道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

鳥取すいか(鳥取県倉吉市)

2008年08月31日 | 食道楽
再び楽天で鳥取すいかを購入しました。
今回は三朝温泉のある倉吉市のものです。
期待に反せず,甘くておいしく,大きくかったです。
西瓜は基本的にどこでもとれる食べ物ですが,西日本では鳥取産の西瓜は有名です。

ネットショッピングでのすいかの購入も今年はこれでおしまいだと思います。

浅草サンバカーニバル

2008年08月30日 | 日常の道楽
本日,浅草サンバカーニバルに行ってきました。
あまりの人の多さと湿度の高さに耐えきれず,1時間も見ませんでしたが・・・
以前に,牛込柳町の七夕祭りでサンバカーニバルを見てよかったので,今回も出かけてみたのですが,見物人が多すぎてパレードは見にくかったですし,パレードも参加チームが企業のPR的なものも含め非常に多く,お祭りとしての色彩が強かったようです。本格的なチームのパレードをあまり見ることができないまま帰りました。

噂に違わずカメラをもったオジサン(私もですが。)が多かったですが,外国人の見物人も多かったようです。
その後,天候は崩れてしまいましたが,最後までカーニバルは続いたのでしょうか。

ジークムント・イェーンの宇宙飛行から30年

2008年08月29日 | ドイツ語
一昨日のドイツのニュースによれば,旧東独の宇宙飛行士ジークムント・イェーンの宇宙飛行から8月26日でちょうど30周年ということです。イェーンは旧東独の兄弟の国(兄弟は選べませんから)ソビエト連邦の宇宙船ソユーズ31号に乗って旅立ち,帰還後は当時の国家評議会議長エーリッヒ・ホーネッカーから国家の英雄として祝福されたそうです。

映画「グッバイ・レーニン」で主人公アレックスが憧れていた宇宙飛行士こそがこのイェーンでした。映画では,壁崩壊後,イェーンに似た人物がタクシー・ドライバーとして現れ(ただし,イェーン本人とは断定されていません。),旧東独の世界観の変化が表現されていますが,実在のイェーンは宇宙飛行士としての経験をもとに博物館を開いているそうです。

オスタルギーのお話でした。

写真はイェーンの宇宙飛行を記念した旧東独の切手です。なお,統一後の1992年にはドイツのアニメのキャラクター「マウス」のぬいぐるみもドイツの宇宙飛行士とともに宇宙船ミールに乗ったそうです。

LenovoR60eのバッテリー交換

2008年08月28日 | 日常の道楽
軽井沢の休暇のことを続けて書きましたが,もちろん休暇はとうの昔に終わっています。
あくせくした毎日が始まりましたが,その間にもいろいろなことがありました。

相方のパソコンのバッテリーが故障したのです。相方のパソコンはLenovo R60eで,昨年の5月に購入したのですが,ここのところバッテリーの調子が悪く,電池メーターの表示が時々零になるといったことが続いていましたが,とうとう零になったまま充電をすることができなくなり,パソコンは動かなくなりました。私のパソコンもR61で電池が共通だったため,こちらの電池を入れたところ無事,動いたので,電池が原因であることが明らかでした。
サポート期間は終了していたので,対応する電池をwebサイトで確認し,購入する前に一度最終確認しようとLenovoのサポートセンターに電話をすると,何と無料で電池交換をしてもらえるとのこと。早速お願いしたのですが,最初に来たのは,B5モバイルパソコンのX60用の電池。対応していないので,再度,交換をお願いしたところ,翌日には正しい電池が届きました。
相方のパソコンも無事動くようになりました。

今回のことで学んだのは,やはりサポート期間の延長は申し込んだ方がいいということと電池交換(○ンヨーの製品でした)等には応じてくれることもあるので,駄目もとでも一度サポートセンターには相談した方がいいということです。

ゆり園(軽井沢プリンスホテルイースト・長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月27日 | 日常の道楽
軽井沢浅間プリンスに宿泊しましたら,プリンスホテル・イーストのゆり園の入場券が付いていました。冬にスキーのゲレンデとなるところでユリを栽培しているのだそうで,この間もテレビ東京の旅番組で紹介していました(私は,この番組で紹介された,プリンスホテル・ウェストのコテージの宿泊プランに申し込もうとしたのですが,だめでした。)。
最初は,わざわざユリ園を見に行くつもりなどなかったのですが,帰りの時間調整のため,結局立ち寄りました。意外によかったです。スキーのリフトで上がっていくのですが,リフト券は有料でした。相方と私は,いずれもリフトを止めてしまったトラウマのような過去があるので,今回もリフトを止めてしまうのではと妙な緊張感を持ってリフトから飛び降りましたが,今回は大丈夫でした。
曲がりくねったゲレンデを徒歩で降り,ユリの花を見ながら,降りました。
ソロモン王の栄華にも優ると言われるユリが咲き誇っていました(野に咲くユリではありませんが。)。

