廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★萩原健一 「ENTER THE PANTHER」

2005年07月09日 | J ROCK MASTERPIECE
 
で、こちらが2003年11月21日に渋谷公会堂でシューティングされた萩原健一の復活ライブ 『エンター・ザ・パンサー』 のDVDです。税込価格6090円でした(ちょい高いか!)。ショーケンのライブ映像を再び観ることが出来ただけでも僕は超ラッキーな感じがしておりましたが、実際に観客の視点から冷静に眺めていると、あのトレードマークであった声もまったく出ておりませんし、ステージ・アクションもぎこちないことこの上ありません(苦笑)。音楽そのものに重点を置いて観てしまうと辛いことばかりで、かなり痛々しいライブ映像であることに間違いありませんが、それでも時折姿をみせるカリスマ性と観客席の異常なまでのテンションの高さに、なにやらホッとさせられる場面も幾度となくありました(笑)。やはりショーケン、老いたとはいえ、まだまだ貫禄十分のロッカーとして通用しますよ。出来ればもう少し時間をかけてヴォイス・トレーニングを繰り返して、黄金期の状態までは無理だとしても声が出るように練習していただけると嬉しいですね。大の練習嫌いなのかもしれませんが、これは日本全国の萩原健一ファンからのお願いだと思って、少しは耳を傾けていただけると嬉しいですね。

1985年の 『ANDREE MARLRAU LIVE』 の後に、このライブDVDを観ると、18年の歳月を隔てた使用前・使用後の映像を観ているような気分になってしまいますが、老いて益々盛ん、バックバンドのメンバーも含めて「これが日本のロックだ!」といえる、極めて貴重なドキュメンタリーライブ映像だと思いました。尚、本DVDには映像特典として、ライブ期間中に収録した本当のドキュメンタリー映像「蘇った黒豹 13年ぶりのライヴ」(約25分間)も収録されております!!


◎萩原健一 『ENTER THE PANTHER』 (VAP, VPBQ-12062)

01. ショーケン・トレイン
02. GOD BLESS YOU
03. Ah! Ha!
04. DON'T YOU KNOW
05. 泣くだけ泣いたら
06. 54日間、待ちぼうけ
07. シャ・ラ・ラ
08. ハロー・マイ・ジェラシー
09. プレゼント
10. 酒と泪と男と女
11. 大阪で生まれた女
12. エメラルドの伝説
13. 神様お願い
14. テンダー・ナイト
15. どうしようもないよ
(アンコール)
16. THANK YOU MY DEAR FRIENDS
17. さよなら

特典映像:25分「蘇った黒豹 13年ぶりのライヴ」
(ライヴ期間中のドキュメンタリー映像を収録)

※Enter the Panther Kenichi Hagiwara Live Tour 2003.11.21 Shibuya Kokaido


★DVD/ 萩原健一'85「ANDREE MARLRAU LIVE」

2005年07月09日 | J ROCK MASTERPIECE
 
今から20年前に行われた萩原健一のラストライブ(当時)を収録したライブDVDがコレです。1985年8月24日に「よみうりランドEAST」で行われたアンドレ・マルロー・バンド名義の貴重なDVDで、新宿のディスクユニオン・インディーズ館でようやく未開封新品を発見して購入しました。つい先日まであちこちの店で見かけていたんですけどね~、急に店頭在庫を見かけなくなりました。世間では密かにショーケン・ブームが再び到来でもしているのでしょうか(笑)。いや~、それにしても画面に映ったショーケンの若いこと若いこと。とんねるずの石橋貴明がよくモノマネしていたのも、この頃のショーケンがベースになっているんでしょうね、きっと。ショーケンのあのハスキーな声もまだこの頃は出ておりましたし、動きもやたらと軽快でした(笑)。うーむ、やっぱりショーケン、たまらなくカッコイイです!!

