更新が遅れています。
昨日ようやくこの記事を書き上げたのに、なぜかgooのブログはみな接続不良で更新することができませんでした。
気を取り直して、本日、更新です。
ローマ2日目は駅からバスでナヴォーナ広場まで行き、コロンナ宮に行きました。
ここは、土曜日しか一般公開されていません(それ以外の日はプライベートで予約をする必要があります。)。
貴族の屋敷であるこの場所が有名なのは、映画「ローマの休日」で王女が記者会見を受ける場面の撮影がされた場所であるからです。
コロンナ宮(Palazzo Colonna)は15世紀に建築され、18世紀に再建されたということです。
建物の2階に上がって見学を開始するのですが、すぐに「ローマの休日」で有名な階段にでます。そして、そこを降りて大広間に行きます。途中、階段の上に砲弾があります。これはフランスの2月革命の余波を受けて1849年に誕生したローマ共和国に対し、教皇ピウス9世を救出するという名目で侵入してきたフランス軍が攻撃し、ジャニーコロの丘から発射した砲弾が着弾した後といわれています。
階段にめり込んでいる砲弾がこれです。
ギャラリー大広間、コロンナ・ベッリカの間、風景画の間、マルティヌス5世神格化の間など。所狭しと絵画が密着して並べられていますが、解説は番号を頼りにほかの場所で見なければならないので、とても見にくいです。
カラッチ《豆を食う男》
大した絵ではないと思うのですが、この絵が一番有名です。
アンドレア・デル・サルト《聖母子と洗礼者ヨハネ》
写真を撮影した絵は、もはや有名な絵であるからではなく、作者と作品名と照合できたからという選別になっています。
グエルチーノ《守護天使》
さらに進むとイザベッレ王女のアパルトマンに入ります。
中庭が見えます。
タペストリーがきれいです。アルテミジア女王の物語のタペストリーというのが有名のようです(下の写真の中にあるのかどうかも不明です。)。
下の紋章がコロンナ家の紋章ということです。
こちらも所狭しと絵画が飾られています。
グエルチーノ《大天使ガブリエル》
ガブリエルといっても、ist mir egalの歌に登場するMan mit Bauchの人(副首相)ではありません。