徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「 記憶にございません 」

2019年09月18日 12時33分54秒 | 映画・社会

三谷幸喜氏の長編映画監督8作目で、政界を巡るコメディーです。
いわゆる、政界の疑惑や黒い部分をより明確に皮肉を込めてアピールしています。
もちろん、ありえない話ではあるのですが、それがコメディーの本領発揮なのでしょう。

ともかく、軽く笑える内容で、一国の一番の権力者である某国の総理大臣の身に起こった出来事をこんな状態ならどうなるのだろうと仮想したものです。

  

 

史上最低の支持率の総理大臣(中井貴一)が演説中に投石を受け病院に運ばれ、病院のベッドで目が覚めたところから映画は始まります。

自分が誰だか、ここがどこなのかわからないと一切の記憶がなくなっています。
もちろん、自分がこの国の最高権力者だったことも分からず、石を投げられるほど嫌われているということも・・・

側近が迎えにきて、首相官邸に連れてゆかれ、自分が第127代内閣総理大臣であることを告げられますが、記憶がない状態であり、このことはトップシークレットとしておくことを秘書官3名のみの秘密として物語は進みます。

  
 

総理大臣を巡る多くの起こるであろう問題というより起こっているのではないかと思われる独断と偏見にみちた問題のオンパレードです。

つまり、他国の首脳、政界のライバル、官邸のスタッフ、マスコミ、首相の家族、とその夫人の不倫、子供の非行、国民、業者との癒着、愛人等々を絡めてのドタバタ喜劇・・・


 以上の内容と以下の多彩なキャストで話の内容を想像して見てください。
少々内容に矛盾があっても、どこか実際と重ねあってクスと笑うところがコメディーの神髄なのでしょうか・・・・

  

  


 

3人の首相を取り巻く秘書官には、井坂(ディーン・フジオカ)事務秘書官 番場のぞみ(小池栄子)
                秘書官補(追田孝也) 
 官房長官 鶴丸大吾 (草刈正雄)、首相夫人 (石田ゆり子)、官邸の料理人(斎藤由貴)、
フリーライター(佐藤浩市)、野党第2党首(吉田 羊)アメリカ初の日系女性大統領
(木村佳乃)、
元小学校教師(山口 崇)、職務熱心な警官(田中 圭)、石を投げた大工(寺島進)、

建設会社社長(梶原善)夜のニュースキャスター(有働由美子)ETC・             ・・・