ライブDVDの方は全8曲で合計55分の映像しか収録されておりませんが、同時発売されたCD版の方には、DVDよりも多くの収録曲が含まれております。同タイトルのライブCDの方はネット通販ですでに注文済みで、現在入荷待ちしている状態でありますが、収録内容が違うのであれば、否応なくこれはCD&DVDともに購入せざるを得ませんね(笑)。ショーケン・ファンには当然のことなんでしょうが、そうでない方にも是非オススメしたい、実にエコ贔屓丸出し(笑)のドキュメンタリーライブ映像に仕上がっている一本でありました。日本のロックを代表するライブ映像であることに間違いありません(そうかあ?笑)、拍手パチパチです。万が一、店頭で見かけることがありましたら、廃盤になってしまう前に即購入しておきましょう!!


◎萩原健一'85 『ANDREE MARLRAU LIVE』 (TOKUMA JAPAN, TKBA-1038)

01. シャ・ラ・ラ
02. 鈴虫(九月朝、母を想い)
03. Be My Baby
04. Someday's Night(54日間、待ちぼうけ)
05. ハロー・マイ・ジェラシー
06. テンダー・ナイト
07. フラフラ(OM SHANTI OM)
08. さよなら

監督:高橋伴明


★フラッシュバック・シリーズ 「ブリティッシュ・ハード・ロック」

2005年07月08日 | Johnny, Louis & Char
 
シンコー・ミュージックから発売されたムック本の最新刊、フラッシュバック・シリーズ 『ブリティッシュ・ハード・ロック』 を購入しました。税込価格2100円也。1970年代英国ハード・ロック戦乱期の狂騒をここに封印!とコピーが書かれておりますが、要は新たに書き下ろされた記事も含めてですが、昔 『ミュージックライフ』 などの音楽誌に掲載されたインタビュー記事なども交えながら再編集し直したロック回顧本だと云うことが出来ます。

この手のムック本は大好きなので、気に入った記事が書かれている本に関してはなるべく購入して手元に残しておくことにしておりますが、今回のこの本の購入の決め手になったのは、P.66から掲載されている「ロビン・トロワー×チャー」の対談記事だといって間違いないです。最初は立ち読みだけで済ませてしまおうかと思っておりましたが、こんな異色の組み合わせの対談が掲載されていたんじゃ買わずにいられないでしょ(笑)まさかと一瞬、目を疑いましたし。たしかにジミヘン・フォロワーという共通点では同じギタリストという以上、なんらかの接点が合ったとしてもおかしくはないのですが、デビュー直後のチャーがロビン・トロワーと二人だけで雑誌対談を行っていたというのは、まったくの初耳でした!!しかも若かりし日の二人のツーショット写真まで掲載されてしまっておりますので、さあ大変です(苦笑)。この頁部分だけでもチャーファンは必見だと思いますので、音楽書籍売場に今すぐ直行してご自分の目で確かめて来て下さい!!もちろん、他の音楽記事だって当然オススメですよ~(笑)♪


★できるかな、できるかな

2005年07月07日 | DAY BY DAY
 
おはようございます、店主のじみへんです!!
実は昨日、長年勤めて来た某業界紙出版社を退職し、本日(7月7日)からまったく畑違いの新しい会社へ転職、再スタートを切ります(笑)。なんだかとても慌ただしい1カ月間でありましたが、なんとか残務整理や引継ぎ業務も終わりましたので、新しい気持ちで今日からまた再出発します。しばらくの間はこの 『廃盤日記(増補改訂版)』 も毎日の更新が疎かになってしまう可能性もありますが、見捨てずに(苦笑)今後とも引き続き宜しくお願い致しますね。

というわけで、今回の貼付画像はNHK教育の伝説番組 『できるかな』 のワンシーンを拝借させていただきました(笑)。今までとはまったく違うフィールドの仕事に移りますので、全然不安がないかと云えば嘘になりますが、不安以上にまったく未知の世界に飛び込んで行く期待感の方が大きいですね!!まさに「できるかな」のチャレンジ精神で頑張ってみたいと思います。ノッポさんとゴン太くんも応援、よろしくね(苦笑)♪


