東京国立博物館で開催中の「みちのくの仏像展」に行きました。
場所は本館の中ですが、企画展扱いなので、入場には常設展のチケット以外に企画展のチケットを購入する必要があります。
展示が20点未満と小規模な展示ではあります。
展示作品は、ほとんどが平安時代以前のものです。
タイトルから江戸時代の東北諸大名が寄進をした寺の仏像や奥州藤原氏のもとで作られた仏像を漠然と想像していた私のイメージとは違う内容でした。
一木つくりの素朴な造りの仏像が多く、特に解説や音声ガイドに頼らず、ゆっくりと仏像を見つめてみたいという気持ちになりました。
仏像の中には、東日本大震災で実際に被害に遭ったものも少なくありません(中には貞観の大地震の被害に遭ったものもあるそうです。)。
展示パネルの解説には、菅江真澄の「外が浜風」の話なども書いてありました。「外が浜風」の東北の飢饉の惨状を描写した部分は、読んでいて嘔吐しそうになるほどにリアルだったので、よく記憶していた人物でした。
音声ガイドは、あまちゃんで活躍した薬師丸ひろ子でした。
薬師如来像が多いので薬師丸ひろ子なのではなく、やはり「潮騒のメモリー」を歌ったから薬師丸ひろ子の音声ガイドなのでしょう。
この企画展の売り上げは震災の復興支援に用いられるとのことです。
場所は本館の中ですが、企画展扱いなので、入場には常設展のチケット以外に企画展のチケットを購入する必要があります。
展示が20点未満と小規模な展示ではあります。
展示作品は、ほとんどが平安時代以前のものです。
タイトルから江戸時代の東北諸大名が寄進をした寺の仏像や奥州藤原氏のもとで作られた仏像を漠然と想像していた私のイメージとは違う内容でした。
一木つくりの素朴な造りの仏像が多く、特に解説や音声ガイドに頼らず、ゆっくりと仏像を見つめてみたいという気持ちになりました。
仏像の中には、東日本大震災で実際に被害に遭ったものも少なくありません(中には貞観の大地震の被害に遭ったものもあるそうです。)。
展示パネルの解説には、菅江真澄の「外が浜風」の話なども書いてありました。「外が浜風」の東北の飢饉の惨状を描写した部分は、読んでいて嘔吐しそうになるほどにリアルだったので、よく記憶していた人物でした。
音声ガイドは、あまちゃんで活躍した薬師丸ひろ子でした。
薬師如来像が多いので薬師丸ひろ子なのではなく、やはり「潮騒のメモリー」を歌ったから薬師丸ひろ子の音声ガイドなのでしょう。
この企画展の売り上げは震災の復興支援に用いられるとのことです。