ふもとまで降りてリフト脇のレストランでコーヒーを飲みましたが,そこのトイレは屋外にあり,暖房設備もついていて,まさしくスキー場そのものの構造です。
浅間はゴルフ専用のホテルでしたが,こちらはスキー専用のホテルです。

リフトの様子


浅間山の景色:これで見納めです。



腸詰屋(長野県北佐久郡軽井沢東)

2008年08月26日 | 食道楽
軽井沢駅近くに腸詰屋というソーセージ店があります。
牛の上に豚,その上に鳥が乗っている,ブレーメンの音楽隊の出来損ないのようなロゴの店です。

食事もできるようになっているのですが,ここのソーセージは日本とは思えないほどおいしいです。
ソーセージの盛り合わせのセットで食べたのですが,サラミも含めてどれも本場のドイツの味でとてもおいしかったです。特に感激したのは,白ソーセージです。本場ミュンヘンのソーセージと比べてもひけをとりません。ゆでた白ソーセージにナイフを入れて皮をむき,店の特製のマスタードをかければ,ミュンヘンにいるような気持ちです。

店内ではお持ち帰り用のソーセージも売っています。品数が多く,こちらもドイツの肉屋のようです(ただし,ドイツの肉屋にあるような,憎々しいブタのポスターはありません。)

また,ドイツのおいしい食材を売っている店を見つけました。
神楽坂ベッカーのパンと腸詰屋のソーセージを一緒に食べたらさぞかしおいしいことと思います。

カフェ&グリルキッチン カスターニエ(長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月25日 | 食道楽
大賀ホールでコンサートを聴いた帰りに,「カスターニエ」というイタリアンレストランで夕食を取りました。
駅から近いところで,チーズで有名な「アトリエ・ド・フロマージュ」の反対側にあります。2階に入り口がありますが,入りやすい雰囲気で値段もお手頃です。
サラダ,パスタ,ピザ,デザートの付いたセットを頼んだのですが,おいしかったです。特にピザはくせがなく,チーズとトマトとトッピングの野菜の味のバランスがよく,おいしくいただきました。個人的には。アトリエ・ド・フロマージュのピザよりこちらのピザの方がおいしく感じました。

写真は,はまぐりのパスタです。ピザは写真を撮る前に食べ始めてしまったので,公開することができる写真がありません。



かぎもとや(長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月24日 | 食道楽
信州といえばそばのイメージです。

しなの鉄道の中軽井沢駅のすぐ近くに「かぎもとや」というそば屋があります。手打ち生そばの店でして,繁盛しています。
ざるそばの大盛りを食べたのですが,きちんと手打ちでつくったそばでおいしかったです。ただ,昼時であまりに混んでいたこともあるのでしょうか,ややそばが堅めでして,堅めのそばが好きな私にはよかったのですが,この点は客の好みにもよって評価が分かれるかと思います。

とても繁盛している店ですし,そば屋という性格からしても,あまり店でゆっくりとくつろげないのがやや難かと思います。

「かぎもとや」という店の文字が,なぜか私には「カジモド」に見えてしまいまして,なかなか店の名前を覚えることができませんでした。

軽井沢タリアセン(長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月23日 | 日常の道楽
軽井沢ではタリアセンにも行きました。塩沢湖周辺の地域を整備して,美術館,庭園,レストラン,テニスコート等の施設を集めたスポットです。駅からこの近辺まではサイクリングロードも整備されており,自転車でもストレスなく行くことができそうです。

タリアセンとは、ウェールズ語で「輝ける額」という意味で,ケルト神話の知恵者にして芸術をつかさどる妖精「タリエシン」に語源があるとのことです。

軽井沢高原文庫では「有島武郎と軽井沢展~その死と文学を問う」という企画展を開催していました。私自身は,有島武郎にはあまり関心はないのですが,その小説のモデルにもなったキリスト者内村鑑三の手紙等は興味深かったです。内村鑑三は,ミルトンの「闘技者サムソン」のことも高く評価しており,かねてから関心がありましたが,内村鑑三もまた軽井沢ゆかりの人のようです。