★BECK, BOGERT & APPICE 「WORKING VERSION」

2005年07月06日 | JEFF BECK
 
思い出に残るジェフ・ベックのブートレッグというと、まっさきに思い浮かんだのがコレです。BBAの幻のセカンド・アルバム収録予定だった曲が流出音源としてはじめて世に出て来たのがこのブートレッグで、発売された当時、カヴァーデイル・ペイジとして来日したジミー・ペイジ氏がお忍びで西新宿に突如現れ、実はこのブートレッグを探し廻っていたというのは有名な話です。ちなみにこの来日時に、僕も仕事途中で今はなきアイコアイコに立ち寄っていたのですが(苦笑)クラプトンの棚を物色していると何やら店内にざわめきがして来ました。遠巻きに大勢の人が僕の方を見ているのです。なんだよ!ジロジロ見るなよな~と思っていたら、なんと視線の先は僕ではなく、僕のすぐ隣でツェッペリンの棚を物色していた白人男性、そうその大男こそなんとジミー・ペイジご本人だったのです(苦笑)。いやはや来店情報をまったく知らなかったとはいえ、まさか隣り合わせでブートCD(しかもツェッペリンの!)を物色しているのがジミー・ペイジ本人だったとは、それまでの生涯で一番驚いた瞬間でありました(苦笑)。あいにくジミー・ペイジが入手目的で探していたBBAのこの 『WORKING VERSION』 は西新宿地区では完売品切れ状態であったらしく入手することはできなかったそうなのですが、次回来日時には無事入手されたという話を人伝てに聞きました。良かった良かった(笑)。

その後、ペイジ・プラント来日時に再び西新宿界隈の路上で、今度はロバート・プラントとジミー・ペイジの両巨頭に一辺に遭遇してしまうとは、僕も夢にも思っておりませんでしたが、これはすべて実話なので、なにやら因縁めいたものを感じてしまいましたね(笑)。

最近ではBF店内で二年連続して、オフシーズン時期に来日していた米国大リーガーのランディ・ジョンソン投手に出会ったというのも驚きの実話であります(苦笑)。レジ前でランディ・ジョンソン投手だとは知らずに彼の後ろに並んだんですが、異常に大きい外人客だな~と思ったのは覚えております。BFの店長さんが大リーグカードにサインしてもらっているのを見て、その時はじめて「あっ!」と気がついたという、なんともオトボケ振りを発揮してしまいましたが(笑)。そーいえば、その直後にダイカン9階でも再び顔を合わせたような気が‥‥(爆)仕事中なのに一体なにやってんだか!!


◎BECK, BOGERT & APPICE 『WORKING VERSION』 (ITS-1001)

01. Jizz Whizz
02. Laughing Lady
03. Prayin'
04. (Get Ready)Yar Lovemaker's
05. Livin' Life Backwards
06. Solid Lifter
07. Satisfied
08. All In Your Mind
09. Time Is Your Lady
※UNRELEASED B.B.A. SECOND ALBUM

10. Definitely Maybe
※1ST SHOW AT PITTSBERG 1972/08/01

11. Superstition
12. Morning Dew
※SANTA MONICA CIVIC CENTER 1973/05

13. Satisfied
14. Livin' Alone
15. Laughing Lady
16. Lady
※LAST SHOW AT RAINBOW 1974/01/26


★JEFF BECK 「RETURN OF THE AXE MURDERER」 Scorpio

2005年07月06日 | JEFF BECK
 
初めて購入したジェフ・ベックのブートレッグって何だったっけかな?と思い出してみましたが、どーもあやふやな記憶しか残っていませんねえ(笑)。で、自宅CD棚を眺めながらアレコレと記憶を辿ってみましたが、決め手になる証拠はなし。とりあえず最有力候補として挙がって来たのが、このスコルピオの当時の大名盤 『RETURN OF THE AXE MURDERER』 でした。これはもうかれこれ15年以上前に購入した初期のブートレッグですが、僕は渋谷のマザーレコードでたしか購入したんだと記憶しておりますが。あの店、あの頃から店の佇まいがまるっきり変わっていないのが本当に不思議でありますが(苦笑)。

