どういうことか9月の末から11月末まで、仕事以外何もできないようなひどい勤務状態になり、ブログを放置してしまいました。そうはいいながらも、その間に京都旅行に出かけたり、オペラに行く時間だけはしっかり確保したりしていたのですが・・・
12月もまだ後始末に追われ、3か月も放置したブログにようやく手を付けています。
その間にイタリアの記憶はどんどん遠のいてしまいました。
ローマ初日で止まっていたのですが、Da Massiでおいしい昼食を食べた後は、コルシーニ宮の向かいにあるファルネジーナ・キージ荘に行く予定でした。ここはラファエロのフレスコ画があります。
ところが・・・ここは14時で閉館でした。
サン・ピエトロ寺院とコルシーニ美術館で疲れてしまい、いったん休憩をということで、Da Massiで昼食をとった後、ついたのは14:30ころ。もう閉館です。
そこで、この日の最後の目的地サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会に向かいます。
ここも12:00から16:00まで休みとなるので、16:00まで近くの美術館で時間をつぶしました。写真展を開催中で、広島の原爆ドームで撮影された写真もありました。
さて、ようやく入ったS.M.イン・トラステヴェレ教会ですが、ユリウス1世によって4世紀の半ばに完成された、ローマ最初の公的な教会堂ということです。
内部はこんな様子です。
床のこのデザインが特徴的です。
後陣のモザイク《キリストと聖母》
ドメニキーノ《聖母被昇天》
ほかにも由来は不明ですが、このような作品もあります。
下の写真の彫像の後ろに本来のみどころである《玉座の聖母子》(ファサードのモザイク)があるのですが、映っていません。