道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

ベッカー(新宿区神楽坂)

2008年07月31日 | 食道楽
最近,昼休みの時間帯も打ち合わせの仕事がよく入ります。
弁当を手配しなければならなくなりますが,あまりおいしいお弁当もありません。
そこで,時折,お昼に食べるパンを事前に調達しておきます。
今回は,神楽坂ベッカーのドイツパンにしました。クラップフェン,ラウゲンシュタンゲ,ブレッツェル等を食べました。
写真はラウゲンシュタンゲです。本格的なドイツパンの味は,つかの間の休息を与え,仕事の忙しさやストレスもしばし忘れさせてくれます。

冒頭の写真はラウゲンシュタンゲ

クラップフェン

BLUEDOT BDP-2700K(ポータブルDVDプレーヤー)

2008年07月30日 | 買い物道楽
ドイツのDVDを原語で見る相方のために,AmazonでリージョンフリーのDVDプレーヤーBLUEDOT BDP-2700Kを買いました。黒いボディーは一応の高級感を出していまして,モバイルパソコンのようです。
バッテリーを装着すると,重量感も出てしまいます。
写真では分かりませんが,リモコンは紙切れのように薄いです。

以前,長距離の区間,新幹線を乗る機会が多かった際に是非ほしいと思っていた機械でしたが,なかなか買うことができないでいました。

相方がドイツの放送局Deutsche WelleからDVDをもらったのを機に今回買うことにしました。PAL対応のDVDが普通に何もしないで映るのには感激します。
以前は全世界対応のビデオ機はかなり高額な時期もありましたから。

私はプレーヤーが届いてから相方に,「DVDプレーヤー届いたよ。これでドイチェ・ヴェレの『逃亡するイヌ』のDVDを見られるよ。」と言ったのですが,相方は怪訝な顔。その時に私は気づいたのでした。Googleで間違った検索ワードを入れて検索すると出てくる例の「もしかして○○」という表記が相方の表情に出ているのを。
「もしかして 『逃亡する馬』」

私は「ああ,その要するに,その逃亡する馬だ。」と言ったのですが,「イヌ」という発音が消せるはずもなく,しばらく「逃亡するイヌ」のボケネタで家庭の話題をとってしまいました。「馬も四つ足,犬も四つ足」なのですが・・・

トリスタンとイゾルデ(パリ国立歌劇場・Bunkamuraオーチャードホール)

2008年07月28日 | オペラ道楽
日曜日にBunkamuraオーチャードホールで,パリ国立歌劇場の「トリスタンとイゾルデ」を見ました。
以前にもブラッセルで見たことがある演目ですが,舞台に動きがありませんでしたし,夜12時過ぎまで上演が続いたこともあり,第3幕目で熟睡してしまった経験がありましたので,今回は寝ないようにドリンク剤まで飲んで行きました。

舞台中央に映画館のように大きなスクリーンがあり,そこに画像が表示されます。
第1幕目では,スクリーン上で,はるか遠くから男女(オペラ歌手ではありません。)がやってきて,だんだん近づいてきます。男女は全身大の大きさになったところで,身の回りのものをためらいながら少しずつ取り外し,最後に全裸になります。その後,男女は,水を浴びたり,水の中を泳いだりします。この男女がそれぞれトリスタンとイゾルデを象徴しているのだそうです。
第2幕目ではスクリーンは,夜の景色や昼の景色,さらには愛を感じている人間を表した絵のような画像も映し出します。他方、舞台では,トリスタンとイゾルデの密会の場面を目の当たりにしたマルケ王は慟哭しながら歌います。トリスタンも密告したメロートにも苦悩の表情が見て取れますが,イゾルデは堂々としていて,迷いは全くなさそうです。
第3幕目のスクリーンは傷ついたトリスタンの心象風景でしょうか。画像はよくわかりません。泳いでいるのも人間なのか,魚なのかもわからないくらいです。最後はトリスタンは息絶えるのですが,スクリーン上の男性は泳いで水面の上にまであがっていきます。舞台のイゾルデといえば,絶命することもなく,周囲が悲嘆にくれる中,一人泰然自若と歌い続けます。

舞台の上は,スクリーン以外は,台が一つか二つ置かれているだけで,登場人物の動きは少なかったです(これは原作の話からして仕方ないと思います。)。しかし,スクリーンで変化をつけてもらったので,興味をもって見ることができました。それでも,今回もまた第3幕目の前半のトリスタンの独唱の部分で少し眠ってしまいました。この部分,どうしても集中力が続かないようです。

イゾルデの侍女ブランゲーネ役の歌手(エカテリーナ・グバノヴァ)の歌がとても良かったです。

神楽坂の阿波踊り

2008年07月27日 | 日常の道楽
昨日,神楽坂まつりの阿波踊りを見ました。
相も変わらず混雑ぶりです。どうしてこんなに人がいるのかと思います。
大久保通りは普通に車通りが激しいので,神楽坂を大久保通りで分断しながら阿波踊りをしていました。牛込警察署の方も事故がないように規制するのが大変です。
阿波踊りのグループもいくつもあったようなのですが,交差点のところで数グループを見たところで,早々に退散しました。


