中日に連敗し、その前のヤクルト戦の3連敗合わせて5連敗。
甲子園球場を離れてのロードでの成績が11勝9敗と勝ち越して帰ったホームのヤクルト戦のまさかまさかの3連敗が尾を引いたのでしょうか、中日戦も連敗してしまいました。
メッセの好投も、吉見を攻略できず。
その吉見に決勝点を上げられ、味方の援護なく、悔やまれる敗戦でした。
この連敗で、超変革の取り組みの誤算が浮き彫りになったようです。
確かに、若手を育成するとして始まった超変革も、中堅やベテランの”普通”の働きがあってこそ、その中で、勝ちながら若手の育成を図っていくのが当初の計画であったように思います。
しかし、若手以上に、中堅、ベテランが不振に陥り、それが124試合経過する現在まで続いています。
最初の誤算は、西岡の戦列離脱です。
続いて、鳥谷の攻守にわたる不振も大きな誤算です。
その他、ゴメスも初めは良かったのですが、長続きしません。
本塁打数は、リーグ最下位の74本、トップの広島の131本、2番手のDeNAの109本、続いて巨人の108本に比べると、大砲の不在が誤算となっています。
投手陣の誤算も多くあります。
中日戦で、屈辱的な1回7失点した藤浪は、最たる誤算です。
8月30日、背中が泣いている?
このような藤浪を、今シーズン、何度見たことか・・・・
エースと言われる先発3人衆で合わせて4つの負け越しも誤算です。
メッセンジャー 防御率3.12 11勝9敗
藤浪 〃 3.48 6勝10敗
能見 〃 3.54 8勝10敗
25勝29敗・・・4つの負け越し
ただ、超変革の効果もないわけではありませんが、課題も多くあります。
打撃陣での来季の楽しみは、現在数字を残している高山や原口の他に、北条や中谷に期待したいのですが、今一つ、爆発的なものに欠けているというのは、ぜいたくなのでしょうか?
今後のこの8戦で、朗報が出ることを・・・
今はネガティブなことばかり考えてしまいますが、残り試合を悔いのない戦いをしてどのようにして来季を迎えるかに関心が行くのは、少々残念な思いです。
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