廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★MILES DAVIS 「Kind of Blue」 SBM (SRCS-6681)

2005年07月01日 | MILES DAVIS
 
昨日、レコファン某店にてマイルス・デイヴィスの名盤中の名盤 『カインド・オブ・ブルー』 のゴールドディスクCDの中古盤を発見した。そーいえば、こういうのも出ていたけど、たしか高かった記憶があるからな~、と思いながらふとプライスシールを見るとなんと「税込1050円」と書かれている。ちょうど今、レコファン全店で中古盤200円オフセール実施中のため「え、それじゃこのゴールドディスクCDが「税込850円」で買えてしまうわけ??」などと独り言を呟きながら速攻でレジに向ったことは説明の必要がないと思います(笑)。

購入した中古CDには帯が付いていなかったため、詳細な内容は推測する以外に方法はないのですが、判っていることは、1993年4月21日に発売されたソニー国内盤の「THE COLLECTORS ITEM SERIES」の一枚で、当時の発売価格は税込3200円だったこと、SBM(=Super Bit Mapping)採用のゴールドディスクCDで収録曲はボーナストラック一切なしのオリジナル5曲のみで、収録されたテープは1992年まで所在が判らなかった 『Kind of Blue』 のオリジナルテープが使われていること、などが挙げられる。帯が付いていないもののその他の状態はまったくの新品同様なため、こりゃあいい買い物をしたなと勝手に満足しておりますが(苦笑)。

で、帰宅して早速再生してみると、おや?なんだか今まで聴いていた 『Kind of Blue』 となにやら違う感じがしたのですが、これは僕の錯覚なのでしょうか?音はかなりクリアな感じがして、ものすごく聴いた時の耳の感触がイイんですけど。うーむ、この違いって‥‥。たぶん音質的には、その後にリリースされたDSDマスタリング採用の国内盤紙ジャケシリーズのCDの方が音がイイんだと思いますが、このSBM採用のゴールドディスクCDの音も侮れません。アナログ盤にかなり音が近いんでしょうか?僕はオリジナルのアナログ盤を聴いたことがないので比較のしようがないのでありますが、ウチの大衆機CDプレイヤーで再生してもこれだけ音の違いが判るのですから、こりゃ確実になにかが違っていることは間違いありません!!

どなたか 『Kind of Blue』 CDの音質の違いについて詳しく語れる方がいらっしゃいましたら、是非その違いについて教えて下さーい!!こういうことは中山康樹先生に直接聞くのが一番手っ取り早いのかもしれませんがね(笑)マイルス好きの皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。


◎MILES DAVIS 『KIND OF BLUE』 (SONY, SRCS-6681)

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