この名盤はとにかく購入した当時にはよく聴きまくりましたね。ジェフ・ベック物の中では最上位クラスに入る音質の良い音源でしたし、なによりもサウンドボード録音で聴けるジェフ・ベックの音源はそれこそ当時はこのアイテムぐらいしかなかったですからね、ほとんど選択の余地なしといった状況でしたし。今でも改めて聴き直してみてもたいへん良くまとまった優良コンピレーション盤だと思いますし、当時のスコルピオ・レーベルのクオリティの高さは他のブートレーベルの追随を許さないぐらい確固としたものがありました。いい仕事してますねえ~、と本当誉めてしまいたくなるブート古典を多数輩出したのもこのレーベルでありました。

皆さんが初めて買われたジェフ・ベックのブート作品って一体何だったんでしょうね?気になるところではあります。よかったら皆さん、コメント欄に記入して是非是非教えて下さいね!!


◎JEFF BECK 『RETURN OF THE AXE MURDERER』 (Scopio)

01. Hi Ho Silver Lining
02. I'm Losing You
03. Rock My Plimsoul
04. Tallyman
05. Hi Ho Silver Lining
06. Shapes Of Things
07. Rock My Plimsoul
08. Going Down
09. Got The Feeling
10. Ice Cream Cakes
11. Got The Feeling
12. Situation
13. Definitely Maybe
14. Let The Love You/You Shook Me
15. Jeff Speaks

Track.1: Live BBC 3/67
Tracks.2-5: Live BBC 7/67
Tracks.6-7: Live BBC 4/68
Tracks.8-10: Live BBC 12/71
Tracks.11-12: Studio 1971
Track.13: Live Boston, MA 5/75
Track.14: Recorded 1968, Fillmore East, NY


★BUDDY GUY with JEFF BECK 「MUSTANG SALLY」

2005年07月05日 | JEFF BECK
 
バディ・ガイのアルバム 『Dawn Right, I've Got The Blues』 発売に合わせて、ジェフ・ベックとの共同名義でリリースされた輸入盤シングルCDです。このシングルCDの最大の特徴は、ただ単にアルバムからシングルカットされた曲が収録されたというわけではなく、アルバムバージョンに比べ5秒ほど短くなっているもののイントロ部分からいきなりジェフ・ベックのギターが入るという特別仕立てのアレンジが施されている点が挙げられます。間奏部分でもジェフ・ベックは主役を食ってしまうぐらいに弾きまくっておりますし(笑)僕個人としてはアルバムに収録されたバージョンよりもこちらのシングルバージョンの方が好きですね。今のところ、このシングルCDでしか聴けない(たぶん?)貴重な収録曲だと思います。ジャケットのツーショット写真もナイスですね!!


◎BUDDY GUY with JEFF BECK 『MUSTANG SALLY』 (SILVERTONE, ORE CD 30)

01. MUSTANG SALLY (SINGLE VERSION)
02. TROUBLE DON'T LAST
03. MUSTANG SALLY (ALBUM VERSION)


★JEFF BECK & ROD STEWART 「PEOPLE GET READY」

2005年07月04日 | JEFF BECK
 
ジェフ・ベックの来日公演を祝して、僕のお気に入りのCDを幾つかご紹介したいと思います。
まず最初の一枚は、1992年の3枚組CDボックス 『ベッコロジー』 発売時に合わせてリリースされたオーストリア盤のCDシングル 『PEOPLE GET READY』 です。収録曲はすべて上記 『ベッコロジー』 収録のものと同じなので、曲自体の希少性はないのですが、なんといってもこのジャケット・デザインの良さが断トツにカッコイイので、このアイテムを選びました。国内盤でも、もしかしたら『フラッシュ』発売時にシングルカットされているのかもしれませんが、このCDジャケットを上回るカッコ良さは表現出来ていないはずだと思いますので、こちらのジャケットに軍配を上げたいと思います。あくまでもこれは僕の主観でしかありませんけどね。何度見てもカッコイイんですよね、そーいえばChar師匠もこれと似たようなポーズの写真を以前、撮られていたことを思い出しました(笑)。


◎JEFF BECK & ROD STEWART 『PEOPLE GET READY』 (EPIC, 657756-5)

01. People Get Ready
02. New Ways/Train Train
03. The Train Kept A-Rollin'


★お帰りなさい、長嶋名誉監督!

