映画 『真説 タイガーマスク』 の項で、常連のTKさんからいただいたコメントの中に「骨法」というキーワードがありましたので、この新書版のこともついでに取り上げておきましょう。1987年に二見書房から発売された、喧嘩芸骨法創始師範の堀部正史氏が書かれた 『喧嘩芸骨法』 と 『必殺骨法の極意』 の二冊です。もしかしたら、この二冊のほかにもシリーズ本がその後出ているのかもしれませんが、僕が購入して読んだのはこの二冊でした(笑)。読み物としてもたいへんに面白く、その昔読んだ故大山倍達氏の著書を読んだ時と同じような読後感が得られました。
副題には「現代に甦った最強の必殺拳法」と書かれており、日本唯一の民族拳法という表記がなんとなく怪しい感じがしましたが、ま、この手の新書判に深い疑問をもって読んでも仕方がないので、当時は「骨法とは何ぞや?」という謎を解明するためにとりあえず手にしてみたというのが正直なところです。アントニオ猪木氏の推薦文が見返しや帯に載っているというのが「いかにも」という気がしないでもありませんでしたが(笑)新書に華を添えるという意味では必要不可欠な推薦文だったのかもしれません。この本ではじめて「掌打」というキーワードも知りましたし、獣神サンダーライガー(山田恵一)が試合中によく使っている技もこの骨法の本にもよく出て来ております。そーいえば、ライガーのあの長髪も堀部師範の髪型にかなり似ていたかもしれませんね(笑)。
面白いことは面白い本でありましたが、今ではちょっと昔読んでいたことさえあまり人には知られたくないジャンルの本かもしれませんね。若かりし頃の青臭い思い出の本として記憶にとどめておきたいハウツー本ではあります。なんだかなあ~(笑)。
骨法がどうのいうより連戦してきたケンカ話が最高におもろいのね、現場に居ないとわからない鼻の奥の方でつんとするあの空気を存分に吸い込むことが出来るという意味で最高でした。
おはようございます、え?笹さんもこの本お持ちでしたか(笑)
こりゃまた意外でした!!そーですかそーですか。
でも、嬉しいですね、音楽以外でも趣味が似ていたとは(苦笑)
この本、仰るとおり格闘技にあまり興味がなくても
読み物としても抜群に面白く、夢枕獏氏の小説を彷彿とさせるものがありましたね。
堀部さんの理屈というか理論は一時期大きく取り上げられて(格闘技通信でね)、ブラジリアン柔術に対するという意味で期待されたものでした。
後楽園ホールを真っ赤にして大会を行い話題になったりね。
この時は現場には行かずビデオ買いました、私が通っていたホテルにあるスポーツクラブ、パンクラスの外人選手はそのホテルが常宿で、ジェイソン・デルーシアと親しくなってそのビデオは彼にプレゼントしました。
その後、ブラジリアン柔術の強豪を招いて、NKホールでバーリ・トゥードの大会が開かれたんですよ。
そこに骨法の代表選手が二人出場、結局何もできないで倒されて終わり、なんとも落胆させられた大会でした。
格闘技通信で前代未聞の記事が載ったのがその後、骨法を信用して期待を持たした記事を書いてお詫びします、今後骨法の記事は控えます、なんて内容でした。
夢枕獏さん、私と同じ後楽園ホールの北側席の常連でね、よく彼は私の前に座ってました。
挌闘家との交流も多い人でしたが、UFCのリングにはじめて上がりホイスと対戦した市原選手、彼ともいろいろ問題こじらしたみたいでね(詳しくは知らない)、市原さん大好きだったんで複雑です。
まいどです。今週はなんとなく初代タイガーマスクこと
佐山聡氏に感化されて完全に総合格闘技のブログに移行してしまっております。
面倒だから、このまま変えちゃうか(苦笑)。
骨法の堀部師範、うーむ、そういえば風貌が○ウム真理教のアノ方にもソックリでしたね(笑)。
ちょいと間違えたら、かなりアブナイ感じがしております、あの容姿は。
このネタ、かなり危険と察しましたのでここら辺でやめておきましょう。くわばらくわばら(苦笑)。