道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

Emil Reimannのシュトレン(ドレスデン)

2009年02月03日 | 食道楽
1月初めにベルリンを旅行した時には,まだクリスマスのマルクトが残っていたことは以前に書きました。ポツダム広場のソニーセンターのマルクトでもシュトレンを安売りしていたので,衝動買いをしてしまいましたが,こちらはあまりおいしくなく,ベルリン滞在中に消化するのに苦労しました。

次いで,シュトレンの本場ドレスデンに行った時には,さすがにクリスマスのマルクトはなくなっていたのですが,それでもカフェ等では売っていました。その中で,最も一般的と思われるEmil Reimannという会社の発売しているシュトレンを買いました。いろいろな店で売っていた商品です。同社のシュトレンの中にも2種類あって,一つは赤い箱に入ったもので,もう一つは重厚な黒い缶に入ったものでした。両者の味の違いは分かりませんが,日本に運ぶ都合上,重厚な缶入りの方がいいと考え,後者を買いました。四角い缶の横側には「君主の行列」の絵が入っており,なかなか豪華なイメージです(因みに創業者?と思わしき人物の写真入りのロゴも蓋に描かれています。)。
真横から見た写真

缶を開けるとシュトレンの包まれている袋が出てきます。


Emil Reimannのシュトレンはお土産として持ち帰り,日本で食べたのですが,味がシンプルで食べやすかったです。砂糖とバターでシンプルに味付けをしているようでして,本場の味というのは,こういうものだったのかと意外な感じを受けました。

このほか,ドレスデン最後の夜に食べた高級レストランCoselpalaisでもシュトレンを取り扱っていたようなのですが,こちらは残念ながら売り切れで,買うことができませんでした。

本場のシュトレンを食べた上で振り返ってみると,四ッ谷のPaulや市ヶ谷柳町のFüssenのシュトレンあたりが,本場の味に近く,お勧めなのかもしれません。