神楽坂ほおずき市

2008年07月26日 | 日常の道楽
7月23日水曜日に神楽坂のほおずき市に行きました。
信じられないほどの混雑です。狭い道路なのに歩行者天国にもせず,タクシーが車道を次々と通るすぐ脇の歩道には出店が立ち並び,思うように進めません。
浴衣姿の若者や子供たちが目立ちました。

善国寺についても,人と屋台ばかりが目立ち,ほおずき市はどこという状態でした。

私も別にほおずきを買いたくて出かけたのではないですし,人が混んで居場所がないので,善国寺にお参りをすませてすぐに退散しました。

ほおずき市の様子





帰りに五十鈴のあんみつを買って食べました。
翌日には相方が,出店の一つの鮒忠で土用の丑の日にあわせてうなぎの蒲焼きを買ってきました。

五十鈴のあんみつ


ミュン(本郷4丁目)

2008年07月25日 | 食道楽
1年以上も行っていなかった本郷のミュンに久しぶりに行きました。
以前にこの近くに住んでいた時は,よく食べに出かけた店です。
いつも決まって食べるのは,生春巻き,揚げ春巻き,青いパパイヤのサラダ,ベトナムスープです。以前はベトナム風海鮮スープがあり,ホタテや海老がおいしかったのですが,これはなくなってしまいました。
このほかにもう一品としてチャーハン,牛肉かけそーめん等を頼みます。
今回は,セット料理にして,さきほどの4品にチャーハンを組み入れたセットにしました。
昔,ここによく行っていた時は,海鮮スープが日によって塩分が強かったり,激辛だったりと日によって味が変わるので,それも面白かったのですが,今はどうなっているのでしょうか。

新宿御苑のミュンにも行きましたが,こちらは地下1階のため,店内がやや暗い感じがしました(味はよかったです。)。また,四谷三丁目のティン・フックは本郷のミュンと同じで2階なのですが,外から様子が全く見えません。
やはり,入りやすさと店内の雰囲気は本郷店のミュンが一番よいと思われます。

冒頭の写真がベトナムスープです。

生春巻き


揚げ春巻き


青いパパイヤのサラダ


パイナップルチャーハン





ブラック・ブック

2008年07月24日 | 映画道楽
この週末に映画「ブラック・ブック」を見て,いつものようにamazonにレビューを書きました。
この映画は,1944年のオランダが舞台となっています。
家族を殺されたユダヤ人のラヘルがオランダのレジスタンスの仲間となり,スパイとしてナチス幹部に接近しますが,レジスタンスにも裏切り者がいて・・・という話で,誰が通謀しているのかハラハラしながら見るサスペンスのような映画です。

ここでも,ホルスト・ヴェッセル作曲のナチス党歌「旗を高く」が歌われる場面があったり,鉤十字の国旗の前でラヘルが歌う場面があったりしました。


「青春のロシア・アバンギャルド」展(渋谷・東急Bunkamura)

2008年07月23日 | 美術道楽
Bunkamuraの「青春のロシア・アバンギャルド-シャガールからマレーヴィチまで」を見に行きました。モスクワ市近代美術館の所蔵するロシアの現代絵画展でして,時期としては20世紀初めからいわゆる大粛清の時代の前の時代までを対象にしています。
カンディンスキーやシャガールはさすがに分かりますが,ピロスマニ,マレーヴィチ等の名前は,残念ながら知りませんでした。その意味では,名前も活動も知らない画家の絵が多かったのですが,アンリ・ルソーやキュビズムの影響を受けたことは一見してよくわかりました。

特によかったのは,マレーヴィチの画家としての足跡をたどることができたことです。マレーヴィチは1920年代まではキュビズム風の,味のある作品を残していたのに,スターリン時代になり社会主義リアリズムしか許容されなくなると,測量技師となってしまい,駄作といってもいいような人物画しか残せなくなってしまいました。とても残念なことですが,時代背景を考えればやむを得なかったことはよくわかります。


ア・ラ・カンパーニュのガトー・オ・ペッシュ(新宿区小田急)

2008年07月22日 | 食道楽
小田急百貨店でア・ラ・カンパーニュのケーキ,ガトー・オ・ペッシュを食べました。
ア・ラ・カンパーニュは,そもそもは神戸市兵庫区西柳原町の会社で,東京オフィスは荒川区西尾久にあるようです。株式会社ハットトリックというのが本来の名前のようです。

新宿にはいろいろデパートのケーキがありますが,ここのタルトは一番のお気に入りです。
なぜかといいますと,ここのタルトは,季節の果物をふんだんに使っているからです。いつもその季節しか味わえない果物のタルトがあるのです。例えば,以前に食べたさくらんぼうのタルトなどは,表面がさくらんぼうだらけです。

今回食べたタルトも,桃がこれでもかというくらいにのっていて,しかもみな缶詰ではない生の桃です。タルトの生地よりも,桃を沢山食べたような気がします。


文京朝顔・ほおずき市

2008年07月21日 | 風流道楽
文京朝顔・ほおずき市に行きました。
こんにゃくえんまで知られる源覚寺でほおずき市を,伝通院で朝顔市をやっていました。
それぞれの会場で,鉢を売るというシンプルなスタイルで,売り場の面積も大きくありません。浅草のほおずき市と比べると随分と規模は小さいです。

文京区では,朝顔市とほおずき市を同時期に開催して,しかもイベントを入れることで,集客を図っているようですが,私の行った時間帯は朝で,イベントもなく,人も多くありませんでした。

初めの写真は、伝通院の様子で,こちらはこんにゃくえんまの様子です。



ぱんが(新宿区若松町)

2008年07月20日 | 食道楽
「ぱんが」にはよく行くので,登録して「ぱんがポイントカード」を作りました。生年月日を登録しましたら,誕生日に焼き肉の肉2,3人前をプレゼントしますという葉書が来ました。
早速出かけて見ましたら,無料で提供されるとはとても思えないような立派な肉の盛り皿が運ばれ,店員さんからも「お誕生日おめでとうございます。」と声をかけていただきました。

焼き肉は,この盛り皿でも十分なくらいでしたが,少し肉の追加注文をしまして,さらにいつものようにお気に入りの「海鮮チヂミ」を頼みました。その後に野菜クッパを頼むつもりでしたが,お腹がいっぱいになって,ご飯を軽く食べて終わりにしました。
無料でごちそうになった肉もとてもおいしく,非常に得をした気持ちになりました。
ご機嫌な気持ちになれたので,またすぐにでも「ぱんが」に出かけてしまいそうです。


お気に入りの海鮮チヂミ




携快電話ZERO

2008年07月19日 | 日常の道楽
5月に携帯電話N905iを購入して以来なおざりになっていた,携帯電話の引っ越しをするべく,携帯電話ZEROのソフトを購入しました。
メールや電話帳は移転済みだったので,画像の引っ越しがメインだったのですが,なぜかうまくいきません。引っ越す前のN506iが古すぎるからなのでしょうか。結局,携帯電話のカメラで撮った写真は,microSDカードを利用した引っ越しになりました。
このほか,私の携帯には,ドイツのアニメDie Sendung mit der Mausのキャラクターであるマウスの画像が多数あります。日本でも「Die Mausマウス」というサイトがあり,携帯版もあるのですが,その携帯サイトからとった画像です。
ところが,このマウスの画像はmicroSDを利用しても,ダビングできませんでした。
結局,携快電話ZEROを買って実現したかったことはすべてできませんでした。いったい何のために買ったのやら・・・

丸太町かわみち屋のそばぼうろ(京都市上京区丸太町通河原町西入)

2008年07月18日 | 食道楽
相方の京都土産の続編です。

相方が京都に出張すると,いつもお土産に買ってきてもらうものの一つに「丸太町かわみち屋」の「そばぼうろ」があります。
そば粉でつくったクッキーのように甘いぼうろで,さして特徴があるわけではありません。しかし,素朴な味わいでして,私も京都で暮らしていた時は,上京するたびにこれを京都土産にしていました(ただし,一般的には京都のお土産に適しているとは思いません。やはり普通であれば,鶴屋吉信などがいいかと思います。)。

そういえば京都でも7月16日の宵山,17日の山鉾巡業と祇園祭が終わったところです。



Gold Pfeilのキーケース

2008年07月17日 | 買い物道楽
相方から誕生日のプレゼントにGold Pfeilのキーケースをもらいました。
Gold Pfeilはドイツの革製品の有名なブランドです。大きな矢印のついた金具がトレードマークです。

昔,相方と新婚旅行にドイツに出かけた際に,柄にもなくミュンヘンやハンブルクのブランドショップ街でGold Pfeilの財布,ベルト等をお土産に買いましたことから,今でもこのブランドの製品を買いそろえています。既に紳士用カバン,セカンドバッグ,財布,カードケース,名刺入れ等を持っています。

洗練されたブランドというよりも,革等の質にこだわった製品で,ドイツ通の方々の中には愛用している人も多いようです。以前にBunkamuraで魔笛を見に行ったときには,近くの席の紳士のセカンドバッグもGold Pfeilでした。

Gold Pfeilは銀座1丁目にとてもセレブな感じのコンテス・ゴールドファイル銀座店がありますので、そこで買えますし,新宿伊勢丹でも買えます。