徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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関西の私鉄のイメージ・・・・・

2006年02月20日 09時17分44秒 | 鉄道のよもやま話

近鉄は、近畿日本鉄道の略ですが、当初は、大阪と奈良を結ぶ大阪電気軌が前身です。自社やその傘下の別会社、周囲の私鉄を統合し路線を拡大し、最終的に近畿日本鉄道になったのですが、発足した時は、「近鉄」と省略されて呼ばれませんでした。
当時「近鉄」と言えば近江鉄道のことを指していました。

そこで「近鉄」は、当時「近日」が使われていましたが、それがいつの間にか「近鉄」と呼ばれるようになり、近江鉄道の略称のほうが奇異に感じられます。

 
       近鉄 特急                   近江鉄道

「近鉄」の看板には、「鉄」の字の「失」は「矢」と書かれていました。そのまま鉄と書くと「金を失う」、矢にすると「矢のように金が集まる」というのが理由だそうです。
昭和40年代前半まで使われていました。 勿論漢字としては間違いで、教育上良くないということで、今は鉄を使っています。

又、近鉄の前身時分には、奈良への寺社詣の客を目当てにしていた関係上、雨の日は乗客が少なく、いつも天気を気にしていましたので、「大阪天気鉄道」とからかわれるようになりました。

関西の人はしゃれが好きですから在阪大手私鉄をよくカラカイました。

南海「一回乗っても何回電車」

京阪、「京阪カーブ式会社」

阪神「待たずに乗れる阪神電車」に対してその路線と平行して走る阪急電車「速うて空いてる阪急電車」と逆手のキャッチフレーズにしたそうです。

阪堺電車

その他に「待っても乗れない阪堺電車」 

「乗っても動かぬ京阪電車」があります。
名誉のために言っておくと、京阪は、開通当時天満橋と三条の折り返しの際、乗客をホームに待たさず、車内で待てるようにし、先発の特急が出るとすぐ次発の特急が入線するようにして15分は発車しないのです。
このサービスは、その後多くの私鉄で採用されるようになりました。

つまり、関西では、ホームで並ばないのが当たり前となり、今もその習慣が抜けないのでしょうか・・・関西でホームでの行儀が悪い遠因なのでしょうか?

 


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