2005年07月03日 | DAY BY DAY
 
本日は、久しぶりに東京ドーム「巨人×広島」戦を観戦に行って来ました。たまたま某取引先からいただいたチケットが、7月3日(日)一塁側バルコニー席のチケットだったんですけど、偶然とはいえ、長嶋名誉監督の観戦日と一緒だったということには、なにやら因縁めいたものを感じましたね(笑)。

午後5時プレイボールで、僕らは午後5時過ぎの1回裏巨人の攻撃が終わったあたりで着席しました。生ビールを飲みつつ観戦しておりましたが、途中からなにやら観客席にざわめきが。そうです、長嶋茂雄さんがすぐ近くのバルコニー席で観戦しているではないですか!!一瞬、どこどこ?と探してしまいましたが、何のことはない同じバルコニー席の一番良い席に長嶋さんはいらっしゃいました。両隣りにはたぶん奥さんとご子息の長嶋一茂さんが座っていらっしゃいました。途中からいつの間にか、長嶋さんの隣には妖怪然としたナベツネ氏が入れ替わりで座っていらっしゃいましたが(苦笑)。

生憎、この日の先発であった桑田投手は5回で降板。打線もローズのホームラン一発のみで結局この日は「4ー1」で広島に惨敗してしまいましたが、長嶋名誉監督の元気な姿がオーロラビジョンに大きく映し出される度にドーム内は歓声に包まれ、なんとも和やかな雰囲気のまま帰宅することが出来ました。これで巨人が勝っていれば云う事無しだったんですけどねー、まあそう上手くも行かないか(苦笑)。お帰りなさい、長嶋名誉監督、元気なお姿をまた見ることが出来て、僕らもたいへん嬉しかったですよー!!


★JEFF BECK JAPAN TOUR 2005 (その2)

2005年07月03日 | JEFF BECK
 
今回のジェフ・ベックの日本公演、去る7月1日(金)の神奈川県民ホールからスタート致しましたが、この日のセットリストが早くもウドーのHP内にライブレポートという形で掲載されております。多少、日替わりで演奏曲順が入れ替わったりはしているようですが、基本的なセットリストはすべて同じようですので、生ジェフ・ベックをすでに体験された方は是非コチラのサイトの方もお楽しみ下さい。僕の知り合いの方もほとんどが本日(7月3日)の東京国際フォーラム公演に行かれる方が一番多いようですので、皆さん、楽しんで来て下さいね!!

※JEFF BECK JAPAN TOUR 2005.07.01 神奈川県民ホール公演セットリスト


★JEFF BECK JAPAN TOUR 2005

2005年07月03日 | JEFF BECK
 
待ちに待ったジェフ・ベック日本公演の2日目である、東京国際フォーラム・ホールAに行って来ました!!土曜日の開催ということもあって午後4時開場、午後5時開演というかなり早い時間のスタートとなりましたが、今朝からハイテンション状態が続いていた僕としては、少しでも早めの開演で嬉しかったですね(笑)。早い時間に始めてもらった方がジェフ・ベック師匠の体力もまだ温存されているんでしょうから、その方がかえって好都合だったのかもしれませんし。なにせ師匠の年齢を考えると今回の来日ツアー、かなり強行軍的な殺人スケジュールの可能性もありますので、早めの公演の方が安全確実という可能性も高いですからね(笑)余計な心配かもしれませんが。

午後4時にはすでに有楽町駅周辺に着いておりましたので、とりあえず時間潰しに有楽町交通会館1階の「北海道ぷらざ」で、夕張メロン&バニラのミックスソフトクリームを食しました。久し振りに食べましたけど、やっぱりここのソフトクリームは美味しいですね。380円也。銀座地区だと、ココと帝国ホテル近くのガード下に出店しているマザー牧場直営ショップのソフトクリームが美味しいです(笑)。銀座~日比谷界隈で映画を観た後に僕はよく食べに行きますね。
閑話休題。

会場である東京国際フォーラムに向うと、やたらと年齢層の高い観客に苦笑い。ざあっと見て40代以上が9割以上を占めているんじゃないでしょうか。しかも男性の一人客が異常に多い(笑)。武道館で観たクラプトンのコンサートの時も同様に感じましたが、クラプトンの時は明らかに女性客の数が今回のジェフ・ベック以上に圧倒的に多かったように思えます。ただ観客の年齢層の高さは同じぐらいだったと思いますが(苦笑)。いずれにしても彼らの人気を支えているのは中高年層だということは間違いなさそうです、自分も含めてですが(笑)。

開演前に会場内のオフィシャルグッズ売場で、今回の日本公演のために独自に作られたというパンフレット【写真】を購入。税込2000円でした。これまでのジェフ・ベックの活動の足跡などが写真アルバム風にまとめられていて、単なるツアーパンフ以上に目で見て楽しめる内容に編集制作されておりました。これはたぶん日本人スタッフの手による労作だと思います。ライブをご覧になられた方は是非記念に一冊どうぞ(笑)。

午後5時ちょうどに開演して、途中5分間の休憩を挟んだ二部構成でコンサートは行われました。ジェフ・ベックのこれまでの音楽活動を総まとめしたような選曲・内容で、これはやはり実際に自分の目で観て、耳で聴かなければ味わえない貴重な2時間を体験出来たと思います。演奏内容に関しては、これから会場に足を運ばれる方も大勢いらっしゃると思いますので、ここで種明かしをしてしまうといった不粋な真似は避けさせていただきますが、ジェフ・ベックのファンであれば、これはもう何が何でも今回のジャパンツアーは観ておいた方がイイと思いますね。それだけ彼の音楽人生の総集編的な内容が演奏されるということだけは断言できますので。本編もいいですけど、2回行われたアンコールでの選曲には思わず涙してしまいました。これはまさに必聴必見ですぞ、ご同輩!!追加公演の最終日(7月15日)東京国際フォーラムのチケットはまだ残っているそうなので、今からでもまだ遅くはありませんぞ~!!


★BLIND FAITH 「LIVE IN HYDE PARK 1969」 MID VALLEY

2005年07月02日 | ERIC CLAPTON
 
6月30日に発売されたと聞いて、昨日、西新宿での仕事途中に立ち寄って(苦笑)慌てて購入して来たのがこのブラインド・フェイスのライブ盤です。プレスCD2枚組で税込9800円(!)というのは、ここ最近リリースされているMV作品の中ではCD1枚当たりに換算すると破格の高値で断トツの割高感がありましたが、なにか裏の事情があるのかもしれないと判断して、予定どおり即買いして参りました(笑)。500セット限定のリミテッドナンバー入りで、発売2日目に購入した割には僕は「No.00089」という意外と若い番号でしたね。ま、店側も買った順に若い番号を発売している訳ではないんそうですので、こればっかりはまったくの指運だと思いますが(苦笑)。

で、さっそく再生してみて驚きましたよ!!サウンドボードソースと書かれているCD1枚目の音質ですが、こりゃあまったくのオフィシャル盤です。いやはやマスター流出音源ですね、絶対にコレは。超有名なハイドパーク公演のライブ音源でしたが、過去に聴いたことのある多数の音源の中でも断トツといいますか、いやもう比較にならない程の音質の良さです!!こりゃあ、ブッたまげました、本当に(笑)。付属の超豪華パンフレットなどのせいで価格が高騰したのかと思っておりましたが、これはたぶん、あくまでも僕の推測の域は出ませんが、元になったオリジナルソースを関係者から入手するために支払った購入代価が、通常の購入価格よりも高かったからではないかと思われます。そうでもなければ通常のプレスCD2枚組のアイテムでこんなに高い価格設定はしないはずですからね。これはかなり極秘ルートの業界関係者から入手した超お宝流出音源に間違いないと思います(たぶん)。それにしても驚きの超高音質ですわ、いやはや参りました!!

あとは今後発売が予定されているブラインド・フェイスのオフィシャル発売のライブDVDが無事リリースされることを祈るばかりです。でも、これだけ優良なサウンドボード音源が残っているということは映像版の方もかなり期待できると思いますね。本当、楽しみです!!


◎BLIND FAITH 『LIVE IN HYDE PARK 1969』 (MID VALLEY 319/320)

DISC.1: SOUNDBOARD SOURCE
01. INTRODUCTION
02. WELL ALL RIGHT
03. SEA OF JOY
04. SLEEPING IN THE GROUND
05. UNDER MY THUMB
06. CAN'T FIND MY WAY HOME
07. DO WHAT YOU LIKE
08. PRESENCE OF THE LORD
09. MEANS TO AN END
10. HAD TO CRY TODAY

DISC.2: AUDIENCE SOURCE
01. WELL ALL RIGHT
02. SEA OF JOY
03. SLEEPING IN THE GROUND
04. UNDER MY THUMB
05. CAN'T FIND MY WAY HOME
06. DO WHAT YOU LIKE
07. PRESENCE OF THE LORD
08. MEANS TO AN END
09. HAD TO CRY TODAY

※OFFICIAL DVD/BLIND FAITH『HYDE PARK 1969』


★MILES DAVIS 「Kind of Blue」 SBM (SRCS-6681)

2005年07月01日 | MILES DAVIS
 
昨日、レコファン某店にてマイルス・デイヴィスの名盤中の名盤 『カインド・オブ・ブルー』 のゴールドディスクCDの中古盤を発見した。そーいえば、こういうのも出ていたけど、たしか高かった記憶があるからな~、と思いながらふとプライスシールを見るとなんと「税込1050円」と書かれている。ちょうど今、レコファン全店で中古盤200円オフセール実施中のため「え、それじゃこのゴールドディスクCDが「税込850円」で買えてしまうわけ??」などと独り言を呟きながら速攻でレジに向ったことは説明の必要がないと思います(笑)。

購入した中古CDには帯が付いていなかったため、詳細な内容は推測する以外に方法はないのですが、判っていることは、1993年4月21日に発売されたソニー国内盤の「THE COLLECTORS ITEM SERIES」の一枚で、当時の発売価格は税込3200円だったこと、SBM(=Super Bit Mapping)採用のゴールドディスクCDで収録曲はボーナストラック一切なしのオリジナル5曲のみで、収録されたテープは1992年まで所在が判らなかった 『Kind of Blue』 のオリジナルテープが使われていること、などが挙げられる。帯が付いていないもののその他の状態はまったくの新品同様なため、こりゃあいい買い物をしたなと勝手に満足しておりますが(苦笑)。

で、帰宅して早速再生してみると、おや?なんだか今まで聴いていた 『Kind of Blue』 となにやら違う感じがしたのですが、これは僕の錯覚なのでしょうか?音はかなりクリアな感じがして、ものすごく聴いた時の耳の感触がイイんですけど。うーむ、この違いって‥‥。たぶん音質的には、その後にリリースされたDSDマスタリング採用の国内盤紙ジャケシリーズのCDの方が音がイイんだと思いますが、このSBM採用のゴールドディスクCDの音も侮れません。アナログ盤にかなり音が近いんでしょうか?僕はオリジナルのアナログ盤を聴いたことがないので比較のしようがないのでありますが、ウチの大衆機CDプレイヤーで再生してもこれだけ音の違いが判るのですから、こりゃ確実になにかが違っていることは間違いありません!!

どなたか 『Kind of Blue』 CDの音質の違いについて詳しく語れる方がいらっしゃいましたら、是非その違いについて教えて下さーい!!こういうことは中山康樹先生に直接聞くのが一番手っ取り早いのかもしれませんがね(笑)マイルス好きの皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。


◎MILES DAVIS 『KIND OF BLUE』 (SONY, SRCS-6681)

01. SO WHAT
02. FREDDIE FREELOADER
03. BLUE IN GREEN
04. ALL BLUES
05. FLAMENCO SKETCHES