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”関西”ってどこからどこまで・・・

2007年02月10日 12時13分24秒 | 独り言・社会・ニュース

そもそも、どこからどこまでが”関西”と言うのでしょうか?
関西という言葉は、関西芸人、関西グルメ、関西風とか言葉はすっかりお馴染みになっています。
教科書や地図などでは「近畿」「近畿地方」とあり、東京と比較して関西のイメージを語るときは、京阪神だけをさす場合が多いようです。

関西の「関」は、奈良や京都などの中央政府が設けた古代の関所「逢坂の関」に由来します。
逢坂の関は、今の京都府と滋賀県の境界線あたりにあり、当時はその西側を「関西」といったことから、京都から西のすべて西日本全体を指す呼称だったそうです

    今日の絵は、”ぬいぐるみ” F8号

では、昔の関西人は現在の関西周辺をどう呼んでいたのでしょうか?
それは「畿内」です。
つまり「畿」とは都という意味で、山城、大和、河内、摂津、和泉の各国のことだそうです。
「近畿」は、都に近いエリアと言う意味です。

では、肝心の現在の関西とは、どこからどこまでをいうのかが問題ですが、実は今でもあいまいなままなのです。
関西人の感覚でいうと、一番狭くとって、大阪、京都、兵庫の都市部のことで、一般的にはそれに奈良、滋賀、和歌山が加わったものという感じです。

学校で習う近畿地方とは、以上の2府4県ですが、最近は三重県も含まれているという人も居るようです。
しかし、「近畿」という言葉はあまり使われていないようです。
「関西国際空港」「スルットKANSAI」とか関西のネーミングがあるのですが、近畿を使って売れたのは、「きんきキッズ」ぐらいでしょうか。



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