廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★単行本 「1・2の三四郎」 小林まこと著 (講談社) 全12巻

2004年12月03日 | BOOK
 
12月3日ということで、今回は伝説の名作コミック、小林まこと著の 『1・2の三四郎』 を取り上げましょう(笑)。この漫画、僕が一番最初に読んだのは高校時代で、今考えるともう20年以上も前の作品になるんですね、ビックリ!?

読みはじめた当初は、ホワッツ・マイケル系のギャグマンガだと思っておりましたが、読み進めて行くうちのいつの間にか「格闘技マンガ」へと変貌して行き(笑)、しまいには主人公・東三四郎のプロレスラー人生を追った成長物語のドキュメンタリーへと流れて行きましたので、いやはや面白いこと面白いこと。こんなに夢中になって読んだのは、中学時代に読んだ名著 『プロレス・スーパースター列伝』 以来であります(笑)!

この当時は、初代タイガーマスクの佐山聡が一世を風靡し、金曜午後八時のテレビ朝日 『新日本プロレス中継』 を中心に、世間は第2次プロレスブームで再び盛り上がっていた時代でもありました。金曜午後八時といえば、TBSドラマ 『3年B組金八先生』 の裏番組でもありましたので、土曜午後八時の 『八時だよ!全員集合』 vs 『俺たちひょうきん族』 と同じぐらい、空前絶後の視聴率戦争が勃発していたのではないでしょうか?? いやはや古い話ばかりで、申し訳ございませんが(笑)。

それから10年近く経過して、まさか 『1・2の三四郎2』 が続編として再スタートするとは夢にも思いませんでしたがね(笑)。これは明らかに蛇足でしたが。
そうそう、佐竹雅昭主演の実写版映画 『1・2の三四郎』 が製作されたのも、ちょうどこの頃でした。この映画も明らかな駄作で、期待して観た僕は3日間ぐらい寝込んでしまいました(笑)。今風に表現すれば、ギター侍「いやはや残念~っ!斬りっっっっ」と云ったところでしょうか。ちゃんちゃん(笑)。