風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

32歳3ヶ月現在

2012-03-14 08:16:41 | 徒然
「ハァ…どうせそんなにうまくいくわけないか…」
「どうせ人を好きなってもいずれ別れるし、傷つきたくない」
「なんであの人と出会ってしまったんだろう」
「あー、今日もあの顔見るのいやだなー」
「理想と現実は違うよ」
「私にできるわけない」
あとは…
「なんでこの家に生まれたんだろ」
「親だったら普通こうでしょ」
「こんな人に教わりたくない」
「ここにいるからダメなんだ」
「結婚したら、やっぱり冷めていくものなのかな…」
「生きていて何が楽しいんだろう」

うーん、今思いつく限りの、落ち込みの導入部

これらはひととおり、経験して免疫ができて
「あれ?前も同じような気持ちになったことがあるような」と気付くことがチラホラでてきた。

親や社会への反発
自分を卑下する気持ち
将来への不安

まだこれから経験するであろう
結婚や出産や子育て、親との別れ、パートナーとの別れ、人生の幕引き
そういうことは、未知数ですが

32歳女独身、一人暮らし後、今は実家暮らし
OL勤続4年今年5年目、仕事にもだいぶ慣れ
土日祝日暦どおり休み
手痛い失恋は数知れず、両想いは数えるまでもない

そんな私の経験なんてたかが知れてますが
平和に暮らしていて落ち込むことや悔しい思いは
なんかひととおり感じた気がする。

だから、
あれ?この気持ちくらいなら立て直せるよね
前も同じようなことあったよね

と心の中のわたしが、しれっと言う。

前も経験したなら、立ち直りかた分かるでしょ?
うら若き乙女じゃないんだから、じゃ頑張って。

と突き放す。

新しい落込み案件なら、解決法を考えるけど
経験済の似たようなことは
前回と同じようにやってみて、となる。
なんか醒めてる、冷たい。

日々の瞬間で落込むことは沢山あるけど
いくつかのパターンのネガティブ思考の止めかたは身に付いてきたんだと思う。

回復の道の探しかたがわかるようになった。
目を閉じて、少しでも温かい方へ進めばいい。
そうすれば光が見えてくる。そっちが出口。

ただそれが分かったのはつい最近のことだけどね。
やっと一つ気持ちの節目を迎えられた気がする。

私は今、過去じゃなく今、この時に生きているんだと
ようやく実感できるようになった。
そう、私がいるのは
過去じゃない、今!

私の体は今の空気をわけながら、
一歩一歩今の風に触れながら
更新され続けて生きている。

なんて自由なんだろう。
思わずしがみつきたくなるような過去は私にとってどれも宝物で
今に至る私をつくってきた。

でも今にはかなわない。
(あコレ、高橋優の名言です。
『この声』『リアルタイム・シンガーソングライター』マスト!聴くべし!)

今に生きてると、心身ともに感じられることは
本当に気持ちがいい。
世界が美しくみえる。
悲しみも喜びも不安さえも、今を生きている証拠の感情だ。
今から逃げれば、傷つかなくて済む
でもいずれ息苦しくてたまらなくなる。

誰も未来は保証できない。
でも、楽しむのも放棄するのも自分次第だ。

「過去に気まずくなったから、話しづらい」というのは実際のところあるけど
今相手と接するのは、過去の自分じゃなく今の自分。

過去の続きに今があるけど
だからと言って過去を今に持ち込んで
過去の自分になる必要ない。

償う必要があるなら、真摯に向き合えばいい。
それが難しいなら、もう少し準備すればいい。

どんな未来にするかは過去じゃなく、今の自分次第。

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