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映画「男たちの大和」

2006年01月30日 16時13分02秒 | 映画・社会

北緯30度43分、東経128度04分。

60年前、この地の海に「戦艦・大和」が沈んでいます。
長崎県男女群島女島南方176Km沖合い、水深345mだそうです。


1941年10月の戦艦大和の勇姿

沖縄戦線に参加するのになぜ沖縄本島と異なる方向で撃沈されているのでしょうか?
行き得をくらますという幼稚な考えで、しかも片道の燃料で、援護の航空隊もなく、沖縄本島に座礁して、陸の砲台となるような無謀な作戦は、どうして生まれたのでしょうか? 時の戦争参謀の考えは、尋常ではなかったのではないでしょうか?


どの戦争映画を見ても考えさせられるのは、どんなに正当化しても、どんなに言い分があっても、戦争は絶対してはいけないと言う事です。

この「戦艦大和」、「世界三大バカ」の一つと当時の海軍でも囁かれていたものです。
ご存知のように、「万里の長城」「ピラミッド」とも大きいだけで何の役にも立たないというものです
「戦艦大和」の建造費は、今の金額で、2600億円かかったそうです。 この金額は、東海道新幹線が出来るほどのものです。

「戦艦大和」の乗組員の戦死者が2498名生存者は276名。

とにかく、戦争の悲惨さは、長く伝えていかなくてはなりません。

そして、今の平和な日本があるのは、このような犠牲の元に(何も大和の乗組員だけではなく、歴史上如何なる戦争被害者も含めて)成り立っていることを、常に念頭において、二度と繰り返さないことを誓わなくてはならないと、考えさせられた一日でした。


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