いました。

海がとてもきれいです。瀬戸内海の海の風景もきれいです。沖縄の海は、遠くの海の色だけでなく、足元の海がきれいなのです。

 【おまけ】

*買った本の中に、“森村桂 沖縄に行く”(1970年)がありました。私ら世代が、外国なんか夢のまた夢の時代に、さっとニューカレドニアに暮らし、“天国に一番近い島”なんて書いて大ベストセラーをものにした羨ましい人です。

*お父さんが作家の豊田三郎さんで、草加で暮らしたことのある人です。いくつか“草加”を書いたエッセイを読んだこともあります。森村桂さんは、その後も何冊もヒット作を出し、同時に軽井沢で、大人気のケーキ屋さんをやっていました。

*私が沖縄に行ったその年だったか、次の年だったか、新聞で、森村桂さんの衝撃的な訃報を知りました。


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