徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「本能寺ホテル」

2017年01月20日 14時49分23秒 | 映画・社会

監督 鈴木雅之、主演 綾瀬はるか、堤 真一となれば、2011年の映画「プリンセストヨトミ」と同じようなものと思ったのですが・・・
どこか違うので、原作者を調べると、映画「本能寺ホテル」には、スタッフ欄には、原作者が書いていません。
脚本は、どちらも相沢友子ですが・・・
色々事情があるようですが、この2作は ”似ていて異なるもの” で、正直、僕には期待外れの内容でした。

  

タイムトンネルで天正10年(1582年)6月1日、つまり”本能寺の変”の前日に、織田信長と出会うのですが・・・

あまりにも素直な結末で、面白みに欠けていたようです。

例えば、倉本繭子(綾瀬はるか)明智光秀(高嶋政宏)の謀反を信長(堤 真一)に伝え事前に知った信長が逃亡して、どこかに生きていたとか・・・
本能寺ホテルの支配人(風間杜夫)が信長の末裔であるとか・・・

   
  オルゴール         エレベーター          金平糖の老舗もロケ地でした。


タイムトンネルへのキーワードは、オルゴールと金平糖、そしてエレベーターです。
オルゴールは信長由来のものという想定で、金平糖は信長の好物だったとか、エレベーターは、タイムトンネルなのでしょう。

たびたびタイムトンネルで信長に会った倉本は、なぜスマホかデジカメでも持って行き、信長や森蘭丸(濱田 岳)の写メでも撮ってYouTubeに流すとか・・・(あまり趣味は良くありませんが・・・)

全くの素人の戯言的な発想ですが、ともかく空想の世界に、それを超える意外性とか奇抜性を期待したのですが・・・

物語は、倉本繭子の就活、結婚への話もタイムトンネルを通じて信長と会うたびに、繭子の運命も変わることになります。

綾瀬はるかの天然ボケがひときわ目立った作品で、結局、クスッとする程度はあったのですが、爆笑するわけでもなく、コメディーなのかパロディーなのか、緊張感も高揚感もなかったようです。