タリアセンにはほかにも深沢紅子野の花美術館やペイネ美術館もあります。

しかし,こういうところに来て余暇を楽しむのに最もいい方法は,あくせく美術館に行くことではなく,爽やかな風に吹かれて湖面を見ながら散歩をしたり,カフェに入ったりしてゆっくりと過ごすことだと思います。リフレッシュというほとんど忘れかけている言葉の意味を思い出させてくれます。

下の写真は近くにあった「エルツおもちゃ博物館」です。



メルシャン軽井沢美術館(長野県北佐久郡御代田町)

2008年08月22日 | 美術道楽
軽井沢メルシャン美術館にも行きました。
企画展としてシャガール展をやっていました。
展示してある絵は高知県立美術館や会社,個人から借りた絵の展示でそれほど大規模というものでもありませんでしたが,地方都市のしかも交通が便利ともいえないような地域で,きちんとした企画展を開催するだけで立派だと思います。しかも,ここだけの企画展であるにもかかわらず,展示カタログまで販売しています。
ランチはレストラン「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」はもちろん予約がいっぱいで入れず(軽井沢の人気レストランの2号店とのことです。),カフェの「白樺堂」で食事をしましたが,爽やかな風に吹かれながらオープンテラスで陽を浴びて食事をしていますと,何ともいえず幸せな気持ちになります。

美術館に隣接するワイン販売コーナー(メルシャンプラザ)でワインの試飲もすることができます。ワインも嫌いではないのですが,酒に弱いので,その後の道中に差し支えると困るので,今回はやめました。
販売しているワインも高額なものからお手頃なものまでさまざまです。

下の写真はメルシャン美術館から見た浅間山です。



セゾン現代美術館(長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月21日 | 美術道楽
昨日軽井沢から帰宅しましたが,しばらく軽井沢の紹介をしたいと思います。

軽井沢で面白かったものの一つにセゾン美術館があります。
以前は高輪にあったものを移して造った現代美術専門の美術館とのことです。
王女マルガリータに扮した森村泰昌の自画像もありました。国立新美術館のウィーン美術史美術館展にはまだ出かけていないのに,パロディ作品の方を先に見てしまいました。
マーク・ロスコの赤い絵もありました。ロスコの絵は,佐倉にある川村美術館でも見たことがあります。

このほかアンゼルム・キーファーの作品を見ることもできました。展示されていた2つの作品(「革命の女たち」と「ヘリオガバル」)とも強制収容所の中のベッドが墓標のような作品でした。キーファーは,フライブルク大学で法律学を学んだ後,ボイスのもとデュッセルドルフアカデミーで美術を学んだそうでして,ゲルハルト・リヒター,ジグマール・ポルケ,ゲオルグ・バゼリッツと並ぶドイツ現代芸術の巨匠です。この4人を4頭立て二輪戦車(クヴァドリーガ)になぞらえた表現もあるようです。私自身はあとの3人の作品は展覧会等で見たことがあったのですが,キーファーの作品は見る機会に恵まれなかったので,感激しました。

軽井沢の森の中にこんなに素晴らしい現代美術専門の美術館があるとは知りませんでした。

軽井沢大賀ホール音楽祭( 軽井沢大賀ホール・長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月20日 | 日常の道楽
今年で二回目となる軽井沢八月祭という音楽祭が開催中です。その中の一つとして軽井沢大賀ホール音楽祭がちょうど開かれています。今日はリレーコンサートで200円でコンサートが聞き放題でした。
音響効果のいいホールでした。さすがソニーの大賀さん。いいホールを作られました。

軽井沢浅間プリンスホテル( 長野県北佐久郡軽井沢町)

2008年08月19日 | 日常の道楽
軽井沢浅間プリンスホテルに宿泊しています。浅間山が見えるホテルのはずですが、曇りのため見えません。
ホテルはゴルフ場に隣接しており、ゴルフ客向けのホテルです。ゴルフはしないのですが、ほかに空きのあるところが見つからずこちらに泊まることになりました。
携帯電話は使えますが、WillcomD4は使えません。

【追加】
最終日の朝にすばらしい浅間山が見られました。
このホテルは共用部分のトイレが更衣室につながっていて,更衣室の先には外への出口があり,そのままゴルフカートに乗れるようになっていたりと,ゴルフをする人にとっては至れりつくせりのホテルです。ゴルフをしない相方と私は明らかにういていました。市の中心部からも遠かったですが,ホテルの中はとても静かでしたし,浅間山の景色がよかったので満足することができました。

ベランダ見た浅間山とホテル付属のゴルフ場(ゴルフ場付属のホテルという方が正確か?)。



敵こそ,我が友(銀座テアトルシネマ・中央区銀座1丁目)

2008年08月18日 | 映画道楽
銀座テアトルシネマで「敵こそ,我が友-戦犯クラウス・バルビーの3つの人生―」を見ました。ドキュメンタリー映画です。

ナチス親衛隊のバルビーは,戦争中,リヨンでレジスタンスの弾圧,ユダヤ人強制収容所への移送等に関わります。そのときについた名前が「リヨンの虐殺者」。第1帝政期から復古王政期に活躍した,警察大臣ジョセフ・フーシェにつけられた名前と同じ名前を付けられることになります。

そして戦後。バルビーはそのままヨーロッパで活躍します。アメリカ陸軍情報部で反共運動の工作員として暗躍し,時には極左にも接触し,その影響は90年代にまであったとのことです。バルビーは自らは訴追を免れる一方で,フランスにおける戦犯(反レジスタンス)の裁判で証言までします。

しかし,フランスからの引渡しの要求が強くなると,アメリカはバルビーを南米に亡命させ,バルビーは南米で武器密輸やクーデターに関わり,反共の軍事政権を支え,また南米におけるネオナチの中心になっていきます。

最後に,軍事政権と麻薬の密売の関係が明らかにされ,アメリカが軍事政権を見限らざるを得なくなったときに,バルビーはフランスに送還され,終身刑になります。そして,刑務所内で病死。

バルビーの言葉「皆が皆私を必要としていたのに,裁かれたのは私一人だけだ。そこが不公平だ。」
映画の主人公はクラウス・バルビーですが,テーマはバルビーという個人を超え,「敵の敵は友」の理屈のもと,反共のためにはナチスや独裁政権を利用することも全く意に介さなかったアメリカのパワー・ポリティクスだったような気がします。インタビューの中でも,イスラム原理主義者の利用についての言及もありました(私自身は,このほかにもサダム・フセインやチャウシェスクのことも思い出しました。)。

映画の最初にはベトナム戦争の時の有名な裸の女の子の写真も一瞬写っていましたし,映画のポスターにはアメリカの国旗もあるのですが,国旗の星の半分がナチスの鉤十字になっていました(たまたま映画館の前を通りがかった観光客と思わしきアメリカ人グループは,暢気に皆でこのポスターの写真を撮っていましたが,このポスターの意味は全く分かっていないのでしょうね。)。

本作品では,非常に多数の関係者のインタビューが回転よく,次々と流れていきます。少し気を抜くとついていけなくなります。私は疲れていたこともあり,南米編の前半は完全に眠ってしまい,チェ・ゲバラの逮捕・処刑への関与の話を見ることができませんでした。DVDが販売になったら,是非丁寧に見直したいものです。


Willcom D4のメタボ化

2008年08月17日 | 買い物道楽
7月中に買ったWillcom D4にサービスとして付いた大容量バッテリーパックが到着しました。
装着した形が上の写真です。
思いっきりメタボ化しています。

しかし,この大容量バッテリーパックは不可欠なものというのが使ってみた実感です。
というのも,マシンがVista+1Gのメモリー+ウィルスバスターという3重苦にあえぎ,いつも起動して作業ができるようになるまで,大いに時間を要しているからです。インターネットエクスプローラーが使えるようになって,googleを立ち上げ,そしてgmailの一覧を表示して,個々のメールを見るとこの作業をするまでに相当な時間がかかります。そうこうしているうちに,1時間しか使えない標準装備のバッテリーでは,パソコン上の電池の表示が1個少なくなってしまうのです。OSやソフトとメモリーのバランスが良くないので,作業に長時間を要することが不可避のため,これを支えるにはパワフルな電池が不可欠なのです。私はWillcom D4に仕事のツールとしての機能を期待せずに買いましたからよいのですが,本格的に仕事に用いることを想定している方にはWillcom D4はお勧めできない機種です(なお,メモリーの増設はできません。)

下の写真は,大容量バッテリーパックを外した「減量」後の写真です。