パ・リーグのプレーオフ第2ステージで3勝したロッテが、パ・リーグの覇者となった。
22日から阪神と日本一をかけ争うことになりました。
阪神としては、2年前のリベンジとして、相手はソフトバンクがきて欲しかったに違いない。 交流戦では、2勝3敗1引き分けと負け越しています。 ロッテは阪神とは、似たもの同士で、足を絡めた繋ぎの野球で、投手も中継ぎ、押さえと安定しています。
悔しさを込める松中と怪我で出れなかった城島
「ダメ虎」「関西の恥」といわれ20年ぶりの日本一を狙う阪神と、「万年最下位」「パ・リーグのお荷物」といわれ31年ぶりに日本一を狙うロッテの対決は、どちらも両チームとも今までの低迷を払拭し、各リーグの常勝チームを見返すいい機会となります。
対照的な両監督の表情
それにしても、以前からパ・リーグのプレイオフには、疑問を持っています。
リーグで首位のチームが、もしかしたら3位のそれも勝率が5割にも達しないチームとの短期決戦をする可能性を秘めたこと事態が可笑しいのではないのでしょうか?
それと、早くペナントレースが終わるセ・リーグのチームが、相手が判らずに長く待たされるのも、セ・リーグの優勝チームが不利に働くことは、論ずるまでもないことです。
今回のソフトバンクも例外ではありません。 王監督がプレイオフの第1ステージで待たされる不利を唱えています。 ましておやセ・リーグの覇者が、長期間待たされる不利は火を見るより明らかではないでしょうか?
これがルールとしてなら、仕方が無いと言えばそれまでですが、このような不平等なルールの見直し、改革を説にお願いするものです。
パ・リーグとセ・リーグを統括するはずのコミショナーの英断とリーダーシップと、その権限を与えなくては、プロ野球界の発展は難しいのではないでしょうか?
どこかにフアンの声を反映する機関が必要なのかもしれません。
オーナー会議の一握りの球団の思惑で動くことだけは避けなくてはなりません。あの球団上場の問題もうやむやになりかねないと危惧を抱くのは、フアンあってのプロ野球ということにはならないと思いますが・・・・。
今度も阪神でしょう
大毎オリオンズ(西本監督)が、大洋ホエールズ(三原監督)に負けたのは、1960年(45年前)です。
どちらにしても、一昨年逃がした日本一を今年こそ達成して欲しいものです。