風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

リスク回避は分かるけど

2012-03-14 23:21:11 | 徒然
「そっちは危ないから、やめときなよ」
リスクを回避しようとする防衛本能が私を試す。

どの道が正しいのか、誰かに聞きたくなる。
でも最後にどの道を選ぶかは、自分。
道の先で何が起きても、それを選んだのは、自分。

「そっちは危ないよ」

それって、ほんと?
ただ何かあったとき人のせいにできないから、自分が責任とりたくないだけじゃない?

「じゃ好きにすれば?」

そうします。
何があっても自分の選んだ道、いいことばかりじゃないけど、きっと悪いことばかりじゃない。

「分かった、分かった
ムキにならずに、じゃあ君が行きたい方へ行こう
私もついていくから。
くれぐれも、無理はしないで」

そうやって自分で自分に折り合いつけて、衝動的に飛び出さなくなったのは
弱さを知り、歳の数だけ少し賢くなったから…だといいな。

変化にビビりつつ、マイペースに進めたらと思います。

innocent

2012-03-14 19:42:20 | 徒然
無垢な心、大人になるとこれが
色気の源泉になるのではないかと思う。

今まで、私の心は渇れていた。
今は、何かがとめどなく涌いている気がする。

うふふ、これから暖かくなって出かけるのが楽しみ。
朝、鏡を化粧をしながら
赤ちゃんみたいに澄んだ無垢な自分をイメージする。
初めてのことばかり、輝く瞳
…イメージは馬鹿にできない。
メイクの仕上がりが全然違ってくる。

いつまでも無垢な心でいたい。
人や社会を知れば知るほど、それはたやすいことではないけれど。

呼吸するように

2012-03-14 19:15:08 | 徒然
書くことで、描くことで、歌うことで

息ができる。

ほんとは、絵筆も、楽器も、パソコンも、カメラも
使いこなしたい。
それから、馬に乗って走ったり、舞を舞ったり、体を上手に動かしたい。
人をもてなす術として
お茶やお華、粋な何かを覚えたい。

たったひとりでも、誰かが感動してくれる何かを現せる人間になりたい。


いくつかある表現方法の中で、紙とペン(もしくは携帯)さえあればできるという手軽さから
細々と続いてきたのが、書くこと。

書くことで自分を出せる。
ストレートに書ける。
ストレートに書けないと調子が狂う。
心にフタをし、言葉を選び、書けない時期があったから分かった。

私が私であることを選んでしまった。
後悔はしていない。
これから沢山の出会いと別れが待っている。
心はもう歩きはじめてしまったから、この流れは止められない。
心の鍵を開けることを自分で許した。

だから、変化の流れの中で、書いている最中は少しとどまり書くことの中に身をおける。
苦しいよ、寂しいよ、嬉しいよ、腹立つよ、こんなに楽しかったよ
肝心の自分さえそっぽむかなければ、
紙とペンはいつでも自分を受けとめてくれる。
全部自由に表に出せる。

意識せずとも呼吸をしているように書き続ける。
きっと死ぬまで、そうしてる。

32歳3ヶ月現在

2012-03-14 08:16:41 | 徒然
「ハァ…どうせそんなにうまくいくわけないか…」
「どうせ人を好きなってもいずれ別れるし、傷つきたくない」
「なんであの人と出会ってしまったんだろう」
「あー、今日もあの顔見るのいやだなー」
「理想と現実は違うよ」
「私にできるわけない」
あとは…
「なんでこの家に生まれたんだろ」
「親だったら普通こうでしょ」
「こんな人に教わりたくない」
「ここにいるからダメなんだ」
「結婚したら、やっぱり冷めていくものなのかな…」
「生きていて何が楽しいんだろう」

うーん、今思いつく限りの、落ち込みの導入部

これらはひととおり、経験して免疫ができて
「あれ?前も同じような気持ちになったことがあるような」と気付くことがチラホラでてきた。

親や社会への反発
自分を卑下する気持ち
将来への不安

まだこれから経験するであろう
結婚や出産や子育て、親との別れ、パートナーとの別れ、人生の幕引き
そういうことは、未知数ですが

32歳女独身、一人暮らし後、今は実家暮らし
OL勤続4年今年5年目、仕事にもだいぶ慣れ
土日祝日暦どおり休み
手痛い失恋は数知れず、両想いは数えるまでもない

そんな私の経験なんてたかが知れてますが
平和に暮らしていて落ち込むことや悔しい思いは
なんかひととおり感じた気がする。

だから、
あれ?この気持ちくらいなら立て直せるよね
前も同じようなことあったよね

と心の中のわたしが、しれっと言う。

前も経験したなら、立ち直りかた分かるでしょ?
うら若き乙女じゃないんだから、じゃ頑張って。

と突き放す。

新しい落込み案件なら、解決法を考えるけど
経験済の似たようなことは
前回と同じようにやってみて、となる。
なんか醒めてる、冷たい。

日々の瞬間で落込むことは沢山あるけど
いくつかのパターンのネガティブ思考の止めかたは身に付いてきたんだと思う。

回復の道の探しかたがわかるようになった。
目を閉じて、少しでも温かい方へ進めばいい。
そうすれば光が見えてくる。そっちが出口。

ただそれが分かったのはつい最近のことだけどね。
やっと一つ気持ちの節目を迎えられた気がする。

私は今、過去じゃなく今、この時に生きているんだと
ようやく実感できるようになった。
そう、私がいるのは
過去じゃない、今!

私の体は今の空気をわけながら、
一歩一歩今の風に触れながら
更新され続けて生きている。

なんて自由なんだろう。
思わずしがみつきたくなるような過去は私にとってどれも宝物で
今に至る私をつくってきた。

でも今にはかなわない。
(あコレ、高橋優の名言です。
『この声』『リアルタイム・シンガーソングライター』マスト!聴くべし!)

今に生きてると、心身ともに感じられることは
本当に気持ちがいい。
世界が美しくみえる。
悲しみも喜びも不安さえも、今を生きている証拠の感情だ。
今から逃げれば、傷つかなくて済む
でもいずれ息苦しくてたまらなくなる。

誰も未来は保証できない。
でも、楽しむのも放棄するのも自分次第だ。

「過去に気まずくなったから、話しづらい」というのは実際のところあるけど
今相手と接するのは、過去の自分じゃなく今の自分。

過去の続きに今があるけど
だからと言って過去を今に持ち込んで
過去の自分になる必要ない。

償う必要があるなら、真摯に向き合えばいい。
それが難しいなら、もう少し準備すればいい。

どんな未来にするかは過去じゃなく、今の自分次第。