新国立劇場でまもなくコルンゴルドの「死の都」が上演されます。
それにあわせたトークショーに行って参りました。
広瀬大介先生(青山学院大学准教授、音楽評論)が最初に解説をし、次いで指揮のヤロスラフ・キズリンクさんから説明があり、最後にこの演目でカバーをつとめるお二人の歌手増田のり子さんと萩原 潤の歌を聞き、お二人からもお話を聞くという流れでした。
広瀬先生は、リヒャルト・シュトラウスのご専門のようで、シュトラウスとコルンゴルドの対比、「アラベッラ」と「死の都」の音楽的な展開の流れの共通点などをお話しされていました。
増田のり子さんは、第1幕より「マリエッタの歌」、萩原潤さんは第2幕より「ピエロの歌」を歌いました。カバー歌手は、本来の歌手が病気等で降板になった際に、すぐにでも交替することができるように常に準備しておかなければならないこと、準備も、自分の個性を殺して本来の歌手に変わっても違和感がなく、観客が見ていられるようにする準備をしなければならないのだというようなお話を聞き、非常に興味深く思いました。NHK朝ドラの「あまちゃん」の中のアイドル誰それのシャドーというような話とダブらせながら聞いていたのですが、なかなかカバー歌手も大変のようです(なお、少なくとも萩原潤さんはカバーとしてだけではなく、新国立劇場の他の演目では正規の歌手として歌っているようです。)。
オペラトークでは演出の話はなかったようです(少し心身の疲れからウトウトしましたので、自信がありません。)。
今から「死の都」楽しみです。
実は、このオペラの演目は初めてなので、もとになったローデンバックの小説「死都ブリュージュ」は読みましたし、その後、DVDを輸入して映像としても見ました。ローデンバックの小説とオペラの話は登場人物の範囲、名前も含めて随分違いますし、ストーリーも正反対の内容です(詳しくは書きませんが、オペラの方は明るい終わり方です。)。
実は買ったDVDはフィンランドの歌劇場の上演のもので、今回の新国立劇場の演出と同じものです。新国立劇場のチラシの写真を見て、どこかで見たことのある場面だなと思いましたら、既にみたDVDの舞台の写真でした。演出もすべてわかってしまっている状態で見に行くので、よくわかるといえばよく分かるのですが、意外感がない状態で見ることになります(この演出、結構こっており、初めて見ると驚く内容なので、意外感がなくなっているのはいささか残念です。)。
予習しすぎてしまったような気もします。
それにあわせたトークショーに行って参りました。
広瀬大介先生(青山学院大学准教授、音楽評論)が最初に解説をし、次いで指揮のヤロスラフ・キズリンクさんから説明があり、最後にこの演目でカバーをつとめるお二人の歌手増田のり子さんと萩原 潤の歌を聞き、お二人からもお話を聞くという流れでした。
広瀬先生は、リヒャルト・シュトラウスのご専門のようで、シュトラウスとコルンゴルドの対比、「アラベッラ」と「死の都」の音楽的な展開の流れの共通点などをお話しされていました。
増田のり子さんは、第1幕より「マリエッタの歌」、萩原潤さんは第2幕より「ピエロの歌」を歌いました。カバー歌手は、本来の歌手が病気等で降板になった際に、すぐにでも交替することができるように常に準備しておかなければならないこと、準備も、自分の個性を殺して本来の歌手に変わっても違和感がなく、観客が見ていられるようにする準備をしなければならないのだというようなお話を聞き、非常に興味深く思いました。NHK朝ドラの「あまちゃん」の中のアイドル誰それのシャドーというような話とダブらせながら聞いていたのですが、なかなかカバー歌手も大変のようです(なお、少なくとも萩原潤さんはカバーとしてだけではなく、新国立劇場の他の演目では正規の歌手として歌っているようです。)。
オペラトークでは演出の話はなかったようです(少し心身の疲れからウトウトしましたので、自信がありません。)。
今から「死の都」楽しみです。
実は、このオペラの演目は初めてなので、もとになったローデンバックの小説「死都ブリュージュ」は読みましたし、その後、DVDを輸入して映像としても見ました。ローデンバックの小説とオペラの話は登場人物の範囲、名前も含めて随分違いますし、ストーリーも正反対の内容です(詳しくは書きませんが、オペラの方は明るい終わり方です。)。
実は買ったDVDはフィンランドの歌劇場の上演のもので、今回の新国立劇場の演出と同じものです。新国立劇場のチラシの写真を見て、どこかで見たことのある場面だなと思いましたら、既にみたDVDの舞台の写真でした。演出もすべてわかってしまっている状態で見に行くので、よくわかるといえばよく分かるのですが、意外感がない状態で見ることになります(この演出、結構こっており、初めて見ると驚く内容なので、意外感がなくなっているのはいささか残念です。)。
予習しすぎてしまったような気もします。