1回に2点、2回に1点と3回までに3点のビハインド。
でも、トラも負けじと、2回に2点、3回に1点を入れ、3回で3対3の同点にします。
特に、良太の果敢な守備と打撃は、見事で、8回までは、伝統の一戦に相応しいと思ったのですが、最後は、豊富な代打陣と肝心なところでの守備の乱れが出て、読売の強さだけが浮き彫りにされた戦いでした。
トラにもチャンスはあったのです。
4回の2アウト1,2塁での良太のレフトフライ、6回も2アウト1,2塁のチャンスでダブルスチールかと思ったのですが、2塁ランナーの上本が単独で走り、それにつられて1塁ランナーの大和がセカンドでアウト。
2回、良太の11号ソロで逆襲ののろしを上げたのですが・・・・・
ここまでは、勝負として仕方がないものですが、9回に読売の物量作戦の前に、榎田、福原が痛打され、それにエラーが絡んで、致命傷の4失点。
9回の読売は、高橋に変わって矢野、その矢野が3塁打、藤村の代打は谷が低いボール球を2ベースにされ、1失点。
代打矢野と谷の前に白旗でした。
あとは、犠打と代打大田の四球、長野がセカンドエラーで生き、松本のセカンドゴロもホームに投げるべきところ、ゲッツー狙いで鳥谷があわてて落球、そのあとド真ん中を坂本にレフトオーバーで万事休す。
層の厚さと守備力の違い、そこに先発の澤村の不振にも拘わらず、打ちこめず、救援の高木、福田、西村にきっちりと押えられ、実力差をまざまざ見せつけられた試合でした。
確かに、8回までは、よく健闘しましたね。
でも、9回には、これ見よがしに実力差を見せつけられました。
ケンさんもカッコ内での但し書きで大分気を使った表現として御苦労が分かります。
日曜日の良太のサヨナラ勝ちのムードが、昨日は、その好調さが残ったのは良太だけでした。
本当はチーム一丸となって、その勝ちムードに乗って欲しかったのですが・・・・・
ここでも、今のトラはチームで戦っているのではなく、個人で闘っている印象を受けるのは、考え過ぎでしょうか?
今年のトラには、チーム力が発揮できていないように思うのですが・・・・如何・・・・
今日は江柄子投手とか・・・・
初物に弱いトラが、どう攻略するか、はたまた為すすべもなく、ドラ6位の26歳の新人に手も足も出ないか・・・それこそチーム力が問われますね。
今の阪神じゃ、首位巨人に勝てるわけありませんよ。全てにおいてレベルが違います。
(特に攻撃力・機動力に関しては、凄い差があると思います。)
8回まで同点で戦い、粘れただけでも「惜敗」と言っても良いでしょう。(現在の阪神の状態を見れば)
明日は期待出来ますよ(巨人の先発が若手の江柄子投手ですから)
2戦目も負けたら、3タテされる可能性大